7日(火)。わが家に来てから今日で1405日目を迎え、東南アジア諸国連合(ASEAN)は6日朝、4日に開かれたASEAN地域フォーラムの議長声明を公表したが、北朝鮮の非核化について日本などが求めていた「検証可能かつ不可逆的な」との文言は盛り込まれなかった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
北朝鮮の非核化に向けてASEAN諸国が かかなければならないものは何? 汗やん!
昨日の夕食は「すき焼き」にしました 春以降初めてかもしれません。暑い夏はスタミナをつけないとね
10月17日(水)午後7時から東京オペラシティコンサートホールで開かれる「アフラック クラシック チャリティーコンサート」に申し込みをしました プログラムは①ラヴェル「古風なメヌエット」、②シベリウス「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」、③ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲、④同「ボレロ」です ②のヴァイオリン独奏=辻彩奈、管弦楽=東京フィル、指揮=三ツ橋敬子です これは辻彩奈のヴァイオリンを聴くだけでも価値のあるコンサートです
応募先は URL https://kajimoto-accc.com
問い合わせ先 KAJIMOTO 電話:03-3574-0550
応募期間は9月9日(日)17時まで。1件につき2名まで。400名を招待するとのことです
性懲りもなく 本を6冊買いました 1冊目は藤岡陽子著「手のひらの音符」(新潮文庫)です。あっと言う間に読み終わったので、このブログの後半でご紹介します
2冊目は早瀬耕著「未必のマクベス」(ハヤカワ文庫)です この本は新聞の書評欄で見て関心を持ちました
3冊目は湊かなえ著「ユートピア」(集英社文庫)です 彼女の作品は久しぶりです
4冊目は奥田英朗著「我が家のヒミツ」(集英社文庫)です 彼の作品も久しぶりです
5冊目は佐藤正午著「ビコーズ 新装版」(光文社文庫)です 「新装版」と書かれていたので、一度読んだかも知れないな と思いましたが、それでもいいや、と思って買いました
6冊目は種村弘著「絶叫委員会」(ちくま文庫)です 書店で表紙を見て 面白そうだと思って購入したものです
藤岡陽子著「手のひらの音符」(新潮文庫)を読み終わりました この本は朝日の書評欄で紹介されていたのを見て興味を持ちました 藤岡陽子は1971年 京都生まれ。同志社大学文学部卒。報知新聞社にスポーツ記者として勤務し、退社後、タンザニア・ダルエスサラーム大学に留学。帰国後に小説の執筆を始め、2006年「結い言」で北日本文学賞選奨を受賞しています
45歳になる独身の服飾デザイナー瀬尾水樹は、ある日勤務先の社長から服飾業界から撤退することになったと告げられる 水樹は服を作ること以外に何の取り柄のない自分はこれからどうやって生きていけばよいのかと途方に暮れる そんな時、高校時代の同級生・堂林憲吾から、恩師・遠子先生の入院を知らせる電話が入る。故郷にお見舞いに向かう途中、過去の懐かしい思い出が蘇る。ともに貧しい生活を過ごしていた近所の幼なじみの森嶋3兄弟、とくにお互いに意識し合っていた信也のことが心の痛みを伴って思い出される 水樹は乏しい情報を頼りに、現在競輪選手として活躍している信也に会いに行く
この小説では、同級生・堂林憲吾と恩師の遠子先生との間の意外な関係に驚くことはあっても、とくに大きな事件が起こるわけでもなく、読者は水樹の過去を振り返ることで、かすかな希望を抱くようになり温かい気持ちになってきます
「手のひらの音符」の「音符」というのは、幼い頃に水樹が信也のために作ったシューズバッグに縫い付けた黒いフェルトの音符のことです 信也が東京に立つとき、ヨレヨレになったそのバッグを持ってくると、水樹は五線から剥がれ落ちた音符を縫い付けるのです この場面は、後の二人の再会を象徴しているように思いました
人それぞれ、楽しいことばかりではないし、辛いことの方が多いかも知れませんが、この本を読むと、今を懸命に生きようという意欲が湧いてきます