内部疾患をもつ障がい者支援施設の喜望園と私たち呼吸器疾患をもつ患者会の共催で、「喜望園いきいきコンサート」が開かれましたので、連れ合いと聞きに行きました。
今回は、7人編成のジャズバンドでした。
トランペット、トロンボーン、クラリネット、ピアノ、ギター、ベース、ドラムの編成でした。
演奏曲目も、「マンボNO.5」「ムーンライトセレナード」から「夜霧よ今夜もありがとう」「鈴懸の径」など誰もが知っている曲ばかりで親しみが持てました。互いの音を聴きあいながら演奏する姿は、正に「音を楽しむ」ようでとても素敵でした。
音響効果もない会場で、目の前で演奏を聴きましたが、60人余りで聴くにはもったいないような音楽会でした。
最後に、「上を向いて歩こう」をジャズバンドの伴奏で全員で歌いました。内部疾患や呼吸器疾患を持つ人たちが互いに助け合い、「上を向いて歩む」姿とかさなり、印象的なフィナーレでした。
演奏者の方が言っていました。「喜望園の理念である”ひとりを大切に、その人らしい生活を尊重します” は私たちのバンドのモットーと同じです」と。
また聴きたいと思った素敵なコンサートでした。