私の97歳になる母親は、昨年12月にインフルエンザに罹ったのが契機で、身体機能が急に衰えました。誕生日月を前に介護認定の更新審査が行われました。結果、従前の 要介護2 から 要介護5 になりました。ケアマネさんのアドバイスもあり、2月から療養型老健施設に入り、リハビリを受けています。所内では車いすでの生活で、所内での移動もスタッフの介助がないと動けません。
老健施設からは、「リハでの入所期間は、3か月なので、退所後のことを考えて欲しい」と言われました。本人の体力、家庭の事情を考えると、自宅に連れて帰って介護をすることは不可能です。急遽、特養施設をあたってみることにしました。
5月4日に行った施設です。
昨日、行った施設です。
いずれからも入所申込書をもらい、簡単な説明を受けてきました。どちらも、「待機者の方が、100人以上います」と言われました。
「保育園落ちた・・・」が流行語になっていますが、それと同じように「特養に入れない・・・」は、悲痛な叫びです。人生の最初と最後にこんな思いをせざるを得ないことは偲び難いです。
朝日新聞の電子版にはこんな記事もありました。
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特養の入居待ち37万人、「隠れ待機者」の存在も浮上
2017年3月28日12時00分
横浜市内に住む男性(64)は若年認知症で要介護5の妻(64)のため、6年前に5カ所の特養に申し込んだ。ところが、最も早い順番待ちで66番目。100番台もあった。
「生活感のある特養が妻のためにはいいと思ったが、まさかこんなに待つとは思わなかった」
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特養施設の担当者の方っからは、「待機の方が多いですが、申込書を出さないことには始まりませんから・・・」と言われました。連休明けの明日は申込書を出しに行きます。新たな施設も探し、申込書をいくつか出しに行く予定です。
私の大型連休は、施設訪問、連休明けは、申込書の提出となります。晴れた5月・・とは裏腹に、重たい気分でいっぱいです。