映画 歌うつむぎがおりました

2025年02月05日 07時31分44秒 | その気になる言葉

2月5日午前6時からCSテレビのザ・シネマで観た。

歌うつぐみがおりました【デジタル・リマスター版】

1時間21分
 
原題:IKO SHASHVI MGALOBELI 82分
 
歌うつぐみがおりました
 
ジョージアの首都トビリシを舞台に、自己中心的でお調子者だがどこか憎めない青年のせわしない日常を描く
 
オーケストラの演奏の最中すら、用事のために抜け出して、やっとのことでクライマックスの最後の一打に間に合う始末。
そんな忙しい一日が明けた次の日の朝、街角で知り合いの女性を見かけたギヤは、車が行き交う路上に飛び出す……。
落葉」に続くイオセリアーニの長編第二作。
時間が足りずいつもあくせく何事かやらずにはおれない現代人の姿を、それを極端に戯画化した主人公を通じて諷刺している。
 
ティンパニー奏者の青年ギアは、時間にルーズなら女にもルーズなダメ男。
暇さえあればナンパを繰り返すお調子者だが、周囲の人はなぜか彼を憎めない。
だが、そんなギアに思わぬ運命が待ち受ける。

【監督】オタール・イオセリアーニ
【出演】ゲラ・カンデラキ、ジャンスグ・カヒーゼ、マリーナ・カルツィヴァーゼほか

◇まさにジョージア版ヌーヴェルヴァーグ!
生き急ぐ男の日常を綴ったオタール・イオセリアーニ監督初期の傑作

◇オタール・イオセリアーニ監督のキャリア初期を代表する長編第2作。
秒刻みのせわしない生活を送るお調子者の主人公は、『勝手にしやがれ』のように刹那的に生き急ぐヌーヴェルヴァーグの登場人物を彷彿とさせる。

制作国:ジョージア 1970年

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