降って来るもの

写真と散文とぽえむ

丑の誓約~SI30 まえがき~

2024-01-21 21:52:25 | 詩30

     丑の誓約~SI30 まえがき~

 

 多岐に亘る言語の街道を歩き続けることに決め、その判断に些かの迷いもなく第一歩を踏み出す。

 恐らく次の言語群の間でも、その根幹をなす主流は”老いに就いて”に違いないが、さりとて悲観的にはならず、勿論、楽観的になれる程の余裕もないのだが、その時々の有りの儘の自己を凝視し、観測し、解析し、吟味して搾り出される、或いは抽出される言葉の一つ一つを丁寧に拾い上げ、結び、繋げ、魂を籠め、もって人生の後期を飾る念珠のように我がinochiとコラボさせたいと想う。

     2024 1/21 22:04 万甫

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丑の存念ⅩⅨ~あとがき㈠~

2024-01-21 06:46:51 | 詩29

     丑の存念ⅩⅨ~あとがき㈠~

 

 R5 8/8 に一先ずSI28の”あとがき”を書いて終止符を打ち、その翌日の8/9から再びpenを握って書き始めたSI29の原稿が、今日算段していた140頁を越えた。

 五ヶ月に及ぶ日時と4万語に亘る単語を意図する形式に納めて書き綴った日々の、降って来る、掠めてゆく、湧いてくる、過ってゆく思惟の数々と、彷徨える丑の存念と時々の意識の変遷の叙述。

 僕にとってそれはperiodの無い取り組み。天啓の成すべき行為。そんな認識を元手に直ぐにSI30に向かって歩き始める。書けなくなるまで、天恵の種が尽きるまで・・、anata方の存在を道連れに。

 

     丑の存念ⅩⅩ~あとがき㈡~

 

 勝手な思い付きだけれど、140頁4万語に達したこのSI29を此の「丑の存念ⅩⅩ~あとがき㈡~」で閉じたいと思う。もともと自由自在に想を練り、思いつくまま原稿用紙を埋め、期日も成り行き任せにしてきた此のSI29。

 12年でひと廻りする干支の七廻り目に入った丑の、年月を重ねて今抱く存念を吐露した140頁。

 肯定否定、賛否両論、或いは好悪まちまち、熟読積読いろいろの現実が有るだろうが、僕は相変わらず倦まず弛まず諦めず”anataに届ける!!”を第一義の目的にして前を向き、休みない日時と連動して続きのSI30の”まえがき” の一頁目に向けて今から歩き始める。

      2024 1/21 06:44 万甫

 

PS もしも読んで見たいと・・、カテゴリーに在る其其の数字をクリックしてくださいね

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丑の存念ⅩⅧ~言伝~

2024-01-20 21:23:33 | 詩29

     丑の存念ⅩⅧ~言伝~

 

存命のことも

筆力のことも

勿論

幸不幸の巡り合わせも

運不運の糾える縄具合も

何一つ

鮮明な結節点は無いけれど

附与されているのは

今、在り!!の

些かな安堵だけだけれど

inochiは必然として

有ると思う未来へしか

来ると思う明日へしか

繋いではゆけないから

僕は今日

絶えず過去へと様変わりしてゆく

僕のlanguage worldから離脱して

新しいpassionの僕のcosmosへと

歩き始めるのだ

 

その決意の言伝に

細やかに”あとがき”を置いてゆく

     2023 1/20 21:21 万甫

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蝋梅㈡~御所市 船宿寺~

2024-01-20 06:09:42 | 御所

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 予報通り降る土曜日の朝6時12分デス。何となく物寂しくて重苦しい一日の始まり、せめて春に先駆けて咲くこの”蝋細工”のような可憐な「蝋梅」の”そこはか”とした甘い香りを届けられたら・・

  

※関西花の寺二十五ヶ所霊場第二十二番 高野山真言宗「医王山 船宿寺」

 

境内の満開になった大きな蝋梅の木

  

   

    

    

ほんとに繊細な蝋細工のようです

  

   

 

  

     さて、今日の外交は如何しましょう・・? 1/20 06:20 まんぼ

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丑の存念ⅩⅦ~Inspiration~

2024-01-19 20:49:06 | 詩29

      丑の存念ⅩⅦ~Inspiration~

 

降る、湧く、掠める、過る

主力は他動的な動詞だが

注力はインスピレーション

活力は天啓の閃き

 なかなか

磨こうにも研ごうにも

自動的には

作用しきれない授かりものだが

 それでも

気息を調え、静謐を選び

集中力の練度をあげれば

時偶に掌中にできる

 

