22日(土)。わが家に来てから今日で2152日目を迎え、トランプ米大統領は19日、ツイッターで、11月の大統領選に向けた自身のスローガンを記した帽子の職場での着用を従業員に禁止したとして、米タイヤ大手グッドイヤーの商品のボイコットを呼びかけたが、公職の立場で企業の商品ボイコットを一方的に訴えるのは不適切との批判が出ている というニュースを見て感想を述べるモコタロです
大統領選で敗北したら グッドイヤーでなくバッドイヤーになる! リ・タイアだな
昨日の夕食は「牛タン塩焼き&ハラミ焼肉」「生野菜サラダ」「卵スープ」にしました 焼肉は 立ちっぱなしで働いている娘の大好物なので、時々夕食のメニューに加えています
昨日、池袋の新文芸坐で「ナイチンゲール」と「ANNA/アナ」の2本立てを観ました
「ナイチンゲール」はジェニファー・ケント監督による2018年製作オーストラリア・カナダ・アメリカ合作映画(136分)です
舞台は19世紀のオーストラリア・タスマニア地方。盗みを働いたことから囚人となったアイルランド人のクレア(アシュリン・フランシオーシ)は、一帯を支配するイギリス軍将校ホーキンス(サム・クラフリン)に囲われ、刑期を終えても釈放されることなく拘束されていた それに不満を抱いて苦情を訴えたクレアの夫エイデンに ホーキンスは逆上し、仲間たちとともにクレアをレイプし、さらに彼女の目の前でエイデンと子どもを殺害してしまう 愛する者と尊厳を奪ったホーキンスへの復讐のため、クレアは先住民アポリジニのビリー(バイカリ・ガナンバル)に道案内を依頼し、将校らを追跡する旅に出る
この映画は、夫と子どもの命を奪われた女囚の復讐劇を描いた作品ですが、道案内人のビリーとともにホーキンス一行に追いつくものの、なかなか復讐まで及ばず、先延ばしされて、観ている方はイライラします しかし、それは最後にどのように復讐するのかという期待感を醸し出します 銃の一発で仕留めるのでは面白くない。それではどうやって?と。そして最後には納得します
この作品は暴力シーンが生々しく凄まじいので、本当に女性監督が撮ったのかと疑問に思うほどです 気の弱い人は観ない方がよいかもしれません
「ANNA/アナ」はリュック・ベッソン監督による2019年製作フランス・アメリカ合作映画(119分)です
時は1990年。ソ連の諜報機関KGBにより造り上げられた最強の殺し屋アナ(サッシャ・ルス)。ファッションやモデルやコールガールなど様々な顔を持つ彼女の最大の使命は、国家にとって危険な人物を消し去ることだった アナは明晰な頭脳と身体能力を駆使し、国家間の争いをも左右する一流の殺し屋へと成長していく そんな中、アメリカCIAの巧妙な罠に嵌められ危機に陥ったアナは、さらに覚醒し、KGBとCIAがともに脅威する究極の存在へと変貌していく
この映画は、ヒロインのアナが抜群の身体能力を活かして いとも簡単に敵を射殺していきます そんなに簡単に一人で何十人もの屈強な男を相手に闘えるものか? と疑問を抱きますが、そこは映画です
アナを演じたサッシャ・ルスはロシア出身のスーパーモデルとのこと この映画ではミラノでアナがモデルとして登場し写真撮影に応じるシーンがありますが、そこに流れていたのはヴェルディの歌劇「リゴレット」のマントヴァ公爵のアリア「女心の歌」と、プッチーニの歌劇「トスカ 」のトスカのアリア「 歌に生き、恋に生き」でした さすがに イタリアのシーンではイタリアの作曲家の音楽を使いますね 別のパーティー・シーンではベートーヴェン「交響曲第8番」が流れていました この映画製作の翌年のベートーヴェン・イヤー=2020年(生誕250年)を意識したのでしょうか