人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ラ・フォール・ジュルネとフィガロの結婚

2011年04月29日 19時31分37秒 | 日記
29日(金)その2.5月3日からの3連休に予定されていた「ラ・フォール・ジュルネ・オ・ジャポン」が中止になり、一旦払い戻しの上、新たに発表されたプログラムで仕切り直しになりました。急きょの変更で、しかもウイークデーからの発売ということもあって、思うようにチケットが取れませんでした。でも何とか9公演は押さえました

さて、今日はモーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」が完成した日です。1786年4月29日ですから今から225年前のことになります。当時モーツアルトは30歳でした。

原作はボーマルシェの「狂おしい1日、もしくはフィガロの結婚」です。フランス語では「ラ・フォール・ジュルネ・オ・ル・マリアージュ・デ・フィガロ」となります。フランスの都市ナントでこの音楽祭を始めたルネ・マルタンは「フィガロ」から音楽祭のネーミングを考えたのでしょう。朝から晩まで複数の会場で同時にクラシック音楽の公演を挙行する。まさに「狂おしい1日」ですね。
(写真のCDは1963年、カール・ベーム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団による日生劇場の杮落とし公演のライブ。ニッポン放送の録音テープを基に1989年にCD化したもの)

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アルゲリッチ=新日本フィルの「シューマン+ショパン」ライブCDは5月3日発売へ

2011年04月29日 15時21分00秒 | 日記
29日(金)昭和の日。午後、新宿のタワーレコードに出かけました。お目当ては26日のブログで紹介したアルゲリッチのピアノ、アルミンク指揮新日本フィルによるショパンとシューマンの「ピアノ協奏曲」のライブCDです。同日の日経「春秋」によれば「歴史に残る名演」とのこと。自分も昨年12月1日に生でシューマンとラベルの協奏曲を聴いただけに見逃せません

クラシックCD売り場としては渋谷店と並んで日本最大といえるタワーレコード新宿店を、片っ端からクルージングして探してみたのですが、お目当てのCDはどこにもありませんしかたなくクラシック担当のYさんに「日経で見たんだけど・・・」と尋ねると、あちこち手を尽くして調べてくれました。その結果分かったのは、「製作・発売=KAJIMOTO、CD番号KJ26001、発売予定は5月3日」ということでした。ただし、日本最大のCDショップ=タワーレコードでは扱いがないとのことです。どこに買いに行けばいいのか梶本に電話してみたのですが、今日は休日で誰も出ませんでした。月曜に問い合わせてみようかと思います。

手ぶらで帰るわけにもいかないので、またしてもクルージングして2枚のCDを買いました。1枚目はアルミンク指揮新日本フィルによるベルディ「レクイエム」。昨年9月10日、11日のトリフォニー・ホールでのライブ録音。なぜ買ったかといえば、ソプラノ独唱がノルマ・ファンティーニだからです。10日の公演を聴きにいきましたが、やっぱりファンティーニは素晴らしいです。彼女が歌っている唯一のCDだと思います。ソプラノ・リサイタル・アルバムを出してくれたらいいのになぁ、と切望します

もう1枚は「A Portrait of TITAN」。巨人のポートレート。これはこの5月3日から5日まで東京国際フォーラムで開かれる予定だったラ・フォール・ジュルネ・オ・ジャポン(熱狂の日・音楽祭)のコンピレーション・アルバムです。マーラー、ブラームス、リスト、シェーンベルクなどの曲が細切れで入っています。いわば後期ロマン派のエッセンスがこの1枚に凝縮されていると言ったらよいでしょうか。この音楽祭が大震災の影響を受けて中止となり、代替公演が実施されることになったため、幻のCDになってしまいました。発売元はNAXOSで定価1,000円です。商魂逞しい日本の音楽界ですから、代替公演の会場でもこのCDを売りまくるかもしれませんね




 
 
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