僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた

2019年10月27日 23時00分15秒 | 社会・文化・政治・経済

アダム・オルター (著), 上原 裕美子 (翻訳)

 

ネット依存の現状と対策
各種プラットフォームは、追体験を求めるように設計されている。
体内に物質を取り込むわけではないが、薬物同様に依存性を生む-現代人の多くが、思い当たるだろう。
ここに戦慄すら覚える報告もある。
「ネット依存の後遺症から完全に逃れることは不可能」と指摘する。
人は人と向き合って話す力が衰えるのだ。
対面の場での言外の「間」すら、分からなくなる。

内容紹介

 

ダニエル・ピンク、マルコム・グラッドウェル、
アダム・グラント、アリアナ・ハフィントン、
チャールズ・デュヒッグ、スーザン・ケイン……

僕らをのめり込ませる手口とその仕組みの全貌を暴き、
世界中が絶賛(+警告)した
「悪用厳禁」の話題の書、ついに上陸!

スマホ、インスタ、ネットフリックス、
スマートウォッチ、ゲーム、メールチェック……
新時代の依存症「行動嗜癖」のメカニズムと、
この「厄介な隣人」とうまく付き合っていく方法を
心理学界の次世代を担う俊英が解き明かす。

‖錚々たる識者が「必読書」認定
‖"6大書評"、解禁


▼マルコム・グラッドウェル<世界累計発行部数200万部超のベストセラー作家>
「現代の深刻な病である依存症。著者はその広がりについて、読む者を虜にする深い考察を提示している」

▼アリアナ・ハフィントン<『ハフィントンポスト(現ハフポスト)』創設者>
「メールチェック、ウェブサーフィン、『いいね』のタップがやめられないあなたは、ぜひデバイスからいったん手を放して、この本を読んでください。現代人がテクノロジーに依存する理由、そうなった経緯、そしてこれからとるべき対策について語った大切で画期的な1冊です」

▼アダム・グラント<『GIVE & TAKE』著者、ペンシルベニア大学ウォートン校終身教授>
「ここ最近読んだ中で最も魅力的かつ重要な本。著者は生活を支配する新しい依存症をはっきり明るみに出すとともに、ビジネスと家族と私たち自身の精神を救う手立ても提供している」

▼ダニエル・ピンク<『ハイ・コンセプト』『フリーエージェント社会の到来』著者>
「明晰で鋭い主張。著者は現代の生活に潜む危険、すなわち『行動嗜癖』を白日のもとにさらしている。ソーシャルメディアの『いいね』を追いかけるのも、歩数をカウントするのも、自分自身の意思はさほど関係がない。私たちの行動は私たちが使っているテクノロジーの構造に引っ張られている。本書を夢中で読み進めるうちに、あなたもきっと目からうろこが落ちるだろう――そして危機感を抱くに違いない」

▼スーザン・ケイン<『内向型人間の時代』著者>
「ソーシャルメディアは理想的な自己表現の場にもなるが、しだいにそれなしではいられなくなってくる。アダム・オルターがはっきり描き出すように、行動嗜癖となって私たちの精神的健康と人間関係を危うくしかねない。現代人がどれほどデジタルデバイスに縛られているか、本書を読んで理解してほしい。

テクノロジーが主導する時代にゆたかで充実した健全な生き方をしていくために、ぜひ知っておきたい解決策がここにある」

▼チャールズ・デュヒッグ<『習慣の力』著者>
「重要で、洞察力にあふれ、そして読んでいて楽しい。その三種の神器をアダム・オルターはそろえてみせた。テクノロジーに執着する現代を鋭く掘り下げながら、SNS、スマホ、ゲーム、活動量計、その他のデバイスへの固執を断ち切る斬新なソリューションを提示している。

本書が指摘しているとおり、こうしたテクノロジーに縛られている限り、私たちはしっかりした人間関係も築けず、共感力をもつ子どもを育てられず、仕事と睡眠や遊びを区別することもできないのだ。やめたほうがいいとわかっている行動をやめられず、時間やお金や人間関係を犠牲にした経験があるなら、この本が必読である」

 

内容(「BOOK」データベースより)

 

世界中が絶賛した話題の書、ついに上陸!スマホ、フェイスブック、インスタ、ネットフリックス、ゲーム、メール…。新時代の依存症「行動嗜癖」の衝撃。悪用厳禁!のめりこませる手口とその仕組みの全貌を暴く!!

著者について

アダム・オルター(Adam Alter)
ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスのマーケティング学科准教授。

専門は行動経済学、マーケティング、判断と意思決定の心理学。

『ニューヨークタイムズ』『ニューヨーカー』『WIRED』『ハフポスト』など、多数の出版物やウェブサイトで精力的に寄稿するほか、カンヌ国際広告祭やTEDにも登壇。

2013年の著書『Drunk Tank Pink: And Other Unexpected Forces That Shape How We Think, Feel, and Behave』(邦訳『心理学が教える人生のヒント』林田陽子訳、日経BP社、2013年)は、ニューヨークタイムズのベストセラーとなり、マルコム・グラッドウェルやダン・アリエリーから絶賛されている。

上原裕美子(うえはら・ゆみこ)
翻訳者。

訳書は『世界の一流企業は「ゲーム理論」で決めている』『すべては「先送り」でうまくいく』(ともにダイヤモンド社)、『♯HOOKED』(TAC出版)、『壊れた世界で“グッドライフ"を探して』(NHK出版)、『日本経済のマーケットデザイン』(日本経済新聞出版社)など。



ひきこもり、40代が最多 支援先は若年層が中心

2019年10月27日 22時56分43秒 | 社会・文化・政治・経済

 ひきこもり状態の人は40代が最多だが、支援を受けているのは20~30代が多い――。ひきこもりに関する実態調査をした都道府県・政令指定市への取材で、こんな構図が浮かんだ。40代以上の当事者をいかに支援につなげるかが課題になっている。

【グラフ】ひきこもりが多い年代は…

 朝日新聞が47都道府県と20政令指定市にアンケート。32自治体が実態調査をしたことが「ある」と答えた(集計中を除く)。ほとんどの自治体が、仕事や学校に行かず家族以外とほぼ交流しない状態が6カ月以上続く人を当事者としていた。

