家人が肺機能障害の病になって2年が経ちます。呼吸器疾患の患者会は、いくつかの病院にあり、その勉強会は病院の枠を超えて交流・勉強し合っています。
今日は、複十字病院のHOTの会の勉強会に参加しました。
複十字病院は結核治療の草分け的な病院です。この病院のHOTの会では、今年度「息切れシリーズ」として5回の講座を計画し、今日はその2回目で下。
第1回は所用のため参加できなかったので、私たちは2回目からの参加となりました。
最初に薬剤師さんが、「吸入薬の正しい使い方」と題して、吸入療法の具体的方策を解説してくれました。家人は吸入療法はやっていないので、よく理解できませんでした。
次に、「息切れと呼吸法」と題して、千住秀明先生がお話してくれました。息切れがなぜ起きるのか? 肺の役割、肺機能が落ちても呼吸法を改善すれば、息切れが防げ、行動範囲が広がることをパワーポイントを使って具体的に説明してくれました。そして、腹式呼吸、口つぼめ呼吸の実践も教えてくれました。とても、参考になるお話でしたが、それを実際の生活の中で実践できるかが課題です。
受講した方は、複十字病院の患者さんなど約50人でした。受講者には、私たちのように複十字病院で治療を受けていない人もいました。驚いたのは、九州からワザワザこの講座を聞きに来た方もおりました。
次回は、「痰」の話だそうです。家人は、咳と痰に悩まされているので、次回の講座を楽しみにしています。
HOTの会とは?
在宅酸素療法 ( Home Oxygen Therapy / ホーム オキシジェン セラピー) の頭文字 H.O.T.をとって、この患者会を(ホットの会)とも呼んでいます。 |
|
肺機能障害による呼吸不全など少し動くだけで息苦しさを感じる方の Q.O.L.(生活の質)の向上のため、かかりつけ病院の枠にとらわれず 患者,家族で交流を広げています。 |