松井徹にとって、中学生の思い出は、園田朱音(あかね)との出会いであった。
徹の村の小学校の登校距離は約4㌔で、町の中学校は6㌔の道程であったのだ。
朱音は、中学校から500mほどの近隣に在住していた、「徹ちゃん、家で休んで帰ったら」と親切にも徹を誘うのだ。
彼女は、母子家庭であった。
彼女の父親は、競馬にのめり込み、しかも水商売の女と入れ込んだ挙句に、女の夫から刺殺されていた。
朱音は、刺殺された父親の愛人の娘であった静と親友であった。
そして彼女は親友というより、女同士の性の相手だった。
実は、15歳の朱音は同性愛であり、同時に男をも求めてた。
その日、徹は深部を朱音によって手と口でいびられ、初めて異世界を味わう、そして深いまでの罪悪観に陥いるだ。
その朱音が、突然死しなけば、どんな人生になったいたのか?
だが、徹は現実世界に戻され、仰天するのあるが、朱音はあろうと静に包丁で刺殺されたのだ。
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