人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

リッカルド・ムーティが語る「優れたコンサートホール 」~ 日経「私の履歴書」第5回より / 読響2023年度定期公演継続へ / N響2023ー2024シーズン定期公演日程 & 指揮者決まる

2022年12月06日 07時22分10秒 | 日記

6日(火)。日経朝刊に連載の「私の履歴書  リッカルド・ムーティ」は昨日第5回を迎えました タイトルは「優れたホール  自然な響きのすばらしさ」です ムーティ氏はここで2つのホールを取り上げています。最初に「東京文化会館大ホール」について下にように語っています

「東京文化会館の大ホールではコンサートだけでなく、スカラ座やウィーン国立歌劇場とオペラも上演した 文化会館は完成から60年が経過したが、日本の聴衆だけでなく、世界の人々にとっても非常に重要な演奏会場といえる。オペラを上演しても交響曲を演奏しても世界的に誇れる音響効果が期待できるからだ

私も、何度もコンサートやオペラを鑑賞しましたが、音響についてはまったく同感です 素晴らしいホールだと思います ただし、1点だけ不満があるのは座席の狭さです 数年前に全館改修工事をやった時は、この点が改善できればいいなあと思っていましたが、残念ながら耐震工事に特化したものだったようで、今でも狭い座席(前席との間と 座席そのものの狭さ)には不満が残ります

一方、サントリーホールについては次のように語っています

「1989年、フィラデルフィア管弦楽団と東京・赤坂のサントリーホールで演奏したときには、その響きのすばらしさに感動した 欧州には歴史ある立派なホールが数多くあるが、音響は必ずしも完ぺきではない ところが、サントリーホールの場合はどこで聴いてもすばらしい

私も1986年の開館以来、数百回サントリーホールでコンサートを聴いてきましたが、まったく同感です 1階席でも2階席でも、センターでも、右ブロックでも、左ブロックでも、しっかりと音が届きます 私は演奏者の顔が判別できる席でないと音楽を把握するのが困難なので、オケの定期演奏会では1階センターブロックの中央近くの席を選んでいますが、それ以外のコンサートで条件の良い席が取れない時には、1階後方席や2階の右や左ブロック席を取ることもままあります。それでも音は十分伝わってきます 数多くのコンサートホールの中で一番サントリーホールが好きなのはそういう理由によります

ところで、ツイッターを見ていると、「NHKホールは改修したのに音響が相変わらず酷い」というつぶやきが散見されます。私も改修前と後とでは さほど音響が良くなったとは思いません しかし、サントリーホールと違って、NHKホールの場合は聴く席によって全く印象が異なるのではないか、と感じています 私もコロナ前の定期演奏会で2階の会員席で聴いていた時は、酷い音響だと感じていました しかし、1階センターブロックの中央近くの席に移った現在では、渋谷の某ホールほど酷いとは思いません まあ、紅白歌合戦と同じ会場でクラシックコンサートをやるわけですから、理想的な音響は望むべくもないのは確かです

というわけで、わが家に来てから今日で2885日目を迎え、トランプ前米国大統領は、自らのソーシャルメディア「トルース・ソーシャル」で、2020年大統領選に勝ったのは自分だという虚偽の主張を繰り返すとともに、「巨大IT企業」が民主党と組んで自分に敵対していると主張、「これほどの規模の巨大な詐欺があったからには、あらゆるルールや規則や条文の終了が許容される。憲法に含まれるものも含めて。この国の偉大な『建国の父』たちは、偽で不正な選挙など求めていない!」と書いた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     憲法も否定するトランプは何様だと思っているのか? あんたこそフェイクの塊だ!

 

         

 

昨日、夕食に「ビーフシチュー」と「生野菜サラダ」を作りました 久しぶりに赤ワインを開けました。ビーフシチューには赤ワインが合います

 

     

 

         

 

先日 読響から「2023年度年間会員継続案内」が届いたので、あらためてどうするか検討しました    現在私はサントリーホールでの「定期演奏会」会員ですが、先日ブログに書いた通り「定期演奏会」会員を継続するか、同じサントリーホールでの「名曲シリーズ」に変更するか迷っています 定期演奏会にはマーラー「交響曲第5番」、ブルックナー「交響曲第4番」といった大曲や、大好きなシューマン「ピアノ協奏曲」などがあります 一方、「名曲シリーズ」には反田恭平によるラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」、藤田真央によるブラームス「ピアノ協奏曲第2番」といった魅力的なプログラムのほか、マーラー「交響曲第1番」、ブルックナー「交響曲第8番」といった大曲も含まれています

もし他のコースに変更しても、変更手続き完了まで現在の座席は確保されるので、とりあえず「シリーズ・座席変更・追加の申し込み」として申込書を提出することにしました 変更申込開始日の来年1月9日の時点で、どちらかに決められない時は両コースの会員になることも考えたいと思います

 

     

 

一方、NHK交響楽団は「2023ー2024シーズン定期公演(2023年9月~2024年6月)」の指揮者と日程を発表しました

Ⅰ。Aプログラムの日程と指揮者は以下の通りです。(NHKホール:土曜=18時開演。日曜=14時開演)

9月度:9日、10日:ファビオ・ルイージ

10月度:14日、15日 ヘルベルト・ブロムシュテット

11月度:25日、26日 ウラディーミル・フェドセーエフ

12月度:16日、17日 ファビオ・ルイージ

1月度:13日、14日 トゥガン・ソヒエフ

2月度:3日、4日 井上道義

4月度:13日、14日 マレク・ヤノフスキ

5月度:11日、12日 ファビオ・ルイージ

6月度:8日、9日 原田慶太楼

Ⅱ。Bプログラムの日程と指揮者は以下の通りです(サントリーホール:水曜=19時、木曜=19時開演)

9月度:20日、21日 トン・コープマン

10月度:25日、26日 ヘルベルト・ブロムシュテット

11月度:15日、16日 ユッカ・ペッカ・サラステ

12月度:6日、7日 ファビオ・ルイージ

1月度:24日、25日 トゥガン・ソヒエフ

2月度:14日、15日 パブロ・エラス・カサド

4月度:24日、25日 クリストフ・エッシェンバッハ

5月度:22日、23日 ファビオ・ルイージ

6月度:19日、20日 鈴木優人

Ⅲ。Cプログラムの日程と指揮者は以下の通りです(NHKホール:金曜=19時半、土曜=14時開演)

9月度:15日、16日 ファビオ・ルイージ

10月度:20日、21日 ヘルベルト・ブロムシュテット

11月度:10日、11日 ゲルゲイ・マダラシュ

12月度:1日、2日 ファビオ・ルイージ

1月度:19日、20日 トゥガン・ソヒエフ

2月度:9日、10日 大植英次

4月度:19日、20日 クリストフ・エッシェンバッハ

5月度:17日、18日 ファビオ・ルイージ

6月度:14日、15日 沖澤のどか

(Cプログラムは休憩のない60~80分の公演。本番前にN響メンバーによる室内楽あり)

現在私はAプロとBプロの会員ですが、とりあえず両プログラムの日程だけは押さえておこうと思います

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