地元の日本共産党の後援会が発行する「まちかど」読者の懇談会があり出席しました。この集まりには、所沢市議会議員の荒川ひろしさん、埼玉県議会議員のやぎした礼子さんが参加してくれました。
荒川市議は、所沢駅周辺の再開発問題や地元の北秋津地域の区画整理事業などについて報告しました。
北秋津地域の区画整理については具体的に計画図面を提示しての説明でしたので、質疑が具体的で参加者の声も真剣でした。
その他、遅れている小中学校へのエアコン設置の問題や国保税の値上げ、認可保育園の増設、所沢米軍基地へのオスプレイの飛来問題などなど詳しく報告してくれました。
やぎした県会議員は、自身の「県政報告」を示しながら、現在の埼玉県政の問題点の指摘がありました。
何と言っても、県議93人のうち、自民党が50の過半数を占めていることが県政のネックになっていることでした。自民党議員団のやりたい放題です。その端的な例が「原発再稼働要請意見書」の採択でした。自民党の政務活動費の不正や教育長の問責決議など異常な教育への圧力を強めています。この根源には、県議選挙区の多くが一人区であることです。一人区での「オール野党のような統一候補の擁立の動きはないのですか」の質問に、やぎした県議は「残念ながら、県政段階では統一候補擁立の動きはない」と答えていました。県民の声を反映しずらい選挙制度に根本的な問題があるように思いました。
来年4月には、県議選、市議選が行われます。市政、県政改革のためにも、この選挙で大いに力を発揮することを申し合わせました。