人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「クラシックコンサート 2022年 マイベスト5」の発表です ~ 第1位はMETライブビューイングでお馴染みのあの歌手のリサイタルです / 2022年の新語大賞「タイパ」とは?

2022年12月31日 07時03分53秒 | 日記

31日(土)。月末を迎えたので恒例により今月の3つの目標の実績を発表します 12月の実績は①クラシック・コンサート=8回、②映画鑑賞=13本、③読書=4冊でした

各目標のトータルの実績と2023年の目標は明日のブログで発表します

ということで、わが家に来てから今日で2910日目を迎え、ロシアのプーチン大統領は29日、完成した最新の原子力潜水艦「スボーロフ大元帥」などを実践配備する式典にオンラインで出席、軍艦建造を加速化し「世界の海でロシアの安全と国益を守る」と表明した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     軍艦建造より ウクライナへの損害賠償資金を確保しておかないと ロシアは破産だぜ

 

         

 

前日の夕食で「牡蠣のカンカン焼き」を作った時に、缶の底に残った日本酒と牡蠣から出た汁のミックス・スープで、昨日の昼食に息子がスパゲティを作ってくれました 具はレタス、パプリカ、ツナです とても美味しくて、やっぱり息子に料理は敵わないと思いました

 

     

 

昨日の夕食は娘が「ローストビーフ」を、息子が「マッシュポテト」を、私が「生野菜サラダ」を作りました 家族3人共作の夕食は今回が初めてです ローストビーフはレアで美味しく、マッシュポテトはクリーミーで、シャンパンとワインによく合いました

 

     

 

         

 

息子が、この日に配達されるように「コーヒー豆」セットを送ってくれました ケニアの「レッドマウンテン」とCOEディオス農園の「エル・サルヴァドール」です 帰省した本人の前で梱包を解くと良い香りがしました お正月にゆっくりいただくことにします

 

     

 

娘には 遅れたバースデープレゼントとして紅茶とジャムのセットを送ってくれたようです なんだかんだ言っても、家族が一番大切です

 

         

 

昨日の朝日新聞朝刊第1面に「タイパ社会 豊かな時間はどこに ~ 時間効率求めて追われ」という見出しの記事が載っていました 超略すると以下の通りです

「費用対効果をあらわすコスパに加え、時間あたりの生産性を重視する『タイムパフォーマンス(タイパ)』が注目されている 調査会社クロス・マーケティングによる『映画やドラマなどの動画を”倍速視聴”したか?』という質問に20~60代の3人に1人がそうしたと答え、20代では半数近くにのぼった 読書、音楽、食事、健康、恋愛・・・『タイパ』重視の意識は、あらゆる領域に浸透してきている 三省堂の『今年の新語2022』で大賞に選ばれた。スマホの普及でSNSが全盛となり、定額見放題の動画配信サービスが広まった。消費しきれないほどの膨大なコンテンツの波が、押し寄せている 博報堂生活総研の調査によると、『日頃の行動を高速化したい』と考える人が1999年の37%から今年は57%に拡大した 一方、時計大手のセイコーグループの調査では、7割近くが『時間に追われている』と感じ、5割近くがその感覚が『強くなった』と答えた 20万部を超えたビジネス書『限りある時間の使いかた』は、『効率を上げれば上げるほど、ますます忙しくなる』という『生産性の罠』に警鐘を鳴らす

『タイムパフォーマンス(タイパ)』については、稲田豊史著「映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ ~ コンテンツ消費の現在形」(光文社新書)を6月24日付toraブログでご紹介しています コンテンツの「鑑賞から消費へ」という流れが分かりやすく書かれています 興味のある方はご覧ください

 

     

 

         

 

今年はクラシック・コンサートを144回聴きました 内訳は①オーケストラ=102回、②室内楽=28回、③オペラ・声楽=14回でした その中から、独断と偏見で今年最も印象に残ったコンサートの「マイベスト5」を選んでみました

第1位「エリーナ・ガランチャ メゾ・ソプラノ リサイタル」(6月28日:すみだトリフォニーホール)

