寄付行為とボランティア

2025年03月13日 00時04分22秒 | 社会・文化・政治・経済

ボランティアと寄付の違いとは?それぞれの特徴と支援方法を解説

 

「誰かの役に立つことがしたい!」

「スキマ時間で、気軽に社会貢献ができないものか?」

人の役に立ちたいと考えたときに、思い浮かぶことはボランティアと寄付ではないでしょうか?

ボランティアと寄付はしばしば似ているため、混同している方もいらっしゃるでしょう。

ボランティア活動は、自分の時間や能力を無償で提供することであり、一般的には自治体や特定の団体に対する支援活動を指します。

一方で、寄付は自分の金銭や物品を提供することを指し、特定の目的や団体に対して支援を行うことが一般的です。

どちらも非常に重要な社会貢献の形であり、相手だけではなく自分の自己肯定感を高めることにもつながります。

今回は、ボランティアと寄付の違いについて述べ、それぞれの始め方について解説します。

誰かの役に立って社会に貢献したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

 

「ボランティア」と「寄付」の違い

「ボランティア」と「寄付」は、どちらも自分の物の一部を無償で提供することであり、とても大きな社会貢献につながります。

双方の違いについて知り、自分が取り組みたいことを見つけてみてください。

 

ボランティアとは?

ボランティアとは、自発的に無償で行う社会奉仕活動を指します。

ボランティアによる活動は報酬を得ることを目的とせず、社会や地域のために行われます。

さまざまな形態があり、環境保護活動、福祉活動、教育支援、災害支援などの分野で行われています。

またボランティア活動は、社会問題の解決や地域の発展に貢献するだけでなく、参加者自身にも多くのメリットがあります。

たとえば、ボランティア活動を通じて新しいスキルを身につけたり、人間関係が築けたりします。

そして自分の力で他人を助けることで達成感や喜びが感じられるため、心の豊かさが得られるでしょう。

ボランティア活動は個人で行うこともできますが、企業や団体が主催する活動に参加するとよいでしょう。

実際に国際的な規模で国境を越えて行われており、国際協力や国際交流においても重要な役割を果たしています。

ボランティア活動を行ううえで重要なのは、その活動が社会や地域にとって本当に必要とされているかどうかを見極めることです。

ためになると思い参加した活動が、周辺の住民や相手に迷惑をかけていることもあります。

さらに、自分自身が興味や関心を持っていることを洗い出し、得意なことや経験が活かせる活動であれば、なおやりがいが感じられるでしょう。

ボランティア活動を行う上でのルールやマナーを理解したうえで、周囲とのコミュニケーションを大切にすることが求められます。

 

寄付とは?

寄付とは、個人や法人が金銭や財産を無償で提供することを指します。

寄付は、社会貢献活動や慈善事業の支援など、社会的な目的のために行われることがほとんどです。

また経済的な支援だけでなく、人々の生活や社会の改善にも大きな影響を与える重要な行為ともいえるでしょう。

寄付の形態はさまざまで、現金だけではなく有価証券、不動産、遺産、または物品などを贈ることもあり、寄付の行為自体には税制上の優遇措置が認められていることもあります。

そのため寄付をするメリットには、社会貢献活動や慈善事業への貢献だけでなく、税制上の優遇措置を受けることも含まれます。

しかし一方で、寄付を行う際には慎重な判断が必要です。

寄付先の信頼性、寄付した物の用途が明確にされているかなどを確認することが重要です。

また自身の経済状況や社会的責任を考慮したうえで、適切な寄付額や寄付先を選ぶことが求められます。

 