まるで神懸かり的な解説だが・・

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高天原伝承地へ~高天彦神社~

2024-01-19 06:51:51 | 御所

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 もう一つ訊ねた”蝋梅”の名所に行く前に、天孫降臨の高天原伝承地に寄ってきましたよ巨木に囲まれた如何にもそれらしい社と謂われある水車。もう一度初詣を、否、二度目の神様参りをしてきました

  

    

    

如何にも、そういう伝承に相応しい荘厳さです

  

    

社殿の横に、此れも伝承の”凍った水車”が

   

   

「高天水車」凍り付いた水滴がキラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

さて、再び”蝋梅”の馥郁の香りを嗅ぎに・・  1/19 06:50 まんぼ

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丑の存念ⅩⅤ~Wait~

2024-01-18 20:50:10 | 詩29

     丑の存念ⅩⅤ~Wait~

 

待つこと=wait

待てること=watch

それが明日を呼び込む

必須の項目になるかも知れぬ

 

つまり

開運の時を待てる

開花の時期を待つ

結実の時を待てる

成就の時期を待つ

 

何事も、難儀に滞る時は

想いが行き惑う時は

渾沌の渕に嵌った時は

些かの明りも見えぬ時は

僅かの灯火も感じられぬ時は

etc・・

 

待つこと、待てることが大事

長い長い時間を費やして

身に沁みて学んだこと

 

僕には最早、そんなに潤沢に

時が残されている訳じゃないけれど・・

 

 

     丑の存念ⅩⅥ~ぐるぐる~

 

田圃をぐるりと囲うようにある

一周3百m程の細い道を

ぐるぐる、グルグル歩いた

人生と表記される人の一生も

若しかしたら

そんな具合なのかも知れぬと

妙に納得しながら・・

 

何処かに起点が在って

後は、半径幾十、幾百㌔の範疇を

それぞれの目的と歩幅で

ぐるグルguruと・・

 

握ればサラサラ啄木の砂で

けれど、時たま砂上の楼閣を創る

 

我等、一蓮托生

この水の惑星の住人

この蒼い星の運命共同体

 

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蝋梅㈠~御所市高天寺橋本院~

2024-01-18 06:52:47 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 何気なく見ていたローカル局の”話題コーナー”で放映されていた早咲きの蝋梅。あの春の匂いを含んだ透き通る黄色が忽ち脳裏に浮かんで、早速、快晴の予報だった昨日女房とで一時間ばかり走る県西の御所市まで行ってきました

 番組で紹介されていたところと、折角の遠出だからとインターネットで調べたもう一ヶ所を訪ねて、微かな”春の気配”を感じてきましたよ

 

  

   

    

訪ねたその一は

  

微かに一足早い”春の香り”を嗅いできました

  

咲き残る十月桜も

  

     小雨が降って、まだ夜の続きのような・・ 1/18 06:50 まんぼ

 

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突然考

2024-01-17 20:31:39 | 詩29

 

     突然考

 

突然の不幸は

数多の人に、多量に齎される

阪神然り、東日本然り、

熊本然り、能登然り、

不幸は

その様に不意に訪れるのに

幸福や、幸運は、

その恩恵は、僅かな者にしか届かない

 

 それは若しかして

 不幸でない事の有幸なのかも知れない

 

何と云うunbalance

何と云う不手際

其処に神や仏の関与が有るとしたら

信じる対象さえ失う

 

如何いう力学でそれは生まれる?

選びようのない不幸は

如何いう手順で繰り出される?

 

ああ、突然の明暗

ああ、突然の雲泥

ああ、突然の哀楽

 

偶々の安寧に居て

掛けるべき言葉を模索するけれど

・・・・

明日は我が身!だと、慄くしかないのだ

 

 

     丑の存念ⅩⅢ~兎に角~

 

兎に角、先ず、望むことだ

どんなに遥かな希求でも

どんなに場違いな夢でも

どんなに嘲笑の標的でも

兎に角

先ず

望むことだ

それだけでも

その対象に幾らか

近づける

例えそれが

僅か一mmの前進だとしても

 

その昔から

万里の道も六十センチの一歩から・・と

 

  

  2024 1/17 20:30 まんぼ

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Lapis Lazuli~最上級~

2024-01-17 07:04:33 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 起床06:15、如何した訳か今朝も6時を回って少し寝過ごし感が・・

起きるとすぐに空を覗く。夕べの天気予報では高気圧に覆われて快晴になるとかで、06:18、空を見ると正に“最上級”のラピスラズリの夜明け前の空が・・

1/17 06:18

    

それから15分過ぎて、勿体なくてもう一枚”一會一繪”の「lapis lazuli」を

    何か良い事が有りそうな空デス  1/17 07:04 万甫

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