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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アッと驚く東京交響楽団と読売日響の4月人事! / クロード・ミレール監督「なまいきシャルロット」を観る ~ ベートーヴェンやモーツアルトの音楽も流れる

2023年04月02日 04時59分44秒 | 日記

2日(日)。東京交響楽団のホームページによると、4月1日付で笹沼樹が客演首席奏者として入団しました 笹沼樹(ささぬま たつき)は2016年の「第65回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門」第3位入賞の「カルテット・アマービレ」のメンバーです このカルテットのメンバーでは中恵菜が新日本フィルの首席ヴィオラ奏者を務めています また、東響の楽団員名簿を見ると、竹山愛が首席フルート奏者として登録されています 「研究員」となっているので、試用期間中ということだと思われます 東京シティ・フィルの首席から東響の首席に移ったことになります

一方、読売日響の正式メンバーリストを見ると、荒木奏美が首席オーボエ奏者、影山梨乃がハープ奏者として登録されています いずれも「契約団員」で4月18日付となっています 言うまでもなく、この2人は3月末で東響を退団しています また、同じく3月末に東響を退団した首席ホルンの大野雄太は、本人のツイッターによると、4月から聖徳大学音楽学部准教授に就任しました

東京シティ・フィル、東京交響楽団、読売日響の一連の人事を見ると、「水は高いところから低いところへ流れるが、オーケストラの楽員は給料の低いところから高いところへ流れる」という傾向が見て取れるように思います(あくまでも個人の感想です)

ということで、わが家に来てから今日で3001日目を迎え、米CBSテレビは3月31日、起訴されたトランプ前大統領の罪状は計20数件で、重罪も含まれると報じた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     大物トランプのことだ 罪状が1つや2つである訳がない それでも立候補するだろな

 

         

 

昨日、早稲田松竹でクロード・ミレール監督による1985年製作フランス映画「なまいきシャルロット」(96分・HDリマスター版)を観ました

舞台は夏のパリ。13歳のシャルロット(シャルロット・ゲンズブール)は父親と兄と3人で暮らしている   彼女は学校でも家でも思うようにいかず、母親代わりの家政婦レオーヌ(ベルナデット・ラフォン)や近所の幼女ルルに当たり散らしてしまう そんなある日、コンサートのため街にやってきた同じ歳の天才ピアニスト、クララ(クロチルド・ボードン)と知り合ったシャルロットは、憧れのクララに付き人になるよう誘われ、家を出て外の世界を旅することを夢見るようになる

 

     

 

この映画は、アメリカの作家カーソン・マッカラーズの小説「結婚式のメンバー」を基に、思春期の多感な少女が経験する夏の出来事を描いています 本作初主演のゲンズブールが思春期特有の苛立ちを抱える主人公を瑞々しく演じ、1986年の第11回セザール賞で新人女優賞を受賞、家政婦役のベルナデット・ラフォンも同助演女優賞を受賞しました

さて、私が興味があるのは音楽です 映画の序盤で、オーケストラをバックにピアノを演奏するクララの姿をビデオを見て、シャルロットはすっかり魅了されてしまいます その時クララが弾いていたのはベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37」の第1楽章「アレグロ・コン・ブリオ」でした 映画のシーンとしては結構長く映し出されていました また、クララが邸宅の広い庭でピアノを弾くシーンではモーツアルトのソナタかロンドらしき曲が演奏されましたが、残念ながら曲目の特定には至りませんでした また、終盤のコンサートシーンでクララがピアノ協奏曲を弾くシーンがありますが、一度も聴いたことのない曲でした ロマン的な激しい音楽でシャルロットの胸の高鳴りを表しているように響いていましたが、ひょっとすると、この映画の音楽担当者が作曲した曲かもしれないと思いました

 

     

コメント (6)
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