人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

呉美保監督「きみはいい子」を観る~子役がすごい!

2015年12月23日 10時16分23秒 | 日記

23日(水)。わが家に来てから452日目を迎え、1年の総決算を催促するモコタロです

 

          

             大掃除終わった? ご主人はまだみたいだな・・・・・

 

  閑話休題  

 

昨夕、上野で美女3人と忘年会を開きました 同じメンバーによる食事会は9月の浅草(ロシア風フレンチ)、11月の新橋(中華)に次いで3回目です。忘年会シーズンのため、なかなか予約が取れなかったのですが、Hさんから 席だけ確保できたという連絡をもらった時はホッとしました  場所は御徒町駅からすぐ近くの飲み屋街の一角にあるYという焼肉専門店です。コース料理はあらかじめ予約がないとダメだというので、アラカルトで頼むことにしました まず、再会を祝して乾杯です。女性は2人が生絞りグレープフルーツサワー、1人がカシスオレンジ、私は生ビールです

まず「特上タン塩三味セット」「特選四種盛りAセット」「和牛三味セット」を注文して、後から「サンチュ三種盛り」「ロース」「野菜焼き」「マルチョウ」(何これ?)を追加しました 牛肉はみなメニューの名前に恥じない上物で、どれもが非常に美味しかったです 肉を焼いたりおしゃべりしたりに集中していて、写メするのを忘れてしまいました

この会は二次会でカラオケに行くのが恒例になっています。近くのB・Eに行って2時間歌いまくりました 飲み放題だったので、私はワインをじゃんすかお代わりしました。たぶんフルボトル1本分くらいは一人で飲んだのではないかと思います 調子に乗って、バラード風の歌に合わせて二人と踊っちゃいましたが、その様子をHさんにしっかりと動画で撮影されてしまいました お願い、ユーチューブに投稿しないでね。政治生命 絶たれるから それにしても、いい忘年会だったな 

 

  も一度、閑話休題  

 

というわけで、親の自分が焼肉だったので、子どもたちの夕食は、ラム・チョップ(骨付きラム肉)にしました ラムは塩コショウで味付けして焼いています。あとは懲りずに野菜サラダです

 

          

 

 

  まだまだ、閑話休題  

 

昨日、神楽坂のギンレイホールで呉美保監督「きみはいい子」を観ました 「海街diary」との2本立てだったのですが、「海街~」はすでに早稲田松竹で観たのでパスしました

「新米の小学校教師・岡野(高良健吾)はまじめだが、優柔不断で頼りないところがある 雅美(尾野真千子)は自身が親から暴力を受けて育ってきたことから自分の娘にも手を挙げる癖が抜けない 独居老人・あきこ(喜多道枝)は認知症が見え隠れし、スーパーの品物をレジを通さずに外に出てしまう そんな3人を主人公として、人と人との繋がりを求め、もがく姿を描いた作品です

 

          

 

出演者はいずれも熱演していますが、大人では池脇千鶴が従来のイメージを覆す、”子持ちのおばさん”に扮して新しい境地を切り開いています この人は役者として凄いと思います それにも増して凄いと思ったのは子役を演じた子供たちです みんな生き生きと演じているのですが、中でも、毎朝独居老人・あきこに「おはようございます。さようなら」と挨拶する小学校の特殊学級の生徒を演じた少年は断トツの存在感でした。手をこねくり回したり、首を傾げたり、まったく自然の動きで役柄に徹していました。将来が楽しみです

その少年が物語の後半、特殊学級の発表会のようなシーンで、突然 歌を歌い出します。それはベートーヴェンの「歓喜の歌」だったのです 言うまでもなく交響曲第9番”合唱付き”の第4楽章の”テーマ”です。これを聴いたとき、この監督はこの曲を使いたかったのだろうな、しかも、その少年に歌わせたかったのだろうな、と思いました 現代における母親や若者や小学生たちが抱える問題を浮き彫りにして、思わず考えさせられる映画でした

 

          

 

  最後の、閑話休題  

 

映画の帰りに時間があったので、地下鉄で飯田橋から春日に出て、そこで降りて隣の白山駅まで散策しました 今から20年以上も前に白山1丁目に住んでいたことがあり、一度再訪してみようと思っていたのです 白山通り沿いに歩いていき、スーパー「オリンピック」の前を通り過ぎて、右に折れるのですが、かつては酒屋があったところは不動産屋になっていました 右折してしばらく歩くと、ありました 

低層マンションの入口に「ダ〇〇パ〇〇白山」という表示がありました。この2階に住んでいたのです。真昼間でも日光が射さない北西向きの部屋だったので、子どものために良くないとして、現在の巣鴨の新築マンションを買って引っ越したのです。あのマンションを見て、子どもたちがまだ小さかった当時のことをあれこれ懐かしく思い出しました 

その帰り道、白山下商店街を通って白山駅に向かいましたが、当時と街の景色がまったく変わってしまった中、いつも買い物をしていた鶏肉屋さんも八百屋さんも健在であることが分かりました 20年以上経った今も潰れていなくて良かったと思います

コメント (2)
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