第28回寬仁親王牌 10月11日~14日

2019年10月02日 17時46分08秒 | 未来予測研究会の掲示板

「第28回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が10月11日~14日の日程で開催される。

グランプリ出場をかけたタイトル争いも残すところ、あと2大会。

後半戦に入り、賞金争いも熱を帯びてきた。前橋競輪場を舞台に、高速バトルが繰り広げられる。

平原康が今年初の頂点へ

平原 康多
松浦 悠士
郡司 浩平

 ここは平原康多が優勝争いをリードする。前半戦から成績は安定していたが、方向性が見えてきた今年中盤からギアが一段上がった感じ。

6月久留米記念で今年の初優勝を飾ると、8月西武園記念でも優勝。6月高松宮記念杯から4連続でビッグの優出を決めている。

今年のG1を勝っている脇本雄太、新田祐大に深谷知広らナショナルチームのメンバーが不在で、直接対決はグランプリまでお預け。

賞金ランクでも圏内につけているが、ここでタイトルを獲って胸を張って出場を決めるか。サマーナイトで優出した吉田拓矢をはじめ、吉澤純平、鈴木竜士と関東勢は機動型も豊富。地元の木暮安由、諸橋愛もビッグ連続優出と乗れている。ただ武田豊樹は9月岐阜記念の落車で鎖骨骨折。出場できるかどうかは微妙だ。
 若手の躍進で層が厚くなった中四国勢は地区別では最多の23名が出場する。S班の清水裕友に松浦悠士、太田竜馬はタイトルが手の届くところまできている。

オールスターのシャイニングスター賞では中四国勢4車で結束したが、誰も決勝には勝ち上がれなかった。今後はいかに多くの選手が決勝に勝ち上がるかが鍵になりそう。前記の3人は賞金ランク上位につけており、初タイトルもそうだが、グランプリ争いという点でも注目を集める。売り出し中の宮本隼輔に追い込みでは今年G1で2度優出の小倉竜二や渡部哲男もいる。

中四国勢が一丸となって覇権奪取に挑む。
 郡司浩平も初タイトルへ機は熟した。高松宮記念杯の落車で2カ月の欠場はあったが、復帰戦のオールスターで優出すると小田原記念、共同通信社杯を連覇。万全の状態で復帰したことは明らかだが、場所ごとに調子を上げている印象だ。渡邉雄太、和田真久留に簗田一輝と南関勢にはスピード自慢の若手機動型がそろっている。

それぞれが持ち味を発揮できれば台風の目になれるはずだ。
 渡邉一成は調子と成績が結びつくようになってきた。8月玉野で優勝してからはGレースでも4連続で優出。過去に前橋では好戦歴が多い点も強調材料になる。山崎芳仁、佐藤慎太郎も文句なしの実力者で、現在賞金ランク3位につける佐藤の安定感には目を見張るものがある。新山響平も注目の一車。

ナショナルチームで強化されたスピードが前橋の33バンクで花開くか。
 浅井康太は9年連続のS班へ、残るG1は2大会となった。

要所で落車、失格があり、流れに乗れなかったのが苦戦の原因で、今回も優勝候補の一角を占める存在であることは間違いない。後半戦へ向けて調子も上げてきている感じで、今年ここまでにたまったうっ憤を大舞台で晴らすか。

中部勢では柴崎淳の気配がいい。上位陣とも互角に渡り合えるスピードで2度目のG1ファイナルを目指す。
 九州勢は精鋭ぞろい。中心はG1戦2Vの中川誠一郎だが、山崎賢人のダッシュを生かした攻めや山田英明、松岡貴久の高い総合力も魅力だ。それぞれの個性が生かされれば少数とはいえ侮れない勢力となる。
 近畿勢も陣容豊富。S班の三谷竜生や古性優作がかみ合ってきて強さを発揮なら盛り上がる。


茨城国体国体自転車競技(トラック・レース)第3日

2019年10月02日 16時51分21秒 | 日記・断片

茨城国体国体自転車競技(トラック・レース)第3日(取手競輪場)に開かれたポイント・レース16㎞予選を観戦する。
家人は午前9時からのチーム・スプリント、4㎞チーム・パシュート、ケイリン2回戦、スクラッチ(6㎞)予選、スクラッチ(8㎞)予選を観戦していた。
当方は12時50ふんからのポイント・レース(16スクラッチ(6㎞)予選、スプリント1/2決勝1回戦、ケイリン準決勝などを観戦した。

