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先月、愛媛県四国中央市に住む暴力団幹部が岡山市内で銃撃された事件を受け、愛媛県公安委員会は山口組と神戸山口組について「特定抗争指定暴力団」への指定を検討するため、暴力団側への意見聴取を行う方針を決めました。
この事件は、先月30日、岡山市で四国中央市に住む神戸山口組系の暴力団幹部が、山口組系の暴力団幹部に拳銃で撃たれ重傷を負ったものです。
警察は、暴力団どうしの抗争とみて捜査を進めています。これを受け、愛媛など4県の公安委員会は抗争の激化が懸念されるとして、山口組と神戸山口組を「特定抗争指定暴力団」に指定することを検討するため、両組織から意見聴取を行う方針です。
指定されると警戒区域が設定され、構成員が5人以上で集まることや組事務所への出入りなどが禁止され、違反した場合は、摘発の対象となります。
愛媛県公安委員会による意見聴取は、今月20日と21日に予定されていて、警察によりますと「特定抗争指定暴力団」への指定が決まれば、県内では初めてです。
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