四季折々

~感じるままに~

愛の花

2024-06-25 05:20:45 | 写真・花
あちこちで今、「愛の花」が咲き誇っています。
昨朝はこの愛の花(アガパンサス)を下から見上げました。
アガパンサスは、ギリシャ語でagape(アガペ= 愛)とanthos(アントス =花)が語源とか。   

雨上がりの昨朝06:30頃出会ったものです。













歩道より一段高い民家の庭で咲いていました。
この花を下から見上げるのは初めての体験でした。

薄紫色の花がしっとり濡れていてきれいでした。
むし暑い朝でしたが、さわやかさを感じました。
冒頭記載のとおり、アガパンサスの名は「愛の花」が語源のようですが・・・
ジューンブライドの季節に咲くことからも、
「恋の訪れ」「恋の便」「恋の季節」「誠実な愛」など、
「愛の花」の名にふさわしい花言葉が並んでいるそうです。

なお、和名は「紫君子蘭」というそうですが、君子蘭とは縁もゆかりもない、ユリ科の植物だそうです。

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花と蝶

2024-06-24 05:20:36 | 写真・花
♪ 花が女か 男が蝶か・・・
おもしろい形の花を写していたら、きれいな蝶が飛んで来ました。

花はこんな形で、「丹頂アリウム」という名のようでした。







ネギかニンニクのような葉で、茎が40~50㎝伸びてその先端に花がついていました。

紫色の小花が球状に集まり、その花の上の方から順次咲いているようでした。
この咲きそろう過程で、てっぺんが赤紫に見えるので「丹頂」と名付けられたそうです。
アリウムという名は、古代ラテン語で「ガーリック」を意味するとか。

蝶はこんな文様で、「ツマグロヒョウモン」のオスでした。


写真を見て気づいたのですが・・・

顔の部分の下側に丸まった糸のようなものが見えます。 口吻(こうふん)のようです。
通常は巻いていて、
蜜を吸うときは伸ばすことができるようで・・・



自由に操ることができるようでした。
口吻について、ちょっと調べてみると・・・

ジャバラ構造の筒になっていて、ゼンマイのように丸めることができるそうです。
そして、なんと、口腔ポンプというポンプがついていて、これが膨張・収縮をすることで液体を吸い込み、
ポンプにはちゃんと弁がついていて、上流下流の開け閉じができるとか。

素晴らしい機能ですね。

花にも色々な形のものがあり、蝶(蜂など)にも色々な機能を持ったものがおり・・・
自然界は不思議でおもしろいですね。
(歌の文句どおり、花が女で、男が蝶〈や蜂〉かも)

なお、この写真は先日(6月21日16:50頃)写していたものです。


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遅い梅雨入りですが・・・

2024-06-23 05:30:17 | 写真・花
昨日午前、中国地方と北陸地方の梅雨入り発表がありました。
中国地方では過去3番目の遅さとか。今年の梅雨は短そうですが・・・

昨朝のウォーキングではツユクサ(露草)に出会いました。





群生していました。
ツユクサは、梅雨の雨に濡れた様子からツユクサと呼ばれるようになったともいわれているそうです。

この写真を写した頃は薄日も差し、降りそうにはない空模様でしたが、その後降り始め・・・


広島地方気象台は午前11時、「中国地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年より16日遅く、昨年より24日も遅い梅雨入りだったようです。
今年の梅雨は「短期集中型」の梅雨になる見通しとか。
短いのはいいですが、各地で大きな災害などなければいいですね。
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ヒルガオとツバメ

2024-06-22 05:21:05 | 写真・花
川原でヒルガオ(昼顔)が咲いていました。
写真を撮っていると、近くでツバメが1羽休んでいる(?)のに気づきました。

昨日16:00ころでした。




ヒルガオの向こうにツバメがいるのに気づきました。


ツバメをズームアップしてみました。


さらににズームしてみると・・・



口を開けていました。
ワンちゃんが暑いときに口を開けて呼吸をするように、ハーハー言っているようでした。
暑いはずですね。真っ黒の燕尾服を着ていては、この夏空には耐えられないようでした。

周りでは何羽かが水面近くを舞っていました。
飛んでいたら涼しいだろうに・・・ 巣立って間もない子ツバメだったのかも。

ヒルガオ(昼顔)はこんな花と葉でした。

ヒルガオ(昼顔)は、ヒルガオ科のツル性植物とか。
 一日花で、早朝(5時頃)に咲いて、夕方(16~18時頃)しぼむそうです。
アサガオ(朝顔)に似ているものの、どことなく素朴な感じで、きれいな色でした。

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ぶどうの環状剥皮

2024-06-21 05:00:00 | ぶどう・野菜
昨日午前、ぶどう(安芸クイーン)の環状剥皮(かんじょうはくひ)を行いました。
安芸クイーンは紅色系品種ですが、暖地では着色しにくいぶどうです。
このような品種の色づきをよくするため、研究確立された技術がこの環状剥皮です。

幹の樹皮(表皮)を環状に5mm幅で剥ぎ取ります。

薄皮も剥ぎ、削りカスなどをきれいに除去します。

環状剥皮の前に、まず剥皮部分周辺の粗皮を剥ぎ取りました。
粗皮はマイナスドライバーなどを利用し簡単に剥ぐことができます。
そして、カッターナイフと5mm幅のドライバーを使って環状剥皮を行いました。

専用の器具も開発されているようですが、この2つで難なく行うことができます。
この技術が開発された当初は1㎝幅で行われていたようです。
しかし、5mm幅が一番効果大との結論に至っているようです。

剥皮完了後はほかに処置すべきことはなく、幅広テープを数回まいて保護しておきます。

テープは約1か月後に除去します。
そのころには癒合(ゆごう)がかなり進んでいます。

今回は主幹の地上1.2mの地点で行いました。
     
棚全体に効果を及ぼしたい場合、主幹のどこかで行います。どの高さでもいいようです。 

今回の下方に過去行った痕跡がたくさん残っています。数えて見ると9か所ありました。
最初頃は5mm幅が難しく、7~8mmで行っていたので大きな痕が残っています。

昨年はスルーしたところ、色づきが全然だめという状態でした。
  
この環状剥皮の適期は、満開から30日~35日後だそうです。
今回は、31日~34日に当たり適期内でした。
この処理を行うことによって、表皮の中を通っている“師管”という養分の通り道を断ちます。
光合成で生産される養分を根などに移行させず、果実に蓄積することができるのだそうです。
色づきがよくなり、食味もよくなるとのことです。

ちなみに、本来安芸クイーンはこんな色になるぶどうですが・・・
趣味での栽培なので、こんなにまできれいになったことはありません。

このプレートは、2007/11/11に購入(「花ひろば」ネット通販)したときのものです。
植えて17年目を迎えています。

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