ホームの特別観覧席で観戦していたが、ケイリンは外のスタンドで観戦した。

家族、友人たちの声援や歓声が直に伝わってくるので、観戦するなら外である。

だが、家人は「暑いので外は嫌だ」と言っていた。

断然、観戦するなら外のスタンドだ。

ちなみに、昨日は中学生、小学生たちが4コーナーのスタンド席で観戦していて、一般の方はこのコーナーで観戦できない旨の張り紙があった。
なお、家人は夜のカラオケのために1時30分ころ帰り、夕食の支度を。
当方は、4時20分に帰宅した。



何でも見てやろう!(イベントは研さんの場でもある)

2019年10月02日 11時18分06秒 | 日記・断片

何歳になっても、仲間たちと<研さんの場がある>ことは幸いである。
「老人会じゃないの?」と敢闘会を揶揄する友人もいるが・・・
ところで、家のなかにこもっている地域住民が少なくないようだ。
でも、先日の友人が所属する「取手男性合唱団」を取手市民会館の大ホールで聴いたが、思いのほか多くの人が来場したことに驚かされた。
また今、取手競輪場で開催されている茨城国体自転車競技(トラックレース)にも全国から多くの来場者が来ていた。
選手の家族、友人たちなのだろう。
どこに宿泊しているのだろうか?と想ってみた。
駐車場には、全国の車のナンバーが見られた。
京都、福岡、熊本、岡山、福井、富山、名古屋、大阪、京都、長野、新潟、群馬、栃木、福島、青森など。
45年ぶりの茨城国体。
次回は45年後であろうか?
この機会に取手市内の住民たちも大勢が取手競輪場へ「来場したらいいのに」と思うのだ。
当方は、お祭りやイベント大好き人間である、今日も午後には取手競輪場へ行く予定。
家人はパートが休みなので、午前9時から会場へ行っている。

研鑽を積む
読み方:けんさんをつむ
別表記:研鑽をつむ、研さんを積む、けんさんを積む

学問などを深く究める、よく勉強しよく研究する、などの意味の表現。「研鑽」は学問の研究によく励んだり知識を深めたりする、などの意味。

 


ひとりで生きる 大人の流儀9

2019年10月02日 10時23分07秒 | 社会・文化・政治・経済
 

個の力や個性を確立した「一人」であり、孤独とか孤立の「独り」ではない。

世の中には、何らかの理由から一人で生きざるを得ない状況や立場の人も、大勢いるでしょう。
しかし、人は独りではない。
そう呼び掛けようと思ったのです。伊集院静さんの言葉(以下も)

大事なのは、一人一人が個の力を高めること、生きる力をつけること。
その一つが「自分を冷静に見る力」ではないでしょうか。
私は、すぐに手が届く答えよりも、失敗をしたりしながらあちこち遠回りして汗を流して得た答えの方が、何倍も質が良いように思うのです。
60歳を過ぎてから本物です。
無駄や遠回りに思えることが、いかに大事か。
必ず意味があるのです。


内容紹介

一人で生きることを自覚せよ、と言っても、そう簡単にできるものではない。

泣く雨の夕暮れも、一人で膝をかかえて星を見上げる夜半もあるであろう。孤独というものには、やるせなさがどこかに隠れている。なのに一人で生きようとしている人には、家族、兄弟姉妹、仲間、同僚、友と日々、逢ったり、連絡を取り合って、普通に生きている人たちには、ないものがある。

あの潔さに似たものは何なのだろうか? ひとりで生きることは、一見淋しいものに思えるが、実は美しい人間の姿であるのかもしれない。――伊集院静
シリーズ累計195万部超の大ベストセラー第9弾。

 


 
 
 
 
 

 

