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ユネスコ世界遺産・原爆ドーム・・・原子爆弾「リトルボーイ」を投下したB29エノラゲイ号の副操縦士の悲しい末路

2022年02月10日 | 社会・経済

いつもの散歩道・・・。

原爆ドームの前を通ります。


原爆ドームは、ユネスコ世界遺産。

広島県で、安芸の宮島の厳島神社とともに世界遺産として永久保存されています。


76年前、米軍B29エノラゲイ号から投下された一発の原子爆弾で広島市は壊滅しました。

14万人もの人間が虐殺されました。

日本人のみならず、アシアの人たちや米国人の捕虜まで・・・。

そのことを思うと、いたたまれない思いになります。


が、その一発の原子爆弾「リトルボーイ」を投下したB29エノラゲイ号の副操縦士だったロバート・A・ルイスも懺悔の言葉を残しています。

上からの命令とはいえ、生涯の中で思う所があったのだと思います。

 

正直言って、このことを説明するために言葉を探しているような感じだ。

神よ、我々はなんということをしてしまったのか?

 

原爆投下後、航空日誌に記されたものと言われています。

ロバート・A・ルイスは、1917年に米国ニュージャージー州で誕生。

地元の高校を卒業して、アメリカ陸軍航空軍(USAAF)に幹部候補生として入隊。

冷静な判断力が評価され、B29のクルーキャプテンに選ばれます。

その後、神戸や名古屋などで模擬原爆の投下訓練。

1945年8月6日午前8時15分、広島市上空3万フィートで原子爆弾「リトルボーイ」を投下しました。

戦後、ルイスはニューヨークとロンドンを結ぶアメリカン航空のパイロットになります。

その後、独学で石彫刻家に変身を遂げます。

しかしながら、晩年は精神と健康を害し、心臓発作で死亡。

享年66歳・・・若い死でした。

 

結局、被害者も加害者もどちらも幸せにはなれませんでした。

何も語れなくなる悲しい事実です。

戦争は絶対にしてはいけない。

核兵器は廃絶されなければなりません。

狭い狭い限りある地球・・・その中でもウクライナやイエメン、北朝鮮などでは危険な状況になっています。

世界の平和を祈るばかりです。

核禁止条約・・・人類に英知があるならば批准されなければならないと思います。


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