友人のOさんのお別れの会に参列し、いくつかのことを感じました。
Oさんには15日に、医療生協の集まりでお会いしました。ところが17日に訃報があり、びっくりしました。団地の高齢者のおしゃべりの会に参加していたとき倒れ、救急車で病院に搬送されたがダメだったそうです。大動脈剥離だったそうです。年が明けると後期高齢者になる方で、お独り住まいでした。みなさんがいるときに倒れたのは幸いだったと思います。
お別れの会は無宗教で行われました。
大学時代の友人は、部落問題研究会で一緒だったころの思い出を話しました。
団地の友人は、学童保育所つくりのころの苦労を話しました。最初、こども4人で始め、4年後には 70人になったそうです。
別の方は、新婦人の子育て小組のころの思い出を話されました。
ふたりの娘さんやお孫さんも故人の思い出を涙ながらに話しました。それらを聞いていて故人の人柄を改めて知ることが出来ました。
故人とともに歩んできた方々のことばにとても感銘を受けました。
お経も説教もないお別れの会でしたが、こんなお葬式が、私にもふさわしいと思いした。でも、菩提寺があり、形式上は「檀徒」となっているのでクリアしなければならない課題もあります。
人間の最後は自分では決められませんが、Oさんの場合を見て、羨ましいと思いました。心からご冥福をお祈りします。
説教やお経に勝るお別れもある