囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

私も一気読み!「原発ホワイトアウト」

2014-01-11 13:39:03 | 日記
加齢とともに、私の活字離れが進み、最近はあまり本を読まなくなりました。
そんな、私ですが、この本だけは一日で読んでしまいました。



「原発ホワイトアウト」と言う本が評判になっていることは新聞報道などで知っていました。上の写真は東京新聞の切り抜きですが、その著者に「秘密保護法」のことについてコメントを求めた記事です。

今回、この本を読む気になったのは全く別の理由です。

私は、新潟県上越市の市議会議員の橋爪法一さんのブログを、毎日読んでいます。
その橋爪さんの先日のブログです。



家に戻ってからはずっと読書をしました。じつは、この正月に読んでおきたいと思っていた本がありました。『原発ホワイトアウト』(若杉冽著、講談社)です。300ページを越える本でしたが、一気に読みました。いまの政治の暗部をぐさりとやった、すごい本ですね。ぐいぐい引き込まれました。新エネルギー基本計画のことや秘密保護法のことまで出てきて、原発再稼働をねらう動きが現在進行形でつかめます。本の最後では新崎原発(柏崎刈羽原発がモデル)での過酷事故発生が描かれています。いま事故が起きたら、どうなるかもよくイメージできます。それにしても、なにからなにまで、よく調べてありますね。この本は原発問題を考える上での必読文献と言ってよいでしょう。


昨日本屋で買い、読みだしたら止まらず、橋爪さんと同様、一気に読みました。
感想も橋爪さんの言う通りです。
橋爪さんは、新潟県人ですから、モデルとなっている柏崎刈羽原発や新潟県知事のことがより切実なのでしょう。
原発を考える上だけでなく、秘密保護法や今の政治のありようを考えさせられる本でした。

ぜひ、ご一読をおすすめします。
コメント
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