▼仏とは最高の人間の姿

2023年02月09日 10時18分59秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼釈尊がこの世に出現した根本の目的は、人の振る舞いを示すことであった。

言わば、人間の教師として役割である。

▼人間の振る舞いとは、人間を最大に敬い、尊重し、守ることである。

自分の欲望のために人を手段とする人間がいる。

権力をかざして、人を支配する。

それこそが人間の魔性。その魔性を戦うのが真実の人間の姿である。

▼「人のため」「地域のため」「社会のため」それを真剣に考え、悩み、努力していけば、自然のうちに、みずみずしい知恵がわき、勇気が出て。人格ができていく。

そういう人生は、何があっても絶対に負けないだろう。

▼釈尊は人間そのものであった。

神のような超越した存在ではない。

▼仏とは最高の人間の姿であり、「人間」以上の存在ではない。

その意味で、自分をありのままの「人間」として大衆に示したのが、釈尊であった。

▼だが、偶像を崇拝することが人間の常なのだ。

偶像崇拝とは、偶像を信仰の対象とし、崇拝することをいいます。

偶像は、神像や仏像などで、信仰の対象として人間によって作られたものです。

 

 


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