21日(月)。昨日は1か月ぶりくらいでコンサートも映画もない日曜日でした 「このペースで行ったら身体が持たないな
」と思ったので、2度買い物に出掛けた以外は家でベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲等のCDを聴きながら新聞や本を読んで過ごしました
12月31日の大晦日に東京文化会館小ホールで開かれる「ベートーヴェン弦楽四重奏曲9曲演奏会」のうち「ラズモフスキー」以降の6曲を聴くのでその予習です
ということで、わが家に来てからちょうど450日目を迎え、ゲージの中に閉じこもり、そろそろ冬眠の準備か、と思わせるモコタロです
ぼくは クマじゃないから 冬眠しないし・・・・・
閑話休題
昨日、2日前に内幸町で一緒に飲んだ大学時代の友人S君から「クール宅急便」が届きました 彼の奥さまの実家が勝浦で海産物を扱う商店を開いているとのことで、蓋を開けてみたら、サンマ、アジ、金目鯛、サバの干物が合計11尾も入っていて、あまりの大きさに圧倒されました
さらにB1グランプリを取った「勝浦タンタンメン」のセットまで入っていました
さっそく電話でお礼を言いましたが、友だちは有難いものです。わが家はみな魚が大好きなので有難くいただくことにしました
も一度、閑話休題
昨日の朝刊各紙はドイツの指揮者クルト・マズアの死去を伝えていました。19日に88歳で亡くなったとのことです マズアと言えば旧東ドイツ出身の指揮者ですが、1989年11月のベルリンの壁崩壊、90年10月の東西ドイツの統一に向けて尽力した文化人でもありました
マズアで思い出すのは、彼が読売日響を指揮して新宿文化センターでコンサートをやった時のことです マズアが拍手に迎えられて指揮台に立った時、センターブロックの一番前に座っていた若い女性が、何を思ったか小走りに退場していったのです
しかも、財布か何かに付いている鈴の音をチリンチリンと鳴らしながらです
これにはマズアも、おやおや
という顔で彼女の行く末をしばらく見ていましたが、振り返ってタクトを上げました。今でこそケータイの着信音が悩みのタネですが、当時はケータイが無い時代だったので、あの時は”アナログ”の鈴の音が悩みのタネでした。時代の変遷を感じる年の瀬です
アンネ・ゾフィー・ムターがヴァイオリンを弾き、マズアがニューヨーク・フィルを振って録音したブラームスのヴァイオリン協奏曲のCDを聴いて彼を偲ぶことにしましょう
最後の、閑話休題
本を5冊買いました。1冊目と2冊目はジェフリー・ディーヴァーの「バーニング・ワイヤー(上・下)」(文春文庫)です ジェフリー・ディーヴァーの作品はこのブログでも何冊か紹介してきましたね
3冊目は蒼月海里著「幻想古書店で珈琲を」(ハルキ文庫)です この人の名前は初めて見ましたが、どうやら書店の店員さんのようです
4冊目は大平健著「診療室にきた赤ずきん」(新潮文庫)です この本は朝日か日経かで読んだ記事で知りました
5冊目はクラフト・エヴィング商會「ないもの、あります」(ちくま文庫)です 例えば「左うちわ」ってどういううちわ?とか、だれも見たことがない商品を扱っています
いずれもこのブログでご紹介していきます。お楽しみに