28日(水)。昨日、東京シティ・フィル「ティアラこうとう定期演奏会」会員になりました 私はすでに「東京オペラシティ定期演奏会」の会員ですが、プログラムが充実しているので両方の会員になりました 年4回シリーズですが、第1回目(4/15)は吉田南によるブラームス「ヴァイオリン協奏曲」、第2回目(9/9)は角野隼斗によるモーツアルト「ピアノ協奏曲第26番」、第3回目(11/23)は朴葵姫のギターによるロドリーゴ「アランフェス協奏曲」、第4回目(1/27)は目等貴士によるカーゲル「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」がプログラミングされています どれもが魅力的です
ということで、わが家に来てから今日で2907日目を迎え、NHK党のガーシー参院議員から動画投稿サイトで中傷や脅迫を受けたなどとして、複数の著名人が提出した告訴状を警視庁が受理していたことが捜査関係者への取材でわかった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
こいつは何のために国会議員になったんだ? 文春か新潮に行くべきだったんじゃね
昨日、夕食に大学時代の友人S君が送ってくれた「鯵を塩焼き」「イカをバター焼き」にして、「生野菜サラダ」「豚汁」と一緒に食べました 鯵は身が厚くて脂がのっていて、イカは柔らかくてとても美味しかったです
新文芸坐でビョン・ソンヒョン監督による2021年製作韓国映画「キングメーカー 大統領を作った男」(123分)を観ました
時は1961年。韓国北東部の高原道で小さな薬局を営むソ・チャンデ(イ・ソンギュン)は、世の中を変えたいという思いから野党の新民党に所属するキム・ウンポム(ソル・ギョング)に肩入れし、ウンポムの選挙事務所を訪ねて、選挙に勝つための戦略を提案する その結果、ウンポムは補欠選挙で初当選を果たし、63年の国会議員選挙では地元で対立候補を破り、新進気鋭の議員として注目を集めるようになる その後もチャンデは影の参謀として活躍するが、勝利のためには手段を選ばないチャンデに、理想化肌のウンポムは次第に理念の違いを感じるようになる
この映画は、第15代韓国大統領・金大中と彼の選挙参謀だった厳昌録の実話をベースに、生き馬の目を抜く苛烈な大統領選挙の裏側を描いています
民主主義を標榜し理想を掲げるキム・ウンポムに対し、ソ・チャンデの理論は単純明快です 「理想を実現するためには、当選しなければならない」ということです 「そのためには、自らの主張を訴えることだけでは弱く、相手の弱点を突くことも視野に入れなければならない」ということです しかし、それが行き過ぎると「目的のためには手段を選ばない」ことになり、違法行為に走ることに繋がります その辺の駆け引きが難しいところです
結局ソ・チャンデは”やり過ぎて”キム・ウンポムに解雇されてしまいます そして、決して政治の表舞台に立つことのない「影」の存在に不満を抱いていたこともあり、敵側陣営に寝返ってキム・ウンポム陣営に対峙することになります こういう政治の舞台裏の話は韓国に限らず日本でも結構あるのではないか、と思います