囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

北陸旅行の思い出 3

2015-10-22 17:37:04 | 旅行
北陸の旅、3日目で印象に残ったことを書いてみます。

◎ ガイドが良かった一乗谷朝倉氏遺跡
 朝食後、一乗谷朝倉氏遺跡に行きました、歴史遺跡などあまり面白くないところだと思って行きました。1573年に織田信長に攻められ、すべて焼き尽くされた朝倉氏の遺跡です。



一乗谷は一度は地下に埋もれてしまったそうですが、近年、その跡が発掘され、往時の様子が大分判ってきたようです。当時の家並みや屋敷などが復元され、往時の衣装に身をまとったスタッフが沢山配置されていました。

私が感心したのは遺跡を案内してくれたガイドの説明です。80歳代と思われる女性でしたが、話は饒舌、身の動きは軽やかで楽しく遺跡を見学しました。そのガイドさんは、「きんさん、ぎんさんの歳までガイドをやりたい」と張り切っていましたが、ツアー客はみなさん、その方から元気をもらった と喜んでいました。



左から2番目がガイドさんです。昔のことをわかりやすく、かみ砕いて楽しく説明してくれました。おかげさまで、退屈な処と思っていた場所が、とても楽しいところになりました。ガイドの案内ひとつでこんなにも変わるものか と感服しました。

◎ 同姓のよしみで? =永平寺

古刹 永平寺に行きました。曹洞宗の大本山の広い堂内を若い禅僧の案内で廻りました。堂から堂へ、長い階段ばかりで大変でした。



身体の不自由な連れ合いはかなり難儀しました。その上、線香の煙、一番体にさわるものものでした。

参拝を終わり門前町でランチとなりましたが、私の同姓のお店を見つけ、そこで食べました。



食べたのは、名物の「おろしソバ」で、80歳代と思われるおばあちゃんが作ってくれました。永平寺の参拝で喉が乾いたので、ビールをお願いしたところ「置いていない」と言われました。参拝前はともかく、参拝後の人にもお酒を出さないお店に律儀さを感じました。(こちらが、不謹慎?)

「姓」を名乗り、埼玉から来たと話しました。おばあちゃんは、「埼玉には大関という姓は多いのですか?」と聞きました。「殆どいません。」と話すと、「こちらでも少ない姓です」と言いました。何でも、木曽義仲の末裔のようなことを話していました。私の先祖は「武蔵野武士」とは聞いていません。二代前までは、商人でした。
帰り際には、「これをお持ちになって!」とお土産までもらいました。



売り物の永平寺味噌をいただきました。単に同姓と言うだけで、お土産までいただき、恐縮しました。
民芸品が主流で、ソバ、コーヒー、ソフトクリームなども販売していますが、5~6人も座ればいっぱいになってしまうお店です。永平寺にお出かけの際には、「大関」と言うお店にぜひ寄ってみてください。永平寺橋の隣にあります。

◎ こんな看板が・・・ =安宅の関
歌舞伎の勧進帳の元になった「安宅の関」後に行きました。まず、安宅神社に参拝しました。禰宜さんなどスタッフ?総出なので驚きました。全員が社殿に上がらされ、巫女さんから説明を受けました。要は、義経の故事にちなんで、この神社のお札は「艱難除けにご利益がある」と宣伝したかったのです。あまりにも商業主義でしたので、びっくりしました。でも、お札を一つ買いました。800円でした。連れ合いは、病を得て、今、難儀しています。病が平癒して、難儀が取り払われれば と思いました。お賽銭替わりです。

関の裏浜にはこんな看板が立っていました。



日本海に面したこの辺りは、拉致や不法上陸があつた所のようです。厳しい現実を思い知らされました。

◎ 金箔ソフトを賞味!

最後は、加賀伝統の金箔工芸品を見ました。確かに、見事でしたが手の出るような品物はありませんでした。拝金主義ではありませんが、一番安い「金箔ソフト」を賞味しました。



ソフトクリームの上に金箔を貼りつけたものです。800円+税 でしたが、話のタネにはなりました。美味しかったです。

何よりも、弾丸ツアーでしたが、無事、旅程をこなせて良かったと思いました。
コメント
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