 このうち17自治体は、民生委員などが地域で把握している当事者の数をまとめる形式で2013~19年に調査。詳細を取材に明らかにした16自治体のうち、14自治体で40代が最多だった。14自治体は札幌市、長野県、大阪府、島根県、大分県などで、その多くはHP上で公開している。

 また、16自治体すべてで40代以上の割合が30代以下より多く、今年2月現在で調査した長野県では年齢不明者を除いた当事者2237人の63・1%が40代以上だった。

 民生委員は、児童委員も兼ねる特別職公務員で、担当区域の住民の生活状態を把握して行政とのパイプ役を担っている。

 一方、32自治体のうち神奈川県や三重県など6自治体は、自治体や民間団体が相談や支援で把握している当事者の状況を年代を問わず集計。ここでは20代か30代が最多で、30代以下の割合が40代以上より多かった。昨年11月~今年1月に調査した神奈川県の場合、年齢不明者を除いた当事者1989人の71・5%が30代以下だった。

 その他の9自治体は、無作為抽出の住民アンケートなどを実施していた。

【関連記事】

 


エイリアン――科学者たちが語る地球外生命

2019年10月27日 22時33分03秒 | 社会・文化・政治・経済
 

地球外生命を多角的に論じる。
太陽系を含む天の川銀河だけでも地球型惑星が10億個も存在すると推計する。
地球外生命の可能性の検討・探査を柱とする「宇宙生物学」には、既に20年を超える蓄積がある。
生命を育み得る惑星の条件や、地球の生命がどのように誕生したのかを改めて考察した内容など多岐に及ぶ。
本書の寄稿者の中には地球外生命否定論者もいる。
一つの星に生命が誕生し、それが知的生命となって文明を築くまでに、途方もない低確立の偶然が積み重なる必要があるといことだ。
私たち一人一人が知的生命として、今ここに在ること自体が、<奇跡の中の奇跡>ともいうべき僥倖なのだ。
生命の尊さ、かけがえのなさを再認識させられる力作。


内容紹介
地球外生命は存在するのか?
それは極限環境微生物か、無機質な知性体か──

「エイリアン」は、もはやSFではない! 

天文学、宇宙物理学、生化学、遺伝学、神経科学、心理学などの各分野を代表する20人の科学者や著作家が、地球外生命の定義、存在するための条件と可能性、その姿などを具体的、現実的に検討する。
地球上の生命の起源や、太陽系内外の星々の生命居住可能性(ハビタビリティ)を探り、最先端の探査方法を紹介。
極限環境に棲む微生物から、人類を超越する無機質な知性体にまで考えをめぐらせ、SF小説や映画も切り口として多角的な視点で地球外生命をとらえる。

『生命、エネルギー、進化』のニック・レーンをはじめ、王立協会マイケル・ファラデー賞受賞者6名を含む20名が寄稿!
科学の進歩に驚き、固定観念をくつがえされるポピュラーサイエンス読み物。

「生命とは何か」という根源的な問いにも通じる注目のトピック!
 

内容(「BOOK」データベースより)

天文学、宇宙物理学、生化学、遺伝学、神経科学、心理学…各分野の第一線に立つ20人が、地球外生命の定義、存在するための条件と可能性、その形態、探査方法を検討。現実として浮かび上がる新しい「エイリアン」の姿。
 

著者について

【編著者】ジム・アル=カリーリ(Jim Al-Khalili)
イギリス・サリー大学教授(理論物理学)、キャスター。英国科学協会会長、王立協会フェロー。専門は量子力学、量子生物学。科学番組のプレゼンターを務めるなど一般向けの多彩な活動で人気を集める。王立協会マイケル・ファラデー賞、スティーヴン・ホーキング・メダルなどを受賞。大英帝国四等勲爵士
邦訳された著書に『サイエンス・ネクスト』(編著、河出書房新社)、『量子力学で生命の謎を解く』(共著、SBクリエイティブ)、『見て楽しむ量子物理学の世界』(日経BP)などがある。

【訳者】斉藤隆央(さいとう・たかお)
翻訳家。1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
翻訳家。訳書に、デ・サール&パーキンズ『マイクロバイオームの世界』(紀伊國屋書店)、レーン『生命の跳躍』『生命、エネルギー、進化』(以上、みすず書房)、カク『人類、宇宙に住む』『フューチャー・オブ・マインド』(以上、NHK出版)ほか多数。
 

 



 


 

事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学

2019年10月27日 22時00分38秒 | 野球

ターリ シャーロット (著), 上原 直子 (翻訳)

「あなたとい存在はあなたの脳が作りあげていく」

単に事実を提示するだけでは、人の心は動かない。
人間の脳は、自分の意見に肯定的な情報を得た際に喜びを感じるようにできている。
説得が奏功するかどうかは、まず相手の状況によるだろう。
相手がストレスを感じている時は、リスクのある提案を拒否する可能性がある。
何を、どのように伝えれば相手を説得できるのか。
例えば強固な信念の持ち主には、互いの共通点から話を始めるのが得策である。
本当に行動を促すには、恐怖を与える以上に、選択の自由や利益を示す方が有効だ。
苦境を打破するため大胆な選択肢を選べない相手には、不安や恐怖を取り除く手助けをしてあげることが大切になる。
人間とは、事実以外の要素に、簡単に影響される存在なのだ。
そえを知るだけでも、人への接し方は変わるだろう。

内容紹介

★脳研究が明らかにした〈人の動かし方〉の極意! ★


「銃規制などの議論を呼ぶ話題では、明らかな事実を提示することは、かえって逆効果になるという。本書が指摘するとおり、頭脳が優れている人ほど、自説に合わない情報を自分の都合よく解釈してしまうからだ」
――ニューヨーク・タイムズ

「他人を説得するための優れた方法だと思っていたものは、いまや間違いであることが明らかになった。その誤りを正し、役に立つ助言を詰め込んだ本書は、あなたの人生すら変えてくれるかもしれない」
――キャス・サンスティーン(『実践 行動経済学』著者)

人はいかにして他者に影響を与え、他者から影響を受けているのか? 
教室や会議室といったリアルな場所からネット上のSNSまで
私たちはみな、毎日何かしらのかたちで他者に影響を与え、また受けながら生活をしています。
私たちはその行為についてどれだけ自覚的なのでしょうか? 
もっと上手に他人の意見を変えることはできないのでしょうか? 
本書では、客観的な事実や数字は他人の考えを変える武器にはならないなど、
認知神経科学が近年発見した数々の驚くべき研究結果を示し、
他人を説得しようとするときに私たちが陥りがちな罠と、それを避ける方法を紹介します。

名門大学教授が教えるとっておきの「説得の技法」、ぜひご一読ください! 