ボランティアと寄付の違い

ボランティアと寄付は、だれでも参加したり取り組んだりできる社会貢献の手段です。

ボランティアは、個人や団体が自発的に社会活動や福祉活動に参加し、時間や労力を提供することを指します。

一方で寄付とは、金銭や物品などを社会福祉団体や非営利団体に提供することを指します。

またボランティアが個人や団体が自発的に、かつ直接的な社会貢献や支援を行う一方で、寄付は間接的な社会貢献や支援を行うことといえるでしょう。

そしてボランティア活動は、地域社会や福祉施設などでの直接的な支援であるがために、地域社会の結束を高めたり、個々の生活環境を改善したりすることにつながります。

またボランティア活動に参加することで、参加者自身も成長や学びが得られるというメリットもあります。

一方で寄付は、資金や物品を提供することで、福祉施設や支援が必要な団体に直接的な支援が行えるうえ、寄付先によっては税制上の優遇が受けられます。

さらに寄付ならば、昨今ではインターネットで受け付けている場合もあり、忙しくて時間が取れない人にとってもスキマ時間で取り組める大変お手軽な社会貢献といえるでしょう。

 

ボランティアに参加するには?

はじめに、どのような分野でボランティア活動に参加したいのかを考えましょう。

たとえば、環境保護活動や災害支援、高齢者福祉、子ども支援など、様々な分野でボランティア活動が行われています。

自分が興味を持っている分野や、社会貢献したいと思っている分野を明確にします。

次に、ボランティア活動を行っている団体やNPO、NGOなどを調査し、活動内容や活動場所、活動時間などを確認します。

インターネットを活用して情報収集ができますが、地域のコミュニティセンターや自治体のボランティアセンターなどでも情報が得られます。

その後、選んだ団体やNPO、NGOなどにボランティアへの参加を申し込みましょう。

申し込み方法は団体ごとに異なりますが、一般的にはウェブサイトからの申し込みや電話での問い合わせ、事務所へ来訪する方法などがあります。

ボランティア活動に参加する際には、団体からの指示やルールを守ることが前提です。

また、活動に必要な準備や持ち物なども事前に確認しておきましょう。

たとえば、環境保護活動なら汚れても良い服装や手袋が必要ですし、災害支援活動では防災グッズや飲食物の持参が求められることもあります。

可能なら過去の活動の様子が分かる動画や画像を見せてもらうとイメージが湧きやすいでしょう。

ボランティア活動に参加することで、自分自身の成長や社会貢献につながるのはもちろんですが、他のボランティアメンバーや支援を受ける側との交流や人間関係の構築ができる点も大きな魅力です。

社会に貢献したいと考える方にとって、ボランティア活動は非常に有意義な経験となるでしょう。

 

寄付をするには?

寄付を始める際には、まず自分の寄付の目的や興味関心を明確にしましょう。

また寄付の対象となる組織や団体を選ぶ際には、対象の団体の活動内容や使途、透明性などをしっかりと調査し、信頼できる団体を選ぶことが重要です。

次に、寄付金の額を決めます。

自分の予算や寄付の目的に合わせて適切な金額を設定しましょう。

定期的な寄付を考える場合は、自分の収支を考慮して計画的に行うことが大切です。

そして寄付方法も検討しましょう。

銀行振込やクレジットカード、オンラインでの寄付など、様々な方法があるため、自分にとって使いやすい方法を選び、手続きを進めます。

次に寄付金の用途について確認します。

一般の寄付金なのか、特定のプロジェクトや活動に充てられるのか、その使途について理解しましょう。

自分の寄付がどのように活用されるのかが把握でき、責任のある寄付ができます。

最後に、寄付金の控除や税制についても把握しておくと便利です。

寄付先の団体によっては「寄付金控除」が受けられる場合があるため、手続きや条件を確認し、適切に申告すれば税制上のメリットが得られるでしょう。

寄付を行う最大のメリットは、いつでもどこでも取り組めるというお手軽さにあります。

ボランティア活動は、ある程度時間に余裕がなければ参加することが難しいですが、寄付ならばスキマ時間で完了できます。

実際に、内閣府が令和元年に行った「市民の社会貢献に関する実態調査」によれば、1年間でボランティアを行ったことがあると回答した人は17%と少なく、ボランティア活動のハードルの高さがうかがえます。

 

【引用】内閣府 令和元年度 市民の社会貢献に関する実態調査 2.ボランティア活動について

https://www.npo-homepage.go.jp/uploads/r-1_houkokusyo.pdf

 

まずは「いいことシップ ―ECO to SHIP―」へ寄付から始めてみませんか?

