4日(火)。昨日は、娘と息子と品川の義父の家に新年のあいさつに行ってきました 昨年は新型コロナ感染拡大を避けて遠慮しましたが、2月初旬に義母が急逝したので駆けつけることになったので、約1年ぶりの訪問となりました
ということで、わが家に来てから今日で2551日目を迎え、ツイッターは2日、極右陰謀論「Qアノン」の信奉者で知られる共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員が、「コロナの誤情報に関するポリシーに繰り返し違反した」として、同氏の私的アカウントを永久に凍結した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
こういう人がよくも下院議員をやっているよな さすがはトランプ党の共和党員だ
Netflixで2016年製作アメリカ・ドキュメンタリー映画「ミニマリズム~本当に大切なもの」(78分)を観ました
この映画の主役であるライアンとジョシュアは、かつて年収1000万円を稼ぐエリート・ビジネスマンでした 高給をもとに誰もが羨む贅沢な物に溢れた生活を送っていましたが、心が満たされませんでした
ある時「このままの生活で良いのだろうか?」と自問する中で、「ミニマリズム」というライフスタイルに出会い、実践していくことになります
「ミニマリズム」とは「芸術の諸分野(美術、建築、音楽)、哲学、生活様式で要求される最小限度まで突き詰めようとした一連の態度に発生する最小限主義」です たしかに、音楽には「ミニマルミュージック」というのがあります
生活様式について簡単に言えば、ミニマリズムとは「物を極力少なくして、シンプルに生きる生活スタイル」のことです
この映画では、ライアンとジョシュアが出版したミニマリズムの本を宣伝するツアーに密着し、2人へのインタビューや、他のミニマリズム実践者へのインタビューによって、シンプルな生活スタイルの素晴らしさをアピールしています
本作のイントロ部分で、「アメリカ人は1980年代から散財するようになった これは、中国製の安い商品の氾濫と深い関係がある
」旨のナレーションが流れますが、このあたりから、米中貿易摩擦が深まっていったのではないかと思います
同じ商品なら安い方を買う ⇒ 安いから必要のない物まで買ってしまう ⇒ 家が物で溢れる、という流れが出来ていったのだと思います
そうした流れを作っている一つの大きな要因は、企業による広告・宣伝活動であることをこの映画は指摘しています 企業は利潤を追求するために次から次へと新商品を開発し、それを売るために莫大な広告費を投入します
「今お持ちの商品は古いです。ほら、新しい機能が付いた商品が出ましたよ
」「あなたの着ている服はもう流行遅れです。新しいデザインの服が出ました。早く買わないと流行に着いていけませんよ」と、人々の購買意欲を喚起し、必要以上の商品を買わせようとしているのです
この映画で訴えたいことは、ただ単に物を少なくして生活すればスッキリするということではありません 「必ずしも、お金や物が人生を豊かにするわけではない」「広告・宣伝に惑わされることなく、自分の基準を持って生活することが大切だ」という哲学です
個人的には、やれ Amazonだ、やれ メルカリだ と毎日のように配達される商品であふれる生活が当たり前だと思っている娘に実践してほしいと思います が、「おとーさん、その4000枚のCDと1500枚のLP 何とかならないの?」と言われそうで、言い出しにくい状況です