12月25日付けのしんぶん「赤旗」の「潮流」のコラムです。60歳で定年退職した私にはとても教訓的なコラムでしたので紹介します。
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ことしの流行語大賞や「漢字」への反応はさまざまでした。それを聞くにつけ、なるほど内心励みにしている信条や「言葉」は百人百様です。たとえば人生80年時代。思っていたよりも長い第二の人生は―
▼「元気に長生きするには“きょういく”と“きょうよう”が大切」。地元のスポーツジムで運動に毎日汗を流す先輩の「言葉」です。定年後も教育や教養か、と一瞬思いましたが、違いました。家に独り引きこもらないため、「きょう(今日)行く」ところがあることや、「きょう用」があることが大切だと
▼「子や孫のため、若い世代のため」を信条に、日本社会を変える運動に、第二の人生を燃やす人も。戦争法廃止の国会前総がかり行動で「アベ政治を許さない」と集まる年配者に「シニア左翼」と命名した本が出ました
▼たたかいの現場で流行する「合言葉」があると、非核の政府を求める会の役員から教わりました。「あきらめない、こびない、ぶれない」。頭文字をとって、「活動のAKB」
▼例に挙げたのが、来年3月、国連で核兵器禁止条約の締結交渉が始まる画期的な情勢。切り開いたのは、世界の構造変化とともに、日本の反核平和運動です。被爆者とともにあきらめず、コツコツ、ぶれずに運動してきた成果だと
▼唯一の戦争被爆国なのに、その決議に核保有国に従い反対した安倍政権。被爆国にふさわしい非核の政府を求める運動は、安倍政権打倒の共同につながります。「活動のAKB」は来年も、たたかう合言葉です。
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私も、「アベ政治許さない」を合言葉に、新しい年も「シニア左翼」で頑張ってゆきたいと思います。