本人から聞いた話よりも噂やクチコミの方がホントに聞こえるように聞こえます。
飲食店評価のタベログの点数や、第三者の「おいしかった」というコメント・・・飲食店の宣伝広告より信じたくなります。
本人の話より第三者の間接的な情報に信頼を置くことを「ウインザー効果」と呼びます。
作家アリーン・ロマネノスの作品「伯爵夫人はスパイ」に登場するウインザー侯爵夫人の言葉「第三者の誉め言葉は、どんな時でも一番効き目があるのよ。」から来ているそうです。
自分から「私は誠実な人間です」というよりは、誰かに「彼は真面目な人間だ」と言ってもらうほうが人々は、より信じます。
「ワンクッション効果」と言えると思います。
自分でアピール・プレイをするよりも、自分以外の誰か、第三者に「彼彼女は、すごい!」と言ってもらう方が自分自身の評価が上がる可能性が高いと言えます。
広告マーケティングの世界では、ステマ(ステルスマーケティング)と言われる「隠れた広告」があります。
広告という表記をせず、スポンサーからお金をもらったインフルエンサーが、その商品をベタ褒めしたりすることが該当します。
思わず買っちゃいますよね。
ヨーロッパ、EUでは法律で禁止されています。
気をつけなければいけませんね。