昨日、テレビのニュースを見ていたら、日本航空が妊娠した客室乗務員(スチュアーデス)にマタハラをして、裁判に訴えられたと報じていました。どんな事件なのか知りたいと思っていたところ、今日のしんぶん赤旗にこんな記事が載っていました。
昨年8月客室乗務員が、妊娠したことを会社に告げ、地上勤務にして欲しいと申し出たところ、「働く場所がない」とのことで、「無給」の休職にされてしまったと言うのです。
労働基準法では、妊娠中の女性から請求があれば軽易な業務に転換させねばならない、男女雇用機会均等法では、妊娠、出産を理由とした不利益扱いをしてはならない と定められています。
日航は、軽易な作業があるにも関わらず、こうした作業につかせず、「無給」の休職にしたことは典型的なマタハラです。今後の裁判の行方が注目されます。
ときあたかも、今日は日本航空の株主総会が行われたそうです。そこでは、日航の民営化の経過の中で不当に首切りをされた日航争議団(解雇されたパイロットと客室乗務員)の人たちが日本航空の株主総会会場への沿道で、職場復帰させるべきだと宣伝したそうです。
人員不足で夏の繁忙期に臨時便を十分出せなければ、会社にとっても損失です。そして、御巣鷹30年の空の安全、昨日のマタハラ提訴についてもアピールしてそうです。
昔も、今も労働者の人権を無視続ける日本航空のやり方に、改めて怒りを覚えました。
安倍政権は、少子高齢化対策、女性の輝く社会 などと言葉だけをもてあそんでいます。その一方で、「一生派遣」「金さえ払えば首切り自由」など、財界の望むような労働法制に改悪しようとしています。そんな政権の意向が大会社の日本航空のマタハラを助長したとも思われます。日本の財界は、労働者の人権を無視して、社会的責務をはたしていないと思います。
残念でなりません。
昨年8月客室乗務員が、妊娠したことを会社に告げ、地上勤務にして欲しいと申し出たところ、「働く場所がない」とのことで、「無給」の休職にされてしまったと言うのです。
労働基準法では、妊娠中の女性から請求があれば軽易な業務に転換させねばならない、男女雇用機会均等法では、妊娠、出産を理由とした不利益扱いをしてはならない と定められています。
日航は、軽易な作業があるにも関わらず、こうした作業につかせず、「無給」の休職にしたことは典型的なマタハラです。今後の裁判の行方が注目されます。
ときあたかも、今日は日本航空の株主総会が行われたそうです。そこでは、日航の民営化の経過の中で不当に首切りをされた日航争議団(解雇されたパイロットと客室乗務員)の人たちが日本航空の株主総会会場への沿道で、職場復帰させるべきだと宣伝したそうです。
人員不足で夏の繁忙期に臨時便を十分出せなければ、会社にとっても損失です。そして、御巣鷹30年の空の安全、昨日のマタハラ提訴についてもアピールしてそうです。
昔も、今も労働者の人権を無視続ける日本航空のやり方に、改めて怒りを覚えました。
安倍政権は、少子高齢化対策、女性の輝く社会 などと言葉だけをもてあそんでいます。その一方で、「一生派遣」「金さえ払えば首切り自由」など、財界の望むような労働法制に改悪しようとしています。そんな政権の意向が大会社の日本航空のマタハラを助長したとも思われます。日本の財界は、労働者の人権を無視して、社会的責務をはたしていないと思います。
残念でなりません。