囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

励ましあって・・・

2016-12-15 19:51:35 | 日記

今日は家人の呼吸器疾患の患者会の今年最後の例会でした。

「いきいき教室」という名で、10人足らずの患者さんが集まりました。地元の酸素の業者の方もいつも参加してくれています。

液体酸素の方が 2人、酸素ボンベの方が 3人、酸素を使っていない方もいました。

今日は、特に「講師」を招かず、お茶を飲み、お茶菓子を食べながらの交会員同士の交流会でした。

各自の最近の様子などを報告しあいました。呼吸器疾患を抱えているだけでなく、それ以外のトラブルもあります。「ヒョンなことから骨折した」「耳の聞こえが悪くなった」「白内障の手術をした」「酸素機器のトラブルがあった」など、いろいろでした。

でも、一番衝撃を受けた報告がありました。在宅酸素の夫さんを介護していたAさんの話です。その夫さんが介護の甲斐もなく亡くなったとの話でした。在宅酸素のため、家を出たがらない夫さんに代わってAさんが「いきいきの会」に参加し、そこで学んだことを帰宅後、夫さんに報告してきていました。会員のリハや日常生活の話などを夫さんにし、夫さんもその話の中で自分にできることは実践しようと努力してきたそうです。Aさんは夫さんを亡くして寂しいがやるだけのことはやってきたので悔いるところはないと話していました。聞けば、Aさんの闘病生活は20年近くになるそうです。患者会に入って5年、そこでいろいろのことを学び、HOTのみなさんの体験を聞き、いつも励まされてきたとも言いました。今後についても、「今まで通り患者会に残り、自分のできることをお手伝いしてゆきたい」と言ってくれました。とても、感動的なお話でした。

これからも、患者も、家族も手を取り合って病と向き合っていきましょう 申し合わせました。来年の例会は暖かくなり始める3月です。寒さに負けず、次回も元気にお会いしましょう と約束してお開きにしました。

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