阪神ガルシアCSも第2先発「目安になる」矢野監督

2019年10月02日 10時15分41秒 | 野球

10/2(水) 日刊スポーツ

リリーフで奇跡のCSを呼び込んだ阪神オネルキ・ガルシア投手(30)が、CSも「第2先発」としてブルペンに待機する。

先発要員だった左腕は、9月22日DeNA戦(甲子園)で初リリーフ。1回無失点で4勝目を挙げると、そこから救援で3連勝。最終盤の6連勝に大きく貢献した。

この日の練習後、ブルペン担当の金村投手コーチは「(終盤戦の)戦い方を考えると、先発も引っ張らないと思う。そうなった時に、序盤で複数イニング投げてくれるピッチャーは必要になってくる」と発言し、CSでもガルシアのブルペン待機を示唆。矢野監督も「それは1つ、参考というか目安にはなると思う」と語り、総力戦に変わりはない。

ガルシアはハイテンションでムードメーカーとしても頼もしい存在だ。同コーチは「彼が中(救援陣)に入って5試合。そのうち3勝してラッキーボーイ的な存在。1年間、中継ぎに置いたらちょっと困ると思うけど(笑い)。ブルペンの雰囲気もだいぶ盛り上げてもらっている」と評価。短期決戦に向け「トーナメントのつもりで。もうひと頑張り、ブルペン陣には頑張ってもらって、先を考えずに出し尽くしていくしかない」と力を込めた。

 
 
 
 

 


建設業・メディア業界「長時間労働削減を」過労死白書

2019年10月02日 06時36分18秒 | 社会・文化・政治・経済

2019年10月1日 12時56分働き方改革
ことしの「過労死白書」がまとまり、昨年度の過労死や過労自殺は過去10年間で最も少なくなったものの、依然、高い水準が続いているとして、特に建設業やメディア業界について、業界全体で長時間労働の削減に向けた取り組みが必要だと指摘しています。
1日閣議決定された過労死等防止対策白書=「過労死白書」によりますと、昨年度、過労死や過労自殺した人は158人で、過去10年間で最も少なくなったものの、依然高い水準が続いているとしています。

年代別でみると、40代が最も多く47人、次いで50代が46人、30代が26人、60歳以上が20人、20代が19人となっています。

今回は長時間労働が多いと指摘されている建設業とメディア業界について初めて分析が行われました。

建設業では平成22年からの5年間に、脳・心臓疾患による過労死と認定された人が78人、精神障害による過労自殺が54人でした。

このうち過労自殺のケースを詳しく分析したところ、現場監督が30人と最も多く、主な要因として、長時間労働や業務量の変化、上司とのトラブルなどを挙げています。

メディア業界では、過労死が10人、過労自殺が4人で、過労自殺についてはすべて20代だったということです。

主な要因としては、恒常的な長時間労働や、2週間以上の連続勤務を挙げています。

白書では分析の結果を踏まえ、いずれの業界も長時間労働を削減することが重要だとして、業界全体で働き方改革を進めることや、残業などの負担が大きい若年層の職場環境の改善が必要だと指摘しています。
メディア業界 労災認定は5年間で22人
「過労死白書」によりますと、メディア業界で平成22年から27年までの5年間に脳や心臓の疾患で労災と認定されたのは22人です。

業種別にみると、放送業と広告業がそれぞれ9人、次いで出版業が3人、新聞業が1人となっています。

労災と認定された要因別にみると、すべて長時間の過重業務でした。

この中には6年前の平成25年7月、NHKの首都圏放送センターで記者をしていて心不全で亡くなった佐戸未和さん(当時31歳)も含まれています。

NHKは「佐戸未和さんの過労死を重く受け止め、公共放送をともに支える大切な仲間を失うようなことはあってはならないと考えている。NHKグループが一体となって長時間労働に頼らない組織風土づくりや業務改革を今後も進めていきたい」としています。


阪神CS出場と中日大野の防御率タイトル獲得“竜虎同盟”に意外と批判の声目立たず!

2019年10月02日 06時12分40秒 | 野球

10/1(火) 5:00配信 THE PAGE

阪神の矢野監督は執念の6連勝でCS切符ゲット
 阪神が30日、甲子園で行われた最終戦で中日を3-0で下し、逆転で3位に浮上、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めた。中日は3回3分の1無失点に抑えれば逆転で、最優秀防御率タイトルを獲得できる先発の大野雄を、タイトル確保と同時に降板させ、直後に阪神が均衡を破り先制した。大野のタイトルと阪神のCS出場の交換ゲームのようになった展開にネット上で「竜虎同盟」という言葉がSNSのトレンドワードになった。意外と広島ファンを含む批判的な声は少なかった。

