エンジェルトランペットは、トランペットを下向きにぶら下げたような花ですが、
同じような形ながら、上向きに咲いている花と出会いました。トゲトゲの実のようなものもついていました。
調べてみると、チョウセンアサガオという花で、エンジェルトランペットとは近縁種だそうです。
エンジェルトランペットはよく見かけますが、上向きに咲いている花を見たのは初めてです。
チョウセンアサガオの名は、江戸時代に薬用として渡来し、外国産で、アサガオに似ているということでつけられたそうで、
原産地は朝鮮ではなくて、東南アジアだそうです。
近縁種のエンジェルトランペットの原産地はブラジルで、本名はキダチチョウセンアサガオといい、
かつてはチョウセンアサガオ属に分類されていたそうです。どちらも薬用植物ですが、毒性が強いため、
取り扱いには注意を要するそうです。
朝はひっそりとしていた団地内の公園、今はにぎやかになっています。
夏の風物詩ともいえる夏休みのラジオ体操、通常より早く起きなければならないとかで、親たちには不評のようですが、子どもたちは楽しそうで、はつらつと動きまわっていました。
早朝ウォーキング中に通りかかり、一緒に体を動かしました。元気をもらいました。
体操終了後は一斉に1か所にかけよっていきました。ハンコを押してもらうのが主目的かも。
ラジオ体操の歴史は古く、現在のラジオ体操第1は昭和26年に、第2はその翌年に誕生したのだそうです。昭和26年といえば私が小学校に入った年です。小学生の頃、近くのお寺に集まっていたのをおぼろげながら覚えています。 連綿と続いているようです。
近年は昼夜の区別も薄くなってきており、若い親達には不評なようです。しかし、子どもたちには、やはり早寝早起きの習慣をつけてやって欲しいものです。
キンカンの花が満開となり、あたり一面にいい香りが漂っていました。
ミカンなどの柑橘類の花は5月ころ咲くものと思っていましたが、なんと、調べてみると、
キンカンの花は、春(5月頃)・夏(7~8月)・秋(10月)と年3回も咲くのだそうです。
まっ白い花弁がきれいでした。みかんの花よりもちょっと小振りのようでした。
あたり一面にジャスミンのようないい香りを漂わせており、ミツバチもやってきていました。
既に小さな実をつけている枝もありました。キンカンは、花後に結実しなければ、
10日ぐらいの間隔で再び同じ芽から出蕾して咲くといった開花の仕方を数回繰り返すそうです。
この実はいつの花に結実したのでしょう。ちなみに、夏の花が一番よく結実するのだそうです。
こんな大きな木でした。冬に実をいっぱいつけていたのを見たことがあります。
キンカンは、昔から咳やのどの痛みに効果的であるとされ、親しまれている果物のようです。
ビタミンCやビタミンE、ヘスペリジン、食物繊維など様々な栄養成分を豊富に含み、
血流改善や老化・病気の予防、疲労回復などに効果を発揮するそうです。1本育ててみたいですね。
今日は父の69回目の命日でした。墓参からの帰路、平和公園前で信号待ちしました。
辺りに夕日が差し、平和の門がきれいでした。今の広島は平和そのものです。
しかし、中東やウクライナでは戦闘が激化、民間機の撃墜まで起きています。
平和の門は愚かさを嘆いているようでした。
平和の門は被爆60年を記念し、仏の芸術家と建築家が制作し、市に寄贈したものだそうです。
門とその足下の敷石には、世界49か国の言語で「平和」の文字が刻まれているそうです。
全世界が平和になるということはあり得ないのでしょうか。
私の父は、昭和20年7月22日、ルソン島(フィリピン)の山中で戦死したそうです。
私達家族を残して、その心中や如何に・・・。
戦争は絶対に起こしてはいけないものです。