「ヒバクシャ&若者たち」の講演会に参加しました。
この日のプログラムです。
最初に大学生の作ったDVDを見ました。
核兵器によるヒバクシャの方の惨禍とそれを継承する人たちの苦労、そして核兵器禁止条約を作るまでの努力を映像で残した記録です。
ヒバクシャの方々が段々少なくなる中での被爆体験の継承を若い方々が残していることに感銘を受けました。
それらの運動を含め実践体験を大学生の高橋悠太さんがお話ししてくれました。
高橋さんは21歳だそうです。私の孫たちより若いです。
若い世代の方々が世界で唯一の被爆体験をした日本の実情と核兵器廃絶を世界にどう訴えてきたをお話ししました。
国会議員一人ひとりに直接あたり、核兵器禁止条約への参加の是非を聴いて回った体験などを話されました。
核兵器禁止条約への参加は国民全体では70%以上が賛成ですが、国会議員では30%程度にとどまっている状況を報告しました。
そして、ロシアがウクライナに侵攻し、しかも核兵器での威嚇さえしていることに触れ、「もしかしたら今日にでも、明日にでも新たなヒバクシャが埋めれかねない」状況に警鐘を鳴らしました。
戦中・戦後を生き抜きヒバクシャの方々の悲惨な状況を知っているはずの私たち高齢者自身が被爆体験をないがしろにしているのではないか と反省させられました。
核兵器が今日にも使われるかもしれない、新たなヒバクシャがまた生まれるかもしれないという状況に対し、私がいかに安穏としているかを改めて反省させられました。
若い方たちからのお話で改めて NO!ヒバクシャ NO WAR の気持ちを新たにしました。