*タイムズ紙、フォーブス誌ほか年間ベストブック多数ノミネート! 
*2018年 イギリス心理学会賞受賞!

内容(「BOOK」データベースより)

人はいかにして他人に影響を与え、他人から影響を受けているのか。名門大学の認知神経科学者が教える、とっておきの“人の動かし方”。タイムズ、フォーブスほか、多数のメディアで年間ベストブックにノミネート。イギリス心理学会賞受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シャーロット,ターリ

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン教授(認知神経科学)、同大学「アフェクティブ・ブレイン・ラボ」所長。意思決定、感情、影響の研究に関する論文を、ネイチャー、サイエンス、ネイチャー・ニューロサイエンス、サイコロジカル・サイエンスなど多数の学術誌に発表。

神経科学者になる前は金融業界で数年間働き、イスラエル空軍で兵役も務めた。現在は、夫と子供たちとともにロンドンとボストンを行き来する生活を送っている

上原/直子
翻訳家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻を卒業

主な訳書にボガード『本当の夜をさがして』、フィンレイソン『そして最後にヒトが残った』(ともに白揚社)など。



ニコラ・フィリベール監督、河瀬直美と12年ぶり再会

2019年10月27日 21時50分03秒 | 社会・文化・政治・経済

2019年10月10日  シネマトゥデイ

奈良から駆け付けた河瀬直美監督と、11年ぶりに来日したニコラ・フィリベール監督

 ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督が、新作映画『人生、ただいま修行中』の公開を前に11年ぶりに来日し、10日、都内でトークイベントを行なった。イベントには、10数年来の親交があるという河瀬直美監督も奈良から駆けつけ、本作の見どころや「意外に似ている」と互いに認める製作スタイルについて、笑いを交え、熱く語り合った。

『人生、ただいま修行中』予告編

 フランスで200万人を動員し世界的ヒットになった『ぼくの好きな先生』(2002)や『パリ・ルーヴル美術館の秘密』(1990)などで知られるフィリベール監督。前作『かつて、ノルマンディーで』以来、約11年ぶりとなる本作は、フランス・パリ郊外の看護学校で学ぶ、年齢、性別、出身も異なる40人の学生の150日間を収めたドキュメンタリー。「誰かのために働くこと」を選んだ学生たちが、実習の現場で患者や自分と向き合い、悩み、笑い、苦しみながら成長していく姿を追う。

再会に感激しています」と上機嫌の表情。1997年の第50回カンヌ国際映画祭で、河瀬監督が『萌の朱雀』でカメラ・ドール(新人監督賞)を史上最年少の27歳で受賞したとき、審査員の一人を務めたのがフィリベール監督だった。

 それ以来の親交という2人だが、本作を観た感想を聞かれた河瀬監督は「若者たちの成長物語ですが、彼らの心の成長の瞬間と、映画の瞬間がリンクしているのは、至難のワザだと思いますね」とコメント。

というのも「カメラが日常生活に介在すると、それは1つの脅威になって、日常ではなくなってしまうんですが、本作は、そこにカメラがあるのかというくらい自然に、人々が普段通りの会話をしている。撮る相手とそこまでの関係を結ぶということが、とても大切なんだと思いました」と名匠たる所以を紹介する。

 その言葉に「すごく感動しました」と反応したフィリベール監督。

「僕が映画を作るのは、この世界を一緒に生きている他者の方に、一歩近づくことなんです。近づくのは怖いですが、その恐怖心を克服してこの世界を理解したい。いつも迷いながら、学んでいる最中です。カメラがその一歩を踏み出させてくれる。それがわたしの映画です」と自身のモットーに触れた。

 


流されない志を持とう!

2019年10月27日 20時50分16秒 | 社会・文化・政治・経済

 <奇跡のレシピ>はないのだから

映画「人生、ただいま修行中」の映画監督 ニコライ・フィリベールさん

きっかけは、私自身が2016年1月に肺の塞栓症になったことでした。
一命を取り留め、回復して退院することができた後に、医療関係者の皆さん、特に看護師のみなさんに敬意を表そうと思い、この作品を撮ることを決めました。
看護師は低賃金で大変な労働であるにもかかわらず、患者の一番そばにいる存在で、責任がとても大きい仕事をしています。
まるで日常の中にいる<ヒーロー・ヒロイン>だと感じました。
その看護師の卵、つまり看護学生が学び成長する様子を通して、採血や体を拭くなどという看護師が当たり前のようにしている仕事は、とても大変なことであり、彼らが勇敢に日々を生きているんだということも伝えたかったんのです。

また、看護の世界だけでなく、学びの場にいる人たちといのは、未体験の世界に不安や迷いを抱いていることが多くあります。
それを乗り越える瞬間を、看護学生の奮闘の姿をから感じてもらえるでしょう。
この映画には強いメッセージやスローガンがあるわけではありません。
一人の主人公に密着しているわけではありません。
みんさんは自由に見てほしいです。
看護の世界に興味がない人でも、きっと人生における何かに気付きを与えてくれると思います。

真の成長とは?
決して楽な仕事ではないのに、フランスでは看護師を目指す若者も少なくないという。

フランスのフィクション映画の中では、フランスの若者像は無気力、怠惰、個人主義の印象が描かれていることが多いのですが、私が今回の撮影で約40日、5カ月に渡って看護学生に密着する中で感じたことは、彼らの根底には<人の役に立ちたい>という思いが強く存在していたことでした。
患者に向き合うことは、看護師自身にとってかけがいのない体験になります。
それは自身の<人間としての成長>にもつながっていくものなのでしょう。
看護師だけではなく、全ての人たちに当てはまるのは、成長するということは、<知識を蓄積する>ことではなく、<他者を理解できるように自身の人間性を高める>ことだと思うのです。
保健医療の現場であれば、患者の意見に注意深く耳を傾ける。そういうことが成長の手助けになる思います。

