23日(日)。わが家に来てから今日で2570日目を迎え、アメリカが国連を通じて北朝鮮にコロナワクチン6000万回分を支援する意向を伝えたところ、北朝鮮のキム・ソン国連大使は、ワクチンの種類は「ファイザーかモデルナか」と関心を示し、「平壌に報告する」と話した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
国民の命を第一に考えたら 金正恩は素直に受け入れるべき ミサイルどころじゃない
昨日、東京芸術劇場コンサートホールでNHK交響楽団の2月度池袋Cプログラム定期演奏会を聴きました プログラムは①ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26」、②ブラームス「交響曲第3番 ヘ長調 作品90」です
演奏は①のヴァイオリン独奏=服部百音、指揮=ジョン・アクセルロッドです
元々この公演はワディム・グルズマンのヴァイオリン独奏、トゥガン・ソヒエフの指揮で演奏される予定でしたが、新型コロナ・オミクロン株の感染拡大に伴う外国人の新規入国制限措置により来日できなくなったため、急きょ代役となったものです
開演に先だって、N響メンバーによる室内楽の演奏がありました ヴァイオリン=篠崎史紀、横島礼理、ヴィオラ=中村翔太郎、チェロ=市川寛也、コントラバス=西山真二の5人によりヨゼフ・ランナー(アンゲラー篇)「モーツアルト党」作品196が演奏されました
初めて聴く曲でしたが、モーツアルトの歌劇「魔笛」の序曲、アリアを中心にドン・ジョバンニのアリアが挟まれた楽しい曲でした
演奏に当たり若手の横島氏が「謎かけ」を披露しました ⇒
「ワルツとかけて何と解く?」「 子どものお弁当と解く」「そのココロは?」「どちらもウインナが欠かせません」とな 山田君、座布団1枚あげてください
オケは左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスといういつものN響の並び。コンマスはマロこと篠崎史紀氏です
指揮のジョン・アクセルロッドは世界各地のオーケストラの首席指揮者や音楽監督を歴任、現在は京都市交響楽団首席客演指揮者を務めています 昨年11月に同楽団を振ってから、オミクロン旋風が吹き荒れる中、来日できなくなった外国人指揮者の代わりに日本国内のオケに客演しまくっています
いつになったら故郷のアメリカに帰れるのやら、といった心境かもしれません
ヴァイオリン独奏の服部百音(はっとり もね)は1999年生まれ。2009年のヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール優勝のほか数々のコンクールで優勝している若手のホープです
1曲目はブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26」です この曲はマックス・ブルッフ(1838-1920)が1866年に作曲、同年コブレンツで初演されました
第1楽章「前奏曲:アレグロ・モデラート」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「終曲:アレグロ・エネルジコ」の3楽章から成りますが、続けて演奏されます
アクセルロッドの指揮で第1楽章が開始されます 服部百音のヴァイオリンは弱音がとても美しく、思わず耳を傾けてしまいます
また低音部には深みを感じます
第2楽章ではヴィブラートが美しく響き、ヴァイオリンが抒情的に歌います
第3楽章ではヴァイオリンとオケとが混然一体となって情熱的な音楽が展開します
渾身の演奏でした
服部はアンコールにイザイ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 作品27-2」から第4楽章「復讐の女神たち」を超絶技巧で弾き切り、聴衆を唖然とさせました
2曲目はブラームス「交響曲第3番 ヘ長調 作品90」です この曲はヨハネス・ブラームス(1833-1897)が1883年に作曲、同年12月2日ウィーンでハンス・リヒター指揮ウィーン・フィルにより初演されました
第1楽章「アレグロ・コン・ブリオ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「ポコ・アレグレット」、第4楽章「アレグロ」の4楽章から成ります
アクセルロッドの指揮で第1楽章がエネルギッシュに開始されます 吉村結実のオーボエ、甲斐雅之のフルートが良く歌います
そして弦楽セクションの渾身の演奏が光ります
第2楽章では松本健司のクラリネットが冴えていました
第3楽章ではチェロの抒情的な演奏が寂寥感を醸し出します
ホルンの演奏も素晴らしい
このメロディーはブラームスの作品の中で屈指の音楽だと思います
第4楽章ではブラームス特有の「秘めた情熱の発露」といった演奏が素晴らしかった
今週は3回コンサートを聴きましたが、腰痛のためコルセット着用で臨みました 行きつけの整骨院の先生からは「絶対安静」「お風呂はシャワーのみ」「患部を冷やす」「お酒は厳禁」と言いつけられていますが、寒いので お酒を控える以外はうまくいっていません
早い話が、入院したつもりで何もしないでベッドで寝ている以外に早期回復は不可能なのです
しかし、週5回は料理を作らなければならないし、ブログは毎日書かなければならないし(入院してもブログは書く)・・・と、やるべきことは少なくないのです
持病とうまく付き合いながら やっていくしかないと思っています