奈良県の極楽寺で2011年に発見された広島大仏。
この大仏さんは、1950年ヒロシマの復興を願って原爆ドームそばの寺に建立されました。
今年、奈良のお寺から広島に一時帰省されました。
週末、広島市中心部、アリスガーデン、本通り、平和公園をパレード。
商店街で働く人たち、僧侶、修行僧、広島市民によるパレードが行われました。
今、世界は、疫病や戦争で、とても平和に世の中とは言えません。
広島大仏さん、どう考えられているんでしょうかねえ?
広島大仏復興パレードが行われた1950年と言えば、カープが設立された年。
原爆投下から、わずか5年・・・広島市民は復興に向けて働き続けました。
米軍B-29エノラゲイから投下されたたった一発の原子爆弾で14万人が虐殺され、広島の街は焦土と化しました。
カープは、プロ野球12球団中、唯一の市民球団。
新聞社や鉄道会社などの親会社がありません。
「セリーグのお荷物球団」「ビンボー球団」と揶揄されながらも、広島市民のバックアップで解散危機を乗り越えました。
広島大仏、市民球団カープ・・・傷ついた広島市民を励まし続け、復興を後押しした存在でした。
世界に平和を!
コロナの収束、終息を!
広島大仏さんに、お祈りした週末でした。