あれから4年。
風が強く、雪が舞う中
仕事後に県庁へ。
記帳と献花を。
県庁の職員だろうか、寒くて厚着の私たちとは別の軽装で
次々と献花をしていた。
ここでお祈りするたびに涙ぐんでしまう。
この大きな「献花所」案内の看板は
毎年新規に書き換えるのだろうか。
それとも
震災の翌年から続いているものだろうか。
春、とはまだ言えない寒空の中、
これから何年も何十年も同じ看板が歴史を刻んでいくのだろうか。
命の続く限り、訪れよう。
TVではこちらの被災地にやってきて中継を放送していた。
午後2時46分
サイレンとともに黙祷を捧げる人々。
東京のキャスターたちは思わず泣いていた。
荒涼とした震災モニュメントに祈りを捧ぐ姿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/87/da02580387abc61741f0d728c68fa272.jpg)
ここは南三陸町、夫とともに2013年5月に訪れた時の写真です。
防災庁舎のあのアナウンス。
解体か保存か揺れる震災のモニュメント。祈りを捧ぐ拠り所として残してほしいと
思うけれども、しかし・・・
津波の映像はやはり今も見ることができない。
そのあとTVを消す。
あの日の突然の吹雪。
今も忘れない。
今日も寒かった。
寒くて寒くて雪がとぎれなかった。
東北はまだまだ冬、といってもおかしくない。