人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

知念実希人著「時限病棟」を読む / 中川右介著「現代の名演奏家50」ほか 本を5冊買う / 「ケマル・ゲキチ」公演チケット代払い戻しを受ける

2017年02月22日 07時52分10秒 | 日記

22日(水).昨日午前,確定申告のため池袋税務署に行ってきました 朝8時30分受付開始なので8時ごろ到着し並びました.3番目です 「今日は楽勝か」と思うのは例年の経験からは尚早で,2時間は覚悟です 8時30分に建物内に案内され①給与所得,あるいは年金所得だけ書類を作成し申告するコース,②それに加えて,国民年金保険料控除,損害保険料控除,医療費控除なども含めて書類を作成し申告するコースに分かれます 私は②の方です.ここで順番は1番に繰り上がりました 「今度こそ,今日は楽勝か」と思いきや,係員が「税務署員がこちらに来るのは9時15分になります.それまで住所・氏名等の必要事項を記入してお待ちください」と説明するではありませんか 何と45分も立ちっぱなしで待たなければなりません 私は新聞を読みながら待ちましたが,15分位経ったところで会場を見渡すと,乳児を抱えた女性がいたので,係員に「赤ちゃんを連れている人がいるから,座れるように椅子を用意してあげた方が良いのではないですか」と言うと,そそくさとパイプ椅子を取りに行きました.こういうところはもっと配慮すべきだと思います

ようやく9時15分になり,税務署員により提出書類のチェックをしてから別の会場に移り,パソコン入力により申告書の作成をしました 例によって,年1回の申告なので1から10までやり方を覚えているわけではありません.税務署員を捕まえては不明な点を確かめて入力し,という作業を繰り返しました.結局,申告書が完成し提出が終わったのは10時45分になっていました やっぱり軽く2時間を超えてしまいました 「何が1番だ,フン」と思いながらも,還付金があることが分かったので(子供たちの国民年金保険料も私が払っているので還付されるのは当たり前ですが)おとなしく税務署を後にしました

帰りがけに池袋パルコ内の「ぴあ・ちけっとぽーと池袋店」に行き,「ケマル・ゲキチ」(2月21日・日経ホール)公演中止に伴うチケット代の払い戻しをしてもらいました チケットと引き換えに,チケット代3,800円と 買った時の手数料108円,合計3,908円が戻ってきました

ということで,わが家に来てから今日で876日目を迎え,「米国第一主義」を掲げるトランプ米大統領の姿勢が 世界の商品市況を動かしている というニュースを見て 感想を述べるモコタロです

 

       

                    アルミニウムの価格が高騰してるってさ  1 円玉の価値が上がるのかな   関東一円で

 

  閑話休題  

 

まだ,前に買った本を読み終わっていないのに,また本を5冊買ってしまいました オレは病気か

1冊目は中川右介著「現代の名演奏家50 クラシック音楽の天才・奇才・異才」(幻冬舎新書)です 著者は「はじめに」で「この本は,ひとことで言えば,名演奏家たちのエピソードを集めた,20世紀クラシック音楽界人物交遊録集とでもなろう」と書いています.取りあげられているアーティストは指揮者,ピアニスト,ヴァイオリニスト,チェリスト,歌手たちです

 

       

 

2冊目は,国民文化研究会・新潮社編「学生との対話 小林秀雄 講義」(新潮文庫)です 小林秀雄といえば名著「モオツァルト」を思い起こします

 

       

 

3冊目は,遠藤周作著「ウスバかげろう日記 狐狸庵ぶらぶら節」(河出文庫)です 遠藤周作といえば現在「沈黙」でブレイク中の作家です

 

       

 

4冊目は,遠藤周作著「十頁だけ読んでごらんなさい.十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい.」(新潮文庫)です タイトルが長すぎやまです 飽きたら捨てます

 

       

 

5冊目は,はらぺこグリズリー著「世界一美味い煮卵の作り方 家メシ食堂ひとりぶん100レシピ」(光文社新書)です   これは実戦で役立てようと思います.お酒のツマミとして

 

       

 

  も一度,閑話休題  

 

知念実希人著「時限病棟」(実業之日本社)を読み終わりました 知念実希人は1978年,沖縄県生まれ.東京慈恵会医科大学卒,日本内科学会認定医です 当ブログでもご紹介した「仮面病棟」が面白かったので購入しました

 

          

 

倉田梓は目覚めると病院のベッドで点滴を受けていた.なぜこんな場所にいるのか?と疑問に思っていると,他にも同じような立場の男女が4人いて,窓が格子で塞がれた病院の中に監禁されていることが分かる 外科医の月村一生,別の病院の外科医の小早川賢一,看護士の桜庭和子,麻酔科医の七海香だ.他にも手術台の上に寝かされた男がいた.壁に書かれたピエロの絵とともに,クラウンという名前でメッセージが書かれている 次々と現われるメッセージに込められた謎を解明していくうちに,5人は 自殺したと言われている芝本医師に何らかの関係があり,芝本は自殺したのではなく5人のうちの誰かに殺された,その容疑者としてこの病院に集められたことが判明する お互いに疑心暗鬼の中,6時間以内に真犯人を突き止めてクラウンに伝えないと病院が爆発される恐れがあることが分かる そうこうしているうちに殺人事件が起こる.果たして,クラウンとは誰か?手術台に寝かされていた男とは何者か?そして真犯人は誰か

前回の「仮面病棟」もそうでしたが,この作品もどんでん返しの連続です 舞台となった病院が曰く付きの病院であることが途中で明かされます 誰が何のためにこのゲームを仕組んだのかが最後に明かされますが,衝撃の結末と言って良いでしょう 一気読み間違いなしです.お薦めします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする