囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

所沢市が再び有名に?

2015-06-26 22:32:51 | 囲碁きちのつぶやき
私の住む埼玉県所沢市の出来事が、再び新聞、テレビなどメディアで大きく取り上げられています。前回は、中学校のエアコン問題でした。航空基地に隣接する中学校に、国が設置費用の補助金をつけたのに、藤本市長が「小中学校にエアコンは不必要」と補助金を返上し、設置しないことにしてしまいました。これに怒った保護者などが、「エアコンは、航空機の騒音から授業を守るもので絶対に必要」と住民投票を求め、投票の結果、市民の過半数の賛成を得てしまったのです。その結果、藤本市長はシブシブ対象の中学校にエアコンを入れることにしました。この顛末が、マスコミに大きく取り上げられました。今回の問題です。



保育園に入園中の子をもつ母親が、次の子を出産して育児休業をとったら、入園中の上の子は保育園を退所させられてしまう と言うのです。この取り扱いはおかしいと藤本市長にその撤回を求めたが、応じてもらえず、母親たちは市を相手に行政訴訟を起こしたのです。このことが再び大きくマスコミで取り上げられています。

一旦、退所させられた子どもは育児休業が終わった後に、保育園に戻れるという保証もなく、これでは共働きが続けられなくなり、結局、女性を職場から追い出すことになります。安倍政権は、「女性が輝く社会に!」などと言っていますが、この言葉にも逆行すると母親たちは怒っています。

所沢市は、2度も全国にその名が知れわたることになりました。この所沢市を私は誇りに思っています。勿論、それは藤本市長がいるからではありません。「おかしいことは、やはりおかしい。」と住民投票を求め、また行政訴訟に訴えた市民が所沢にはいることに対してです。

今年の秋には、所沢市長選挙があります。市民の声を聴こうとしない市政が大きく転換する契機になってほしいと思っています。
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