これは断トツ1位です コロナ禍で延期に次ぐ延期を経て3年越しに実現したコンサートだけに期待度がマックスでしたが、期待にそぐわぬ素晴らしい公演でした サン=サーンスの歌劇「サムソンとデリラ」のアリア「あなたの声で心は開く」をはじめ最高のメゾを堪能しました アンコールにカルメンの「ハバネラ」をはじめ6曲も歌ったのには度肝を抜かれました また来日したら絶対 聴きに行きます

 

     

 

第2位「新国立オペラ ジュリオ・チェーザレ」(10月2日・新国立劇場「オペラパレス」)

この公演は、クレオパトラ役の森谷真理の歌唱力と演技力が群を抜いていたほか、トロメーオ役の藤木大地がコメディータッチの役柄に新境地を開拓、ニレーノ役の松村稔之が大健闘しました

 

     

 

第3位「新日本フィル  すみだクラシックへの扉第7回公演 ~ 新実徳英『和太鼓とオルガンとオーケストラのための”風神・雷神”』ほか」(5月13日・すみだトリフォニーホール)

この日のプログラムは①サン=サーンス「糸杉と月桂樹」から「月桂樹」、②新実徳英「和太鼓とオルガンとオーケストラのための『風神・雷神』」、③ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」第1組曲、第2組曲、④ラヴェル「ボレロ」で、演奏は②の和太鼓独奏=林英哲、オルガン独奏=石丸由佳、指揮=井上道義です 何と言っても②の『風神・雷神』が凄かった 林英哲の迫力ある和太鼓と石丸由佳の狂気とも言える熱演が、洋楽器のオーケストラの渾身の演奏と相まって素晴らしい音楽劇を繰り広げました

 

     

 

第4位「東京フィル第976回定期演奏会:ヴェルディ『ファルスタッフ』」オペラ演奏会形式(10月20日・サントリーホール)

出演はファルスタッフ=セバスティアン・カターナ、アリーチェ=砂川涼子、ナンネッタ=三宅理恵、フェントン=小堀勇介、メグ=向野由美子ほか、指揮=チョン・ミョンフンです この公演は楽しかったの一言です 指揮者のチョン・ミョンフン自らがオペラに参加し笑いを取っている姿が微笑ましく、歌手陣も表題役のセバスティアン・カターナをはじめ皆 充実していました

 

     

     

第5位「東京・春・音楽祭 ワーグナー『ローエングリン』」(3月30日・東京文化会館)

コロナ禍で中止が続き、今回が3年ぶりの待望の「ワーグナー・シリーズ」でした 出演はローエングリン=ヴィンセント・ヴォルフシュタイナー、エルザ=ヨハン二・フォン・オオストラム、テルラムント=エギルス・シリンスほか。管弦楽=NHK交響楽団、指揮=マレク・ヤノフスキです。いつもながら歌手陣が充実していました それに加え、ヤノフスキ指揮N響の渾身の演奏が光りました

 

     

 

こうして見ると、5公演のうち歌劇・声楽が4公演となっているのが大きな特徴です やっぱり私は総合芸術としてのオペラが好きなんだな、とあらためて思います

本当は新国立オペラを中心とする年13回程度でなく、もっと多くのオペラ公演を鑑賞したいのですが、何しろチケット代が高額なので二の足を踏んでしまいます しかし、来年は今年以上に回数を増やしたいと思っています

さて、皆さんの「2022年のマイベスト」はいかがでしょうか

今年1年間、toraブログをご訪問いただきありがとうございました 来年も毎日休まずアップして参りますので、モコタロともどもよろしくお願いいたします

 

         

【忘備録】

2022年12月31日におけるtoraブログのトータル・アクセス数とランキング

①トータル閲覧数   7,487,082 P V

②トータル訪問者数  2,313,157 I P

③gooブログ全体におけるランキング      3,140,875ブログ中 245位

④日本ブログ村「コンサート・演奏会感想」におけるランキング 54ブログ中 1位

⑤フォロアー数 2001人(ツイッター分47人を含む)

コメント (4)
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