他者のために
社会の中で生きていく上で大切なことは、私は志を持つことだと思います。
それは、看護師を目指す若者の場合は<人の役に立ちたい>というものでした。
しかし、その志を持って行動するということは簡単なことではありません。
実際には時間が足りなかったり、経済的な問題があったり、職場の中での人間関係がうまくいなかったり、目の前の課題を何とかクリアしていくだけで大変です。
<奇跡のレシピ>を私から私から教えることはできませんが、フランスで長年看護師を続けている方々に話を伺った時に言われたのは「キャリアを通じて学び続け、成長しようと心掛けている」ということでした。
さまざまな問題に流されないためにも、より強い志を持っていくことが大切です。
もしあなたが<人の役にたちたい>と強く思っているのであれば、あなたはきっと社会のため、人のために役立つ人間になっていけるでしょう。


映画「人生、ただいま修行中」

2019年10月27日 20時42分19秒 | 社会・文化・政治・経済

解説

「パリ・ルーヴル美術館の秘密」「ぼくの好きな先生」などで知られるフランスのドキュメンタリー映画監督ニコラ・フィリベールが、看護学校で学ぶ生徒たちを追ったドキュメンタリー。

フランス、パリ郊外にある看護学校で学ぶ40人の生徒。年齢、性別、出身も異なる看護師の卵たちが実習の現場で患者と自分に向き合う姿を、フィリベール監督があたたかい視線で追い、人間がいかにして成長し、学ぶのかを描いていく。

2018年製作/105分/G/フランス
原題:De chaque instant
配給:ロングライド

スタッフ・キャスト

監督
ニコラ・フィリベール
製作
ドゥニ・フロイド

「ぼくの好きな先生」N・フィリベール新作 看護学校の150日映す「人生、ただいま修行中」11月公開

2019年8月30日 08:30

[映画.com ニュース] 「すべての些細な事柄」「ぼくの好きな先生」などで知られる現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督の最新作で、11年ぶりとなる日本公開作「人生、ただいま修行中」が、11月1日から公開される。

かつて、ノルマンディーで」(07)以来11年ぶりの日本公開となる今作は、2016年にフィリベール監督自身が救急救命室に運ばれ一命をとりとめたことをきっかけに、パリ郊外の看護学校で学ぶ、年齢、性別、出身も異なる多様な生徒たち40人の150日間を映し出す。

フィリベール監督「私は、この時代に“他者のために働く”という道を選んだ若者たちを撮影したかったのです」とコメントしている。

このほど公開された予告編では、手に汗握る採血や抜糸、ギブスを外すのも全てが初体験の生徒たちの姿が映される。

看護師の卵たちが、やがて心臓病の病棟、末期がん患者の緩和ケアをするホスピス、婦人科・産婦人科、小児科など様々な実習の現場で、患者と自分に向き合いながら、悩み、苦しみながらも、大きな責任に立ち向かう心構えを少しずつ身につけ、成長していくという、かけがえのない一瞬を捉えていく。

人生、ただいま修行中」は、11月1日から新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

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災害に強いまちづくりは 互近助の力

2019年10月27日 20時21分04秒 | 野球
  
~隣人と仲良くする勇気~ 

防災は「自助・共助・公助」の三助が大切。
向こう三軒両隣の「近助」が重要。
「近助」の力を育むには日頃の交流が欠かせない。
不可欠なのは「あいさつ」。
それは「人間関係を構築・維持するための必須条件。

内容紹介

隣人との友好的なコミュニケーションは防災への近道! 「互近助の力」を高めて、ずっと住みたい
安全・安心なまちづくりをしませんか?

近年数多くの災害に直面する中で、「公助の限界」が指摘されています。
では公助の限界があるとすれば、安全の死角を埋めるものは何か…
自助と共助、そして「互近助(互いに近くで助け合う)」の
大切さを先進事例とともに解説します。 

◆本書のポイント
以前から、防災は、「自助」「共助」「公助」の三助が大切である
といわれてきましたが、近年、広域的に被害が拡大している
大規模災害が発生するために「公助の限界」が明らかになっています。

広域的かつ同時多発的に災害が発生した場合、警察や自衛隊であったとしても、
すべての人を助けることはできません。

それができるのは、近くに住む隣人たちであり、
「自助」「近助」「共助」がこれからの防災のキーワードになっていきます。 
著者は「互いに近くで助け合う」ことを「互近助」(ごきんじょ)と名付け、
講演会のテーマとして、全国各地に提唱しています。
本書では、心地よい居場所づくりをキーワードに、
具体事例を踏まえてわかりやすく解説しています。 

◆本書で紹介する実例
●「ご近助まつり」で、延焼を食い止めた人たち
●姉妹都市から届いた、米と水と友情
●「防災芋煮会」のレシピなど

内容(「BOOK」データベースより)

心地よい「居場所づくり」は隣人と仲良くする勇気から生まれる「互近助の力」が自分の世界を安心に変える。

著者について

山村 武彦(やまむら・たけひこ)
防災システム研究所 所長。1943年、東京都出身。
50年以上にわたり、世界250か所以上で現地調査を実施。

日本各地での防災講演は2,500回を超え、その他にもテレビ解説や執筆
などを通じ、防災意識の啓発に取り組む。

多くの企業や自治体の防災アドバイザー(顧問)を歴任し、
BCP(事業継続計画)マニュアルや防災・危機管理マニュアルの策定など、
災害に強い企業、社会、街づくりに携わる。
実践的防災・危機管理の第一人者、防災・危機管理アドバイザー。


 
 
 
 
 

「菅原氏議員辞職を」48% 女性天皇81%が賛成、共同通信

2019年10月27日 20時11分15秒 | 社会・文化・政治・経済

 共同通信社が26、27両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、選挙区の有権者に秘書が香典を渡したなどとする公選法違反疑惑で経済産業相を辞任した菅原一秀氏は衆院議員も「辞職するべきだ」との回答は48.3%で、「辞職する必要はない」43.5%を上回った。政府が検討する予定の安定的な皇位継承策に関連し、女性天皇を認めることに賛成は81.9%、反対は13.5%だった。

 内閣支持率は前回調査(今月5、6両日)から1.1ポイント増の54.1%で横ばい。不支持率は34.5%だった。

 菅原氏の閣僚辞任については「当然だ」が75.0%、「必要はなかった」は17.8%。

 

 

 

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箱根駅伝予選会は大波乱!古豪・筑波大の劇的復活と名門・山梨学院大陥落の理由とは?

