能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

おもしろき こともなき世を おもしろく・・・志士・高杉晋作の遺訓が、いつも勇気をあたえてくれます

2023年06月16日 | 学問

吉田松陰の松下村塾に学んだ高杉晋作(1839~1867)。

明治維新の志士たちの中で一番好きな人物です。

松下村塾では、この高杉と久坂玄瑞が二傑と言われた俊英。

「学の久坂」、「識の高杉」と称されていました。

高杉は、尊王攘夷思想、陽明学の行動派・・・英国大使館を焼き討ちにしたり、下関で外国船に砲撃を加えたりしました。

のちの総理大臣伊藤博文は「動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとし」と高杉を称しています。

1867年5月、肺結核を患い、大政奉還、明治維新を待たずに、この世を去ります。

享年29歳。

その際に高杉晋作が遺した言葉。

 

おもしろき こともなき世を おもしろく

 

看病にあたっていた野村望東尼が下の句として「すみなすものは 心なりけり」と続けると、高杉は「おもしろいなあ」と言って息をひきとったそうです。

師匠の吉田松陰は享年30歳・・・世の中を変える革命家の多くは短命・・・実に残念です。


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