囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

「戦争を放棄した」はずのこの国で・・・

2022-02-18 09:23:05 | 囲碁きちのつぶやき

昨日の東京新聞の朝刊一面を見て、改めて驚きました。

「相手国領空で爆撃、排除せず」との見出しが躍っていました。

国会での防衛大臣での発言です。

併せてこんな解説図も掲載されていました。

これを見て、私は太平洋戦争の発端となったアメリカ、ハワイ・真珠湾への日本軍の先制攻撃を思い出しました。

1941年12月8日、日本軍は真珠湾のアメリカ海軍に奇襲攻撃をかけました。宣戦布告する前とも言われ、奇襲攻撃は成功?しました。「勝った、勝った」で日本中が湧いたのはわずか半年だけでした。後は、大本営発表で事実と真逆のことを発表し、国民と世界の人々に多くの惨禍を残しました。

日本人だけでも310万人と言われる犠牲者を出し、その惨禍の上に戦後の平和憲法9条が生まれました。

その憲法を踏みにじり、再び他国の基地攻撃をする と言うのが「敵基地攻撃能力」です。それを国会で防衛大臣が明言する こんなことが許されるはずがありません。

私は過去の愚かな戦争の歴史に学び、日本が再び戦争する国にならないよう努力したいと思います。

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