2019年10月27日 15時53分03秒 | 野球

10/27(日) THE PAGE

第96回箱根駅伝予選会(10月26日・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園)は大きく荒れた。いや、令和を迎え、時代は新たな主役を求めているのかもしれない。それぐらいの衝撃があった。
 前回大会で10位までに入った東海大、青学大、東洋大、駒大、帝京大、法大、國學院大、順大、拓大、中央学大にはシード権があり、予選会で残り「10校」が決まる。前回は記念大会で22校が出場しており、今回は2校減となるかたちだ。
 そのなかでトップ通過を飾ったのが創部9年目の東京国際大で、新時代を感じさせるような出来事だった。しかし、東京国際大の活躍は予想通りの結果でもある。

 6月の全日本大学駅伝関東学連推薦選考会でもトップ通過を飾り、全日本の初出場を決めるなど、今季は大躍進を続けているからだ。エース伊藤達彦(4年)は今夏にイタリア・ナポリで行われたユニバーシアード競技大会のハーフマラソンに出場。駅伝部初の「国際大会代表」で銅メダルを獲得した。9月の日本インカレ5000mではケニア人留学生のイェゴン・ヴィンセント・キベット(1年)が13分35秒75で優勝。チームとして初の「日本一」に輝いている。

 駅伝部をゼロから立ち上げた大志田秀次監督は、中大コーチ時代に母校を箱根駅伝で32年ぶりの総合優勝に導いたキャリアがある。今回の予選会については、「正直、トップ通過は予想していませんでした。物事に絶対はないので、選手には万全な準備をしないと通過は危ないぞ、という話をしました。ただ安心してレースを見られたかなと思います」と今季の活躍に浮かれることなく慎重だった。

 そしてエース伊藤は4人のケニア人留学生に先着して、個人5位の日本人トップを奪っている。「狙い通りの日本人トップですけど、東洋大・相澤晃君がいるつもりで走りました」とライバルの姿を思い浮かべていた。

 伊藤は箱根駅伝で3年連続の2区が濃厚で、本人は「日本人トップ」を目標にしている。個人2位のヴィンセントが1区もしくは3区に入る見込み。東京国際大は3年連続4回目の出場となる箱根駅伝で旋風を巻き起こしそうな予感が漂っている。

2~4位は50回以上の出場を誇る神奈川大、日体大、明大が入り、5位は創価大で3年ぶり3回目の出場を決めた。創価大は今年2月から実業団のトヨタ紡織で監督を務めた榎木和貴監督が就任。中大時代に箱根駅伝で4年連続の区間賞という偉業を達成した指揮官のもとでチームは変わり始めた。

 日々のトレーニングには、「ガーミン」というブランドのGPSランニングウォッチを活用。選手全員がアプリでグループ登録しており、そのデータも共有している。月間走行距離は「750km以上」を目標に掲げて、夏合宿では例年以上の距離を走り込んだ。
 1万m27分台のケニア人留学生、ムソニ・ムイル(4年)は個人総合61位に終わったが、米満怜(4年)が個人総合7位(日本人3位)に入るなど、日本人選手が奮起。本戦ではムイルと米満を軸にシード権争いに加わりそうだ。

 そして、「6位、筑波大学」のアナウンスに会場の空気が一変した。正直、ノーマークといえる大学だったからだ。筑波大は第1回箱根駅伝の優勝校(当時は東京高等師範)だが、予選会の成績は前回が17位で前々回が19位、その前は10年以上も20位以下という成績が続いていた。今季は6月の全日本大学駅伝関東学連推薦選考会(シード校と推薦校の10校以外の20校が出場した)に参戦できず、その後は4年生を中心に10人ほどの選手がトラックに専念。長距離チームは二分することになり、戦力的にはダウンしたはずだった。
 しかし、この危機的な状況が箱根を目指す者たちを一致団結させる。夏合宿で充実したトレーニングを積み上げて、一気に予選会を突破したのだ。4年生で唯一チームに残った金丸逸樹が個人13位に食い込む大健闘を見せた。

 筑波大OBで元五輪ランナーの妻・晴美さんのコーチを務めた弘山勉監督が2015年に就任。筑波大には体育専門学群があるため施設は充実しているが、大学からの強化費はゼロだという。そのため2016年からクラウドファンディングを開始。総額1200万円ほどを集めて、夏合宿などの予算に充てた。
 長距離の寮はあるが、強豪校のように陸上部専用の建物ではなく、大学が借りた数部屋を14名(定員)でシェアしている。スポーツ推薦もあるが、近年は授業料免除だけでなく、奨学金を出している大学も多い。授業料の安い国立大のブランド校とはいえ、スカウティングも厳しい状況が続いていた。活動資金が潤沢にある私立大とはまったく違う状況にある。それでも超難関を久しぶりに突破した。

 箱根駅伝は26年ぶりの出場となるが、前回は第70回記念大会だった。平成での出場はこの1回のみ。通常開催の出場は弘山監督が出場した昭和64年の第65回大会まで遡らないといけない。平成で不遇な時代を過ごした古豪が、令和の時代に返り咲くことになる。

予選会のサプライズはまだまだ続く。伝統校が復活した一方で、平成の箱根路を沸かせた大学が予選会で敗退した。日大、国士大、早大、中大は踏みとどまったが、上武大(13位)、城西大(15位)、山梨学院大(17位)、大東大(18位)が新時代の波に飲み込まれた。

 なかでもショッキングだったのは山梨学院大だ。第63回大会(1987年)から33年連続出場が途切れることになる。3度の総合優勝に輝いたチームだが、近年の箱根は17位、18位、21位と途中棄権を除いて、ワースト順位を更新していた。今回はボーダー付近の争いが予想されていたが、ケニア人留学生を擁しながら17位まで順位を落とした。