天敵左腕降板直後に勝ち越し!
 ベンチから出てきた与田監督の姿を認めると虎党が騒いだ。前回登板は、ノーノー。この日もパーフェクトに抑えこまれていた阪神の天敵左腕が降板するのだ。4回先頭の近本をアウトにとった時点で、3回3分の1を無失点に抑えた大野の防御率は2.58となり、タイトルを争っていた広島・ジョンソンの2.59を抜いたのである。

 チームは、この2試合で連勝すれば、4位の可能性があったが、前日のゲームを失った時点で目標はなくなっていた。完全な消化試合で指揮官が個人タイトルを優先するのは当然だろう。しかも、大野は初の防御率タイトルである。

 大野が降りた途端に阪神は水を得た魚になった。2番手の三ツ間、3番手の山本を攻めて、たちまちのうちに4、5回で3得点。大山のタイムリーに、ワイルドピッチで2点をもらうという展開。もう甲子園は勝負あったの雰囲気に変わった。

 モチベーションが異なるチームの戦いは、こうまで違うものか。先発の青柳から、島本、引退登板となった高橋聡、岩崎、ジョンソン、藤川と小刻みに目先を変えられ、中日打線は白旗をあげた。

 今季限りの退団を表明している鳥谷が、阪神ラストゲームを7回の代打出場(ライトフライ)からショートの守備につくという矢野監督の配慮もあって、さらに甲子園は特別なムードに包まれていた。
 今季ゲーム差は広島と最大6.5差あった。広島が先に全日程を終えた時点で1ゲーム差。阪神は残り3試合。3連勝がCS出場ノルマという過酷な条件を6連勝フィニッシュという異例の猛ダッシュでクリアしてみせたのである。

「セプテンバー・ロス」は、これまでの阪神の代名詞だったが、就任1年目の矢野阪神は、見事な粘りと、投手力で奇跡の逆転CS出場を勝ち取った。泣くに泣けないのは、この3日間、毎日、阪神の負けを祈っていた広島ファンだったのだろう。

 ネット上では「広島ファン」に続き、一時「竜虎同盟」という言葉がSNSのトレンドワードとなった。大野の最優秀防御率タイトルと交換で阪神がCS出場権を得た現象をファンが面白おかしく表現したもの。
 ツイッターの書き込みは「竜虎同盟最高!」「竜虎同盟ありがとう!」などとポジティブなものが多く、広島ファンも激怒というよりも総じて「今年はバティスタのドーピング問題もありCSにいけなくて当然です」「阪神さんおめでとう!」といった広島の4位転落に納得しているような声が目立った。

ペナントレース終盤の勝敗度外視の個人タイトル優先主義には、否定的な議論がなされることが少なくないが、最終戦でチームの目標がない中日が、見事な復活を遂げた大野へのタイトルプレゼントにチームが一丸になった。今回は、ギリギリセーフだろう。

 阪神OBで評論家の池田親興さんも「順位がかかっているならまだしも、チームに目標がなくなった最終戦でタイトルがかかった選手がいるなら、配慮するのは、監督として当然の行為。与田監督が3回3分の1で、きっかりと大野をマウンドから降ろしたことに何も問題はないだろう。広島ファンにしては、納得がいかないかもしれないが、最終戦の中日戦に、自力で勝っておけば、こんな気持ちにならなくて済んだこと。例年ペナントレースの後半に繰り広げられるケースの多い醜いタイトル争いとは、ちょっと種類が違うと思う」と、与田監督の采配に肯定的だった。
 本当は“竜虎同盟”で巨人を引きずり下ろし、さらなる混戦に持ち込んでおかねばならなかったのだろうが、これもたまたまの巡り合わせ。143試合までスリル満点。そしてハッピーエンドにまとめた2019年の阪神劇場はエンターテインメントとして最高の結果を残した。 
 矢野監督は、試合後の全試合終了スピーチで、ラグビーW杯で優勝候補のアイルランドを破る大金星をあげた日本代表を引き合いに出して「阪神タイガースも、感動と子供たちに夢を与えられるようなチームになっていきます。選手たちが、粘りに粘ってつかんだクライマックスシリーズの切符。皆さんと最後までしっかりと戦っていきたいと思います」と挨拶した。
 阪神と横浜DeNAとのCSファーストステージは5日から横浜スタジアムで行われる。