社会貢献をしたいとお考えの方は、寄付から始めてみましょう。

「いいことシップ ―ECO to SHIP―」は多くの家庭や企業から寄付していただいた物品を国内外で再販したり一部寄付したりして、お送り頂いたお品物1箱につき100円を捻出し、お選び頂いた寄付先に寄付しています。

初めての方でも簡単にご寄付いただけるため、ぜひご検討ください。

 

「いいことシップ ―ECO to SHIP―」とは?

「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」

「自宅にあるほぼ新品の不用品。誰か使ってくれないだろうか……」

そのような物が自宅にありませんか?

私たちは「不用品の寄付で子ども達を支援」をモットーに活動しており、ご家庭や企業から寄付していただいた物品を集荷センターへ集めて、仕分けをしたうえでフリーマーケットなどで販売します。

そして得た売上金を子ども食堂や児童養護施設など、子どもを支援するために活動している団体や施設に寄付しています。

 

寄付ができるもの

「いいことシップ ―ECO to SHIP―」では、下記のような物品の寄付を受け付けております。

・子ども向けのおもちゃ、衣類

・ファッション雑貨

・スポーツ用品、アウトドアグッズ

・食器

・家電製品、家具

・自転車

・置物

上記以外の物も受け付けておりますので、詳しくは下記をご覧ください。

いいことシップ ―ECO to SHIP―【送ることができるもの】

また食品や液体、使用できない家電製品や寝具、化粧品など受け付けることができないものもあるため、ご注意ください。

汚損がひどくない物のみの寄付を歓迎しておりますが、フリーマーケットに出せないと思われる物はご遠慮ください。

 

寄付をすることで支援できる団体

「いいことシップ ―ECO to SHIP―」は、札幌・横浜・神戸・大阪の4つの集荷センターで物品の寄付を受け付けております。

また物品をそのままご寄付いただいても問題ございませんが、売上金を寄付してほしい団体をご指定いただくことも可能です。

主に子どもに関する支援団体が多く、下記のような団体へ支援活動を続けております。

※2024年6月時点

・令和6年能登半島地震災害義援金

・ウクライナ緊急募金

・日本赤十字社

・公益財団法人 日本ユニセフ協会

・世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)

・ハタチ基金

・神奈川子ども未来ファンド

・相模原市 子ども・若者未来基金

・埼玉県こども食堂ネットワーク

上記以外にもまだまだ多くの団体へ寄付・支援活動を続けております。

指定できる寄付先については、下記より一覧をご覧ください。

いいことシップ ―ECO to SHIP―【選べる寄付先】

 

まとめ

社会に貢献したり人に役立つことをしたりしたいと考えたとき、すぐ思い浮かぶことはボランティアと寄付です。

ボランティアは、個人や団体が直接行動を起こすことで社会貢献を行う手段であり、自らの時間や能力を提供することで社会に貢献します。

一方で寄付は、金銭や物品を提供することで支援を行うため、自分自身が直接的な行動を起こす必要はありません。

ボランティア活動と寄付は異なるアプローチを取るものの、どちらも社会貢献において重要な存在であることは間違いありません。

ボランティア活動は、人の役に立っているという喜びを得たり人間関係が構築されたりと大きなメリットがあります。

しかし参加するためにはある程度の労力や時間が必要ということもあり、ハードルが高いと感じる人もいらっしゃるでしょう。

そのようなときには、ぜひ身の回りにある不用品や貯金の一部などを寄付する取組みから始めませんか?

「いいことシップ ―ECO to SHIP―」は、自宅にねむっている不用品を集荷センターへ発送していただくか直接お持ち込みいただくかで簡単に寄付ができます。

ぜひ、下記よりお気軽にお問い合わせください。

【公式サイト】「いいことシップ ―ECO to SHIP―」はこちら。

 

いいことシップについて

いいことシップ 不用品の寄付で子ども達を支援

不用品を段ボールに入れてお近くの集荷センターに送るだけ。
届いたお品物を販売して現金を捻出し、子ども達を支援する各種団体へ寄付いたします。
不用品の寄付で、寄付の実績を公表している唯一の団体です。

もっと知りたい方はこちらをチェック:詳しいサービスの流れ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