 今年2月に上田誠仁監督が陸上競技部全体の監督になり、飯島理彰駅伝監督が長距離の指揮を執る体制になったが、悪い流れを食い止めることはできなかった。平成の箱根駅伝すべてに参戦してきた上田監督は、「勝者がいれば敗者がいる。希望があれば挫折がある。我々は挫折や悔しさ、後悔、いろいろなものを噛みしめている。その中から一歩を踏み出さないといけない」と話していた。箱根駅伝で一時代を築いた山梨学院大の陥落は、新時代の到来を物語っているように見えた。

 前回は麗澤大が10位の山梨学院大まで2分14秒差と迫る12位まで急浮上して話題となったが、今回は11位で10位の中大に26秒差まで接近した。12位は法大のエースとして箱根駅伝を沸かせた徳本一善が駅伝監督を務める駿河台大でボーダーラインとは1分58秒差。前回18位から一気に順位を上げてきた。この2校は上位10人中4年生が2人だけ。来年は初出場が射程圏内に入ったといえるだろう。

 一方でトップ通過の候補に挙げられていた早大が9位、中大が10位というギリギリ通過だった。超名門校としては厳しい現実となった。

 前日の大雨から一転、東京・立川は秋の晴れ間が広がった。スタート時の気温は17.9度で、グングンと気温が上昇したことも今回のレースに大きく影響した。前回は10位の総合タイムが10時間46分51秒だったが、今回はトップ東京国際大の総合タイムが10時間47分29秒と大幅に下がった。ペース設定の指示が明暗をわけた部分もあるだろう。

 箱根駅伝予選会には魔物が棲んでいる。それは令和の時代になっても変わらない。新興勢力がさらに勢いをつけるのか。それとも常連校が意地を見せるのか。予選会のドラマはこれからも続く。

予選会のサプライズはまだまだ続く。伝統校が復活した一方で、平成の箱根路を沸かせた大学が予選会で敗退した。日大、国士大、早大、中大は踏みとどまったが、上武大(13位)、城西大(15位)、山梨学院大(17位)、大東大(18位)が新時代の波に飲み込まれた。


 なかでもショッキングだったのは山梨学院大だ。第63回大会(1987年)から33年連続出場が途切れることになる。3度の総合優勝に輝いたチームだが、近年の箱根は17位、18位、21位と途中棄権を除いて、ワースト順位を更新していた。今回はボーダー付近の争いが予想されていたが、ケニア人留学生を擁しながら17位まで順位を落とした。

 今年2月に上田誠仁監督が陸上競技部全体の監督になり、飯島理彰駅伝監督が長距離の指揮を執る体制になったが、悪い流れを食い止めることはできなかった。平成の箱根駅伝すべてに参戦してきた上田監督は、「勝者がいれば敗者がいる。希望があれば挫折がある。我々は挫折や悔しさ、後悔、いろいろなものを噛みしめている。その中から一歩を踏み出さないといけない」と話していた。箱根駅伝で一時代を築いた山梨学院大の陥落は、新時代の到来を物語っているように見えた。

 前回は麗澤大が10位の山梨学院大まで2分14秒差と迫る12位まで急浮上して話題となったが、今回は11位で10位の中大に26秒差まで接近した。12位は法大のエースとして箱根駅伝を沸かせた徳本一善が駅伝監督を務める駿河台大でボーダーラインとは1分58秒差。前回18位から一気に順位を上げてきた。この2校は上位10人中4年生が2人だけ。来年は初出場が射程圏内に入ったといえるだろう。

 一方でトップ通過の候補に挙げられていた早大が9位、中大が10位というギリギリ通過だった。超名門校としては厳しい現実となった。

 前日の大雨から一転、東京・立川は秋の晴れ間が広がった。スタート時の気温は17.9度で、グングンと気温が上昇したことも今回のレースに大きく影響した。前回は10位の総合タイムが10時間46分51秒だったが、今回はトップ東京国際大の総合タイムが10時間47分29秒と大幅に下がった。ペース設定の指示が明暗をわけた部分もあるだろう。

 箱根駅伝予選会には魔物が棲んでいる。それは令和の時代になっても変わらない。新興勢力がさらに勢いをつけるのか。それとも常連校が意地を見せるのか。予選会のドラマはこれからも続く。

(文責・酒井政人/スポーツライター)





米軍、IS指導者バグダーディ容疑者を殺害か トランプ大統領は「重要発表」予告

2019年10月27日 15時46分16秒 | 社会・文化・政治・経済

10/27(日) 産経新聞

【ワシントン=黒瀬悦成】米FOXニュースなど複数の米メディアは26日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の指導者、アブバクル・バグダーディ容疑者がシリア北部イドリブ県で米軍特殊部隊によって殺害されたとみられると伝えた。米軍が現在、DNA型鑑定によって身元の確認を急いでいるとしている。


 ギドリー大統領副報道官によると、トランプ大統領が27日午前9時(日本時間同日午後10時)に「重要声明」を発表する。具体的な発表内容は明らかにしていないが、米メディアの間では、トランプ氏が「バグダーディ容疑者殺害」を発表する可能性があるとの見方が広がっている。

 トランプ氏は26日夜、「非常に大きな事態がたった今起きた」とツイッターに投稿していた。

 米誌ニューズウィーク(電子版)によると、米特殊部隊がヘリを使ってバグダーディ容疑者の隠れ家を急襲した。トランプ氏は約1週間前に急襲作戦の実行を承認していた。国防総省はホワイトハウスに、殺害した標的が同容疑者である可能性は「高い」と伝達したという。

 殺害が事実とすれば、ISに対して甚大な打撃を与えることになる。また、急襲作戦で他のIS幹部も殺害されていた場合、ISは再起が極めて困難になるとみられる。

 

 

 

 


2019・第 73回「読書週間」開催

2019年10月27日 13時57分59秒 | 社会・文化・政治・経済

本は明日への希望を与えくれる何物にも代え難い宝物。
本は「生きる力」そのものであり、読書は「平和な生活」の象徴。
「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と日本で「読書週間」がスタートしたのは、戦争の傷痕が残る1947年11月。
出版社や書店、公共図書館、さらにマスコミ等も力を合わせた。
反響は大きく、翌年から期間を10月27日から2週間に設定。
今年で73回目を数える。
「書物は戦闘より影響力がある」作家バルザックの言葉
「読書は自己教育の尽きぬ源泉であり、心の世界を広げる翼である」
命を軽んず事件や紛争など、殺伐としたニュースが目に付く昨今。
「読書の豊饒な力」は、ますます渇望される。

