6日(水)その2.今日の日経夕刊・書評欄に「モーツァルトを”造った”男」(小宮正安著)という本の紹介が載った。19世紀前半の趣味人でモーツアルト研究家・ケッヘルの話である。彼はモーツアルトの作品を作曲した順番に番号をふった。それがケッヘル番号と呼ばれている。K1からK626まである。例えばピアノ協奏曲第23番K488といえばケッヘル488番と読み、モーツアルトの曲のうち488番目に作曲された曲ということになる。その後、別の研究家によって新たに発見された曲が追加されたり、別の作曲家の曲ではないかと疑われる曲などが指摘されたり、真偽が混じった状態にある。
そのケッヘルがそもそもどういう経緯でモーツアルトを研究することになったのか、前から知りたいと思っていたので購入しようと思う。いまジェフリー・ディーバーの「静寂の叫び・上巻」を読んでいるので「下巻」を読み終わったら読むことにしよう。そういえば「ヘッケル」という会社を興して成功した日本人がいると聞いたことがあるが、「ケッヘル」に因んでネーミングしたのか、全く関係ないのか、本人に聞かなければわからない。
1774年の今日、4月6日、交響曲第29番イ長調K201番が完成した。モーツアルト18歳のときの作品だ。いまカール・ベーム指揮ウイーン・フィルハーモニーによる1977年3月11日・東京文化会館でのライブ録音で聴いている。曲全体がセレナードのような優雅で洗練されたメロディーに溢れている。ウイーン・フィルが一番輝いていた絶頂期の演奏だ。
そのケッヘルがそもそもどういう経緯でモーツアルトを研究することになったのか、前から知りたいと思っていたので購入しようと思う。いまジェフリー・ディーバーの「静寂の叫び・上巻」を読んでいるので「下巻」を読み終わったら読むことにしよう。そういえば「ヘッケル」という会社を興して成功した日本人がいると聞いたことがあるが、「ケッヘル」に因んでネーミングしたのか、全く関係ないのか、本人に聞かなければわからない。
1774年の今日、4月6日、交響曲第29番イ長調K201番が完成した。モーツアルト18歳のときの作品だ。いまカール・ベーム指揮ウイーン・フィルハーモニーによる1977年3月11日・東京文化会館でのライブ録音で聴いている。曲全体がセレナードのような優雅で洗練されたメロディーに溢れている。ウイーン・フィルが一番輝いていた絶頂期の演奏だ。