阪神注意すべき“ノリ男”/梨田氏&真弓氏CS占う

2019年10月02日 05時56分56秒 | 野球

10/1(火)  日刊スポーツ

阪神近本光司(2019年9月28日撮影)
日本ハム、楽天、阪神などの監督時代にCSで指揮をとった梨田昌孝氏(66=日刊スポーツ評論家)と真弓明信氏(66=同)が紙上対談し、阪神のファーストステージの行方を占った。短期決戦の必勝法とは-。【取材・構成=寺尾博和編集委員、田口真一郎デスク】

指示を出す阪神矢野耀大監督

   ◇   ◇   ◇

-阪神の6連勝は「短期決戦」の戦い方で、CSのリハーサルになった

梨田氏 順位が決まるまであきらめずに戦ってきた結果だね。DeNAにシーズン16勝8敗1分けと勝ち越しているから苦手意識もないだろう。

真弓氏 特に横浜スタジアムに行けば、タイガースのほうがよく打つというデータがあるから、DeNAは嫌だよね。

-CSは日本ハムで3回、楽天で1回経験しています

梨田氏 08年日本ハム、17年楽天は3位でCSにでたが、怖さもあるが、下位からだから思い切ってやれるほうが大きい。まず先手をとることだ。

真弓氏 初戦は今永だろうが、キレのいい直球に対し、負けないスイングができるか。タイミングを合わせて、いいポイントで捉えることが重要だ。力むよりも軽く、いいポイントで捉える方が、打ち損ないは少ない。

梨田氏 意外性の男にも要注意だ。01年ヤクルトとの日本シリーズで、ラミレス(現DeNA監督)、ペタジーニを徹底マークしたが、実際は若手でイキの良い岩村にやられた。短期決戦では“ノリ男”がでてくる。

-横浜スタジアムでのチーム打率はDeNA・232、阪神・266

梨田 阪神は対左投手に右の北條、中谷、陽川らを起用してきた。今永は手をつけられないといった内容ではない。矢野監督は積極的にエンドランなどを仕掛けるだろう。

-阪神監督だった10年のファーストステージ初戦は巨人に先手を取られ、2戦目は逃げ切れなかった

真弓氏 打って勝つ、という試合の流れは簡単には作れない。打てないだろうという前提になってくるから取れる時にどんな形でも点を取ることだ。

梨田氏 最後はマルテを欠いた和製打線を強いられた。張りのある左足が復調しても実戦の感覚がどこまで戻って動けるか…。

真弓氏 最終戦から5日間、間隔が空く。シーズン中にそれだけ空白があることはない。体調や調子がベストの選手を使っていくのがいいだろう。

-横浜スタジアムでは近本、大山の好成績が目立つ

梨田氏 マルテに代わって「4番」に戻った大山の状態が少し良くなっているのは心強い。

真弓氏 とはいえ、大山が30発打っているわけじゃない。本塁打の出やすい球場だが、先に走者を出して、できれば近本のように盗塁し、一打で1点をとりたい。もっともマークされるのは、近本の“足”なのは間違いないだろうがね。

-右手小指に死球を受けた筒香も復帰見込み、ソト、ロペス、宮崎ら手ごわい

真弓氏 だからこそ、とにかく先に1点でも取っていきたい。後ろは力のある投手が多い。逃げる展開は得意としている。

-直接対決の防御率はDeNA3・71、阪神2・64。「投手力」で逃げ切る展開に持ち込みたい

梨田氏 西はゲームは作るが、目先を変えるための継投はカギを握る。9月22日DeNA戦(甲子園)で望月を4回途中でスイッチ、計7人のリレーで逃げ切ったようなね。

真弓氏 シーズン後半では、先手を取れば、中継ぎ、抑えの継投で逃げ切るのが、うまくいった。

梨田氏 ガルシアを「第2先発」「ロングリリーフ」でうまく使いたい。球数、打順の巡り合わせで繰り出す小刻み継投は効果がある。抑えが安定している強みを生かしたい。

真弓氏 相手はエースが投げていても、追う展開では6、7回に代打を送らざるを得ない。一方阪神は先発の調子が悪くても、早め早めの継投に持ち込める。

梨田氏 とにかく先に1つとりたいね。