人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

梅田俊明 ✕ 村治佳織・松岡裕雅 ✕ 日本フィルで レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲」、ベートーヴェン「交響曲第1番」他を聴く / タンパク質・塩分で夏バテ防止

2020年08月09日 07時24分36秒 | 日記

9日(日)。昨日の日経別刷り「NIKKEI  プラス1」のコラム「元気のココロ」に管理栄養士の安中千絵さんが「タンパク質・塩分で  脱・夏バテ」というテーマで書いています    超訳すると、

「この夏はコロナ禍による疲れもあり、つい口に涼を求めて冷たい麺類など糖質中心のメニューが増えたり、氷菓や飲み物でお腹を膨らませたりして食事がおろそかになる人も多いと思う    こうなると、心配なのがたんぱく質の不足だ 疲労感など夏バテ症状へとつながる。また、高齢者では要介護状態の一歩手前となるフレイル(虚弱)を誘発しかねない タンパク質を摂取しない時間が長く続くと筋肉のタンパク質が分解されてしまう。予防には食事と食事の時間が一番長く空く朝食に、たんぱく質の多い食材を欠かさないようにするとよい 忙しい朝は、冷たいまま食べられる笹かまぼこなどの練りもの、サラダチキン、スライスチーズ、温泉卵、納豆など『包丁いらず』の食材を常備しておくとよい。具もいっしょに調理できる炊き込みご飯などを活用してもよい また水分の取り方も気をつけたい 水分ばかりとって、汗で必要な塩分が排出されてしまうと、消化力の低下につながる 塩が胃や腸の消化液の材料になっているからだ。熱中症予防の水分補強には たんぱく質が手軽にとれる牛乳や豆乳、ドリンクタイプのヨーグルトもお薦めだ

そういえば最近、納豆を食べてないな 朝はパン食だし、夜はビールを飲むとご飯(米)を食べないから、納豆を食べる習慣がないのです 考えてみれば、ビールのつまみに納豆を食べてもいいし、パンに載せてトーストしてもいいし、食べ方はいろいろあるわけです さっそくビールといっしょに買ってこよう

ということで、わが家に来てから今日で2139日目を迎え、トランプ米大統領が、中国の動画投稿サービス「TikTok」の売却交渉を巡り、米連邦政府に売却益を支払うよう要求しているが、明確な法的根拠はなく、大統領の権力を振りかざした過剰介入に困惑や反発が広がっている  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     トランプは 大統領権限で何でも手に入ると勘違いしてんじゃね? まるでヤクザだ

 

         

 

昨日、ミューザ川崎シンフォニーホールでフェスタサマーミューザ参加公演「日本フィルハーモニー交響楽団」のコンサートを聴きました プログラムは① レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア  第3組曲」、②武満徹「虹へ向かって、パルマ」、③ベートーヴェン「交響曲 第1番 ハ長調 作品21」です 演奏は②のギター独奏=村治佳織、オーボエ・ダモーレ独奏=松岡裕雅、指揮=梅田俊明です

 

     

 

自席は1C5列38番、1階中央ブロック、実質的に最前列の右から3つ目です。位置的にはコントラバスが目の前です

1曲目はレスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア  第3組曲」です この曲はオットリーノ・レスピーギ(1879-1936)が16から17世紀に出版されたリュート曲をオーケストラのために編曲したものです 1917年に作曲した「リュートのための古風な舞曲とアリア 第1集」、1923年に作曲した「リュートのための古風な舞曲とアリア 第2集」、1931年に作曲した「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3集」から選曲した3つの組曲の一つです 第1、第2組曲が管弦楽編曲で、この日演奏する第3組曲は弦楽合奏のために編曲されています 第1組曲「イタリアーナ」、第2組曲「宮廷のアリア」、第3組曲「シチリアーナ」、第4組曲「パッサカリア」の4曲から成ります

オケは12型で、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという並び。コンマスはアシスタント・コンサートマスターの千葉清加です 今回のフェスタでは7月28日の神奈川フィルのコンマスとして客員しました 演奏者は通常通り2人で1台の譜面台を使用します。マスクの着用はありません。指揮者だけがマスクをしています

弦楽奏者は、「イタリアーナ」「シチリアーナ」を中心に、どこか懐かしい音楽を優しい音色で届けてくれました   ピツィカートが爽やかに響きました

2曲目は武満徹「虹へ向かって、パルマ」です この曲は武満徹(1930-1996)が、スペインの画家ジョアン・ミロを追想して1984年にオーボエ・ダモーレとギターとオーケストラのために書いた作品です 「パルマ」はミロが晩年を過ごしたマヨルカ島の中心都市パルマ・デ・マヨルカ滞在中に描かれたことを示しています

ギター独奏の村治佳織が指揮者の左サイドに、オーボエ副主席奏者の松岡裕雅が右サイドにスタンバイし演奏に入ります 村治佳織は今回が3月に演奏して以来とのことです ギターはアンプで音を拡大するのでオケに音が埋もれる心配はそれほどありません 15分弱の短い作品ですが、全体的にドビュッシー風の浮遊感を感じさせる音楽でした 村治佳織を間近で見るのは初めてですが、私が知っている彼女は20代の若い時だったので、アラフォーの彼女は全く別の美女に見えました ギターのソロが素晴らしかったです アンコールに武満徹の「森の中で」から第1曲「ウエインスコット・ポンド~コーネリア・フォスの絵画から」を鮮やかに演奏し、会場いっぱいの拍手を浴びました

 

     

 

プログラム後半はベートーヴェン「交響曲 第1番 ハ長調 作品21」です この曲はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827年)が1799年から1800年にかけて作曲、1800年4月にウィーンのブルク劇場で自らの指揮で初演されました 第1楽章「アダージョ・モルト~アレグロ・コン・ブリオ」、第2楽章「アンダンテ・カンタービレ・コン・モート」、第3楽章「メヌエット:アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァ―チェ」、第4楽章「アダージョ~アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ」の4楽章から成ります

梅田俊明の指揮で第1楽章に入ります フルート、オーボエ、クラリネットといった木管楽器が素晴らしい演奏を展開します 第3楽章は「メヌエット」ですが、ベートーヴェンは第1番から実質的に「スケルツォ」を導入しています 第4楽章は冒頭の短いアダージョに続いてアレグロに入るとベートーヴェン特有の疾走感に満ちた演奏が展開します 弦楽器も管楽器もティンパニも軽やかです ベートーヴェンの交響曲と言えば、第3番”英雄”以降の作品に注目が集まりがちですが、どうしてどうして第1番も第2番も聴きごたえのある作品です この日の日本フィルの演奏はそのことを教えてくれました

梅田✕日本フィルは、アンコールにベートーヴェンのバレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲を軽快に演奏、満場の拍手を浴びました

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