私の父が亡くなって16年が経ちました。命日が来週と言うこともあり、子や孫がお墓参りに来てくれました。私たちは昨日、お墓参りを済ませていました。
明治の元号の最後の年の生まれた父親は、太平洋戦争の戦中、戦後を苦労して生きて来ました。
晩年は穏やかな生活を送ることが出来ました。でも、最近の世相はその「穏やかな生活」が再び戦争する国つくりのため脅かされています。
子や孫にお墓参りをしてもらった後、家族だけで会食しました。
何よりも、母親が一番喜んでいました。何の変哲もない、こんな景色が平和の証なのかも知れません。
新社会人になった孫娘の話などを聞きながら、明日への英気を養いました。高齢の母親、病を得た連れ合いなど、誰もが明日に向かって励ましあって生き抜こうと語り合ったひと時でした。