今年の「漢字一文字」が発表されました。今日の東京新聞の記事です。
日経新聞の記事によると、政治家の一文字です。
今年の漢字、首相「動」・野田幹事長「忍」
安倍晋三首相は12日、日本漢字能力検定協会が選ぶ今年の漢字が「金」になったことについて記者団に「五輪でたくさん金をとった年は金になる。(東京五輪の)2020年もぜひ金にしたい」と述べた。首相自身の今年の漢字を尋ねると「いろんなことが大きく動いた年なので『動』。来年はなるべく平穏に1年送りたい」と語った。
申し合わせたわけではないが菅義偉官房長官が選んだのも「動」。記者会見で「非常に激動の1年で『動』かと思っていたが、外れた」と述べた。野党では民進党の野田佳彦幹事長が「忍」、共産党の小池晃書記局長は「進」をそれぞれ選んだ。
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そして、私の漢字一文字」は、「怒」です。
毎日、新聞、テレビを見るたびに怒りがこみ上げてきました。今日の「辺野古訴訟」で沖縄県の提訴が退けられ、沖縄県民は「司法までが沖縄差別」、高江のヘリポート建設は強権的に行われ怒り心頭に達しています。年金減額法案が強行採決され、年金生活者は今後の生活に不安が募り、怒っています。TPPで、農業はつぶされ、里山は益々荒廃し、限界集落はどんどん増えるでしょう。酪農家は生業が立ち行かなくなるでしょう。医療、介護など弱者を痛みは日増しに強まるでしょう。カジノ法案も成立しそうです。ギャンブルが「国の成長戦略」などありえません。南スーダンでは自衛隊員は危険な状態に置かれています。原発事故が収まらないまま、新たな「安全神話」のもと、再稼働が次々に始まっています。こんな報道を見たり、聞いたりする度に、私は満身の怒りを覚えます。
でも、ひとりで怒っていてもしょうがありません。怒りを覚えている仲間と手を携えて、こんな政治に、NO- を突きつけましょう。そんな運動の輪を広げるために、怒りを行動として結びつけるようこれからも努力したいと思います。