「イノベーション」で経営学の世界を牽引する米倉誠一郎先生。
先生は、ハーバード大学Ph.D(歴史学)、元一橋大学イノベーション研究センター長。
今年、東京で「ソーシャル・イノベーション・スクール(SIS)」を立ち上げられました。
そして、今回、東京以外で初の開催地として広島を選択。
MBAホルダー湯崎知事率いる広島県も協賛しています。
会場も、県のイノベーションチームの「イノベーション・ハブ・広島Camps」。
CR-SIS
「ソーシャル・イノベーション基本講座 in 広島」
「ソーシャル」「イノベーション」という2つのキーワードに惹かれました。
しかも、広島市での開催。
これは参加しなければなりません。
米倉先生は、危機に強いこの国はコロナも乗り越えられると言われています。
黒船来航による国家的ピンチ、原爆を投下されて亡国の敗戦、オイルショック・・・それを日本人は乗り越えてきたではないかと話されます。
入校者選抜があるということで、志望動機や20年後の予測を文章にまとめて提出、応募しました。
第2期生として、広島の1期生として何とか入学することが出来ました。
米倉学長からは、実に立派な合格証をいただきました(笑)。
そこに書いてあったのが、
「さあ、ええっ!と驚く方法で未来を創造しよう!」
そして、学長祝辞の中で、アーネスト・シャクルトン卿の広告コピーを引用されていました。
「求む隊員。至難の旅。わずかな報酬。極寒。暗黒の日々。絶えざる危険。生還の保障無し。成功の暁には名誉と賞賛を得る。」
南極踏査を目的とした探検隊員の募集の際に、英国のアーネスト・シャクルトン卿が出した広告と言われています。
実に洒落ています。
この学校の目的は、
「社会を1ミリでもいいから、良くする」
「世界に日本があってよかったと思われる国造り」
「社会課題解決型イノベーションに特化するカリキュラム」
「SDGsのグローバルリーダーの輩出」
「2枚目の名刺を持て」
と同時に、「海のものとも、山のものとも分からない、未知の学校」「ドン・キホーテ的学校」とも卑下されています(笑)。
全14会合・・・。
米倉学長を中心に大学の先生、実業家、経営者、NPOなど様々な方々が指導されます。
また、学長の人脈だと思うのですが、日本を代表する企業が10社以上協賛されています。
リアル講義、Zoomオンライン講義、瀬戸内海の島での合宿、研究合宿など14会合。
アウトプットすることが最も効率的なインプットの機会となる・・・学長は言われます。
今年度の後半、忙しくなりそうですが、20人の仲間たちと共にしっかりアウトプットしていきたいと思います。
少子高齢化や景気減速、コロナで閉塞感が漂い始めた広島の街を元気にするために・・・。
ボン・ボヤージ!(良き航海を!)