12月8日、日本は宣戦布告もないまま、ハワイ真珠湾に奇襲攻撃をかけ、太平洋戦争に突入しました。4年後、日本人だけでなく、アジアその他多くの犠牲者を出し、日本は連合軍に無条件降伏しました。
この悲惨な戦争の惨禍の反省の上に、日本の平和憲法が作られました。この平和憲法を改悪し、なかんずく9条を変えようとの動きがアベ自公政権の下で強まっています。こんな状況のなかで、平和を愛する所沢市民有志が「いまこそ不戦の誓いを!」と所沢駅頭で街頭宣伝を行いました。
午後2時から3時、母親連絡会、新婦人の方々が、戦時中の軍の召集令状の「赤紙」を配りました。
この「レットアクション」には、私の連れ合いも参加していました。
午後3時から4時までは、「憲法を守ろうオール所沢連絡会」のみなさんが街頭宣伝に立ちました。
大きな横断幕の前で、リレートーク、チラシ配りが行われました。
バス降車停から駅に向かうターミナル道です。
駅正面ではリレートークをしました。さよなら原発の会、所沢革新懇、平和委員会、守ろう憲法オール所沢連絡会、新婦人などの他、野党共闘で自公政治を打ち破ろうと民進党、共産党の代表の方の連帯挨拶もありました。
訴えに小学生が聞き入っていたのが印象的でした。
私は、街頭宣伝の市内のうたごえサークルの有志の方の合唱の伴奏をさせてもらいました。
会の冒頭に「青い空は」、会の最後に「戦争はもう嫌だ」の2曲でした。
歌っていただいたみなさんです。
「戦争はもう嫌だ」は、もともとは黒人霊歌だったそうです。駅利用の黒人の家族の方が手を振ってエールを送ってくれました。しかし、この曲はテンポが速く、リズムに乗れずひどい伴奏でした。ギターのHさん、合唱隊のみなさんの歌唱力に助けられての伴奏でした。
延べ130人位が参加した街頭宣伝でしたが、数少なくなった戦争体験者のひとりとして、不戦の街頭宣伝に立てて良かったと思いました。