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東京地裁は13日、昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反の罪で起訴された前法相で衆院議員河井克行被告(57)と、妻の参院議員案里被告(46)の2度目の保釈請求を、いずれも却下する決定をした。
夫妻は6月18日に東京地検特捜部に逮捕され、東京拘置所に勾留されている。7月8日の起訴後に保釈を請求したが、いずれも退けられ、今月7日に2度目の請求をしていた。
克行前法相は、地元議員ら100人に計2900万円余りを配ったとして起訴された。案里議員は、うち5人に対する170万円の配布について共謀したとされる。関係者によると、夫妻は無罪を主張している。
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