読書週間の歴史

終戦まもない1947年(昭和22)年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催されました。 

そのときの反響はすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に拡がっていきました。
 そして『読書週間』は、日本の国民的行事として定着し、日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。
 いま、電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変容しようとしています。しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに、「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。
暮らしのスタイルに、人生設計のなかに、新しい感覚での「本とのつきあい方」をとりいれていきませんか。

 『読書週間』が始まる10月27日が、「文字・活字文化の日」に制定されました。よりいっそうの盛りあがりを、期待いたします。

www.dokusyo.or.jp/jigyo/dokusyo/sozai/19syushi.pdf

公益社団法人 読書推進運動協議会は、恒例の秋の行事「読書週間」を、本年も主催いたします。 例年同様のご支援とご協力をお願い申しあげますとともに、期間中およびその前後を通じ、自由な. 発想による企画を多数お進めいただき、この運動の実効があがり ..


www.jbpa.or.jp/koho1910.pdf

1日前 - 限定での第32回「期間限定 謝恩価格本ネット販売フェア」を. 開催する。今回は95社の約1750 ... 社、総合科学出版 、第三書房、大修館書店、大日本絵画、大和. 書房、 宝島社、玉川大学出版 ....第73回読書週間開催. 野間読書推進賞決定.

 


作文で特に重要なのは「書き出し」

2019年10月27日 13時14分21秒 | 社会・文化・政治・経済

書くことは考えることです。
書いて伝えるためには、論理を組み立てないといけません。
言葉の選択も重要。
それだけ、書くことは考えることが伴うのです。
教育活動の中で、最も大事なことは子ども自身に思考させることだと考えています。
具体的にはかくことを通して頻繁に思考することです。
だから大人は子どもが書く機会をたくさん持てるような環境を整えることが大切です。
物事を考えない子ではなくて、考える子になってほしいと思います。
もしも、書くことが子どもたちの中で遊びのようにたのしいものになれば、日本の未来はとても明るいと思うのです。
作文で特に重要なのは「書き出し」です。
書き出しが上手になるめに、私は、子どもたちと「書き出しコンテスト」をやります。
図書館などでなどで書き出しがよいと思う本を数冊見つけて、その書き出しと本のタイトル・作家名などを短冊に書いてもたらうのです。
短冊を黒板に張り、「どの書き出しのもが読みたくなるか」を子どもたちに投票させます。
自分が考えたものでなくても、自分の感性に自信を持ち、うれしくなります。
それと同時に、どのような書き出しが好まれるのか、書き出し方に興味が湧き、自然と書き出しが上手になっていくのです。
一般的に、効果的な書き出しとされているものには、1)セリフで始まる2)クライマックスから始まる3)全て終わった後に始まる4)疑問を投げかけるように始まる、などがあります。
関西学院初等部 森川正樹教諭


復興の書店

2019年10月27日 12時58分22秒 | 社会・文化・政治・経済
 
稲泉 連 (著)

内容紹介

感動ドキュメント「書店員たちの3.11」 

震災は、ただでさえ「街の本屋」が消えつつあった東北地方の書店関係者を悲観させた。岩手、宮城、福島の3県で被災した書店は391店。3県の書店数の約9割にあたる。
そんななか、仙台の一部の書店がいち早く営業を再開させたのは3月22日である。流通が止まり、商品は震災以前のものだった。
だが、そこで目にしたのは驚くべき光景だった――。開店前から長蛇の列が連なり、パズル誌、中古車情報誌、お礼状の書き方の本・・・・・・あらゆるジャンルの本が買い求められていた。
それは何も仙台の書店に限った風景ではない。苦難をのり超えて、開店した多くの店舗で、活字に飢えているとしか言いようのない人々の姿が目撃されている。本はただの「情報」ではない。人々にとって「生活必需品」だった。
本書では、大宅賞作家・稲泉連氏が、被災地における書店の「歩み」を記録することで、ネット注文や電子書籍が一般化しつつある昨今の出版界における、書店の「存在意義」そして、紙の書籍の「尊さ」を再発見していく。
文庫版には、震災から3年半を経た東北の書店の「現実」を綴った補章と、本書にも登場する元書店員・佐藤純子さんの特別手記が収録されている。 

【編集担当からのおすすめ情報】 
文庫版に収録された佐藤純子さんの特別手記は、出版にかかわるすべての方に読んでほしいと思います。

内容(「BOOK」データベースより)

東日本大震災は、東北の書店員たちを悲観させた。岩手、宮城、福島三県の書店数の約九割、三九一店舗が被災―。そんななか、仙台の一部の書店が営業を再開させたのは三月末である。そこで書店員が目にしたのは驚くべき光景だった。開店前から長蛇の列が連なり、あらゆる種類の本が買い求められた。同じく、苦難を乗り越えて、開店した多くの店舗で、活字に飢えているとしか言いようのない人々の姿が目撃されている。ネット注文や電子書籍が一般化した現代、街の書店、さらには紙の書籍の存在意義とはなにか?大宅賞作家・稲泉連氏がルポルタージュする。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

稲泉/連
1979年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。05年に、『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』(中央公論新社)で大宅賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


 この本はノンフィクションのドキュメントである。
東日本大震災で被害に遭った数多くの書店。
その書店が復興していく過程で見られた驚くべき
現実。人はパンのみに生きるにあらず。
書店の前にできた長蛇の列。
ふだん、我々は身近に書店があることを当たり前
にしか考えない。ネットで本を購入することすら
当然なことと考えてしまう。
そこに疑問を投げかけてくれる1冊である。

本が好きで本屋さんも好きで、しかも書籍業界で働いている私。
だから読む前から号泣は覚悟していました。

本は「生活必需品」だった

という内容紹介を読んだだけでもうグッときてしまう。
当然、泣きながら読むことに。

しかし今、冷静にこの本を振り返ると、「社会における書店」についても考えさせられたことに気が付きました。
非常事態における本の役割を考えると、それは日常でも重要な役割を担っているのではなかと。
書店が消えている現状は、実は大変な事態なのではないかと。

