囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

お仕事

2015-10-03 18:04:48 | 囲碁きちのつぶやき
95歳になる私の母親の「お仕事」は、デイケアーに通所することです。週4回、行っています。
今朝の、「ご出勤」の様子です。



お迎えは、いつも9時ころに来ます。母親は、デイには喜んで行っています。
来所者の中で、最高齢に近いようで、職員のみなさんがとても大事にしてくれるからのようです。
もう一つ、デイでお風呂に入れてもらえるからです。残念ながら、自宅では母親をお風呂に入れられる人はいないからです。出る食事も気に入っているようです。連絡帳を見ると、食事は殆どの日が「完食」です。

夕方、5時前に帰って来ます。



自宅に帰ると、仕事を終えたサラリーマンのように大威張りです。お茶をのみ、お茶菓子を食べます。「おやつ」の後、2時間もしない内に、夕食もしっかり食べるのですから驚きです。
そんなこともあり、最近「体重が増えた」と言っています。

老健施設が沢山出来て、お客さんの奪い合いなのか知れませんが、職員さんは、言葉使いや態度がとても良いです。でも、この方々は過重な労働の割に賃金がとても低いようで気の毒です。職員さんの出入りも多いようです。

安倍首相が発表した「アベノミクス 新3本の矢」のひとつに「「安心につながる社会保障」(介護離職ゼロの実現)」があります。軍事費ばかり増やし、社会保障費は切り下げて、こんなことが実現できる訳がありません。現に、「介護離職」は現実に起こっているし、今後も増えることはあっても、「ゼロの実現」などあり得ません。財界の意向のままに、「生涯派遣」の非正規労働者を増やす政策をやっているからです。

母親の「デイのお仕事」と職員さんの姿を見て、過酷な仕事に見合うよう労働条件が向上して欲しい とつくづく思いました。
コメント (4)
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