大災害で日常が破壊され心にダメージを負った人々にとって、「本屋さん」と「本」というものはすごく必要とされるものだったようです。
そのことが、この本にぎっしりと描き出されていました。
まだ物資が充分に行き渡っていなかった当時から、食糧や日用品を買いに来たお客さんが荷物を詰めた大きなリュックを背負って、そのまま本屋にも押し掛けていたのだそうです。
生死を分けるほどの災害を乗り切った人が次に強く求めた物の一つが『本』であったことは、もっと重要視されるべきではないかと思います。
この本を読むと、『本』は例えばトイレットペーパーや下着と同等の必需品なのではないか、と。
本好きの贔屓目ではなく、そう思いました。

なので、町の本屋さんが消えている現状は、ひょっとして「書籍業界の不況」というだけの問題ではなく、教育とか心の豊かさとか生活のゆとりとか、そういった範囲の問題かもしれない、と本書を読んで危機感すら覚えました。

ぜひ、書籍業界以外の人にも読んでいただきたいです。

平和の象徴とも言えるロンドンオリンピックや高校野球で沸き立っている最中に本書は出版された。

2011.3.11を忘れていませんか?という警鐘だ。よくぞ私に再び、未曾有の惨劇を思い起こさせてくれた。と感謝したい。

自らの生活の再建より、活字に飢えた方々の心に寄り添う為に、利益を省みず書店を再建された実話に熱い思いがこみあげた。 勿論、取次ぎの担当者や運送業者等の協力も!

本屋は、本と人!人と人!本から本!の出会いの無限大の空間だ。そこに新刊書が届くことにより、そのコミニュティが社会と繋がっている証となり得る。一軒の書店の再建はどんなに被災者の方々を勇気づけたことでしょう。

改めて、紙の本の価値の奥深さに心を打たれた。

「本屋というのは神社の大木みたいなものでね。伐られてしまって初めて、そこにどれだけ大事なものがあったかが分かる。いつも当たり前のようにあって、みんなが見ていて、遊んだ思い出がある場所。震災が浮かび上がらせたのは本屋は何となくあるようでいて、街の何かを支えている存在なのだということではないか」

そういえば、自分の小さい頃には街に本屋があった。友人との待ち合わせ場所だったり、少年漫画誌を買いにいったり・・・・・・。
いつしか街に本屋はなくなったけど、温かな思い出だけは心に残っている。

今の子供たちの待ち合わせ場所はコンビニだろうか。そもそも携帯を持っている子供たちにそんな場所は必要ないのだろうか。

これは震災本ではない。街の日常を担ってきた本屋というに存在に改めて気付かされた一冊だ。

東日本大震災で被災した地域の書店が営業を再開させるまでを追った記録。
街に瓦礫の埃が舞う被災直後であっても、開店したばかりの書店には行列ができたそうです。本に触れることで自分一人だけの充実した時間を書店で過ごせること。束の間ながらも本が曇った気持ちを取り払い、力を与えてくれることを、人は意識せずとも知っていたのでしょう。
地域の書店を取り巻く現状は厳しいことが文庫版で加筆されていますが、被災した地域に本を届けようと多くの人が奮闘したことを心に留めおきつつ、こうして本を当たり前のように読めることに感謝したいと思いました。

本書は、3・11の大津波と福島原発事故で壊滅状態になった三陸と福島の本屋さんが絶望から立ち上がるまでの様子を丁寧に描いたルポルタージュである。
本書を読むと、本は”不要不急“であると思っていたことが、全くの誤りであることが分かる。全国からのお見舞金や支援を受けた人に”実例お礼の手紙・はがきの書き方“が争うように買われ、”心に響く「弔辞」“が飛ぶように売れたという。また、”80円100円おかず279品“といった簡単レシピ本や児童書、コミック、写真週刊誌、パズル雑誌、ゲーム本等が売れたのは、津波で調理器具を流されて簡単な食事しか作れない主婦や、避難所暮らしでの子供たちのことを想えば身につまされる。
人は水や食料を買うように幅広い本を必要としたのである。
青空移動書店、素人集団による書店立ち上げの試み等も紹介されている。

目次の前のページに『復興の書店MAP』が載っています。ときどき、この地図を見返しながら、本文を読みました。
〈ジャンプ 読めます〉一冊の『少年ジャンプ』が子供たちのあいだで回し読みされて話題になった……
「店にやってきたのは、子供の安心した顔を見たいという母親が多かった」「ショックを受けて震えていた彼らが、マンガを読むうちに少しずつ子供らしい子供に戻っていく様子は、一冊の本の持つ力をあらためて実感させるものだった」
「いつもの自分がここにいて、いつもの本が待っているという場所。まずはそんな『本屋のある日常』を感じさせる棚を作っていかなければならないんだ……」

 本の入った袋を抱えて嬉しそうな子供、すごい笑顔です。一生懸命何かを読んでいる子供、真剣です。

〈きっといつか再オープンするぞ!!〉いうメッセージが貼られた「ほんの森いいたて」。『復興の書店MAP』を見て、飯舘村の位置を確認します。いつかきっと来る「ほんの森いいたて」再オープンの日。店頭には「復興の書店」が山積みされているのです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 
 
 
 

 

本と散歩は楽しい

2019年10月27日 12時53分42秒 | 社会・文化・政治・経済

散歩と思索は何か響き合うものがある。
本と散歩は楽しい。
見たことのない場所に連れていってくれる。
歩けば新鮮な出会いがあるように、本をめくると未知の世界が開かれる。
読書は、優れた人に選び抜かれた言葉を味わう行為だ。
それを思考作業の地ならしでもある。
言葉の種類が少なければ、考えが粗雑にならざるを得まい。
豊富な言の葉を身にまとえば、思慮は重層で緻密になろう。
自分の価値観や世界観も練られていく。
時として、人生の道しるべにつながるかもしれない。
「読むことは豊かな人間を、書くことは確かな人間をつくる」哲学者のフランシスク・ベーコンの言葉