武富士
takefuji
言わずと知れた大手消費者金融。
レオタードで踊る女性たちのスタイリッシュなCMで一世を風靡したものの、2010年9月会社更生法の適用を申請し事実上の倒産。
消費者金融事業は、株式会社日本保証(旧名:ロプロ)へ継承された。現在でも創業者家族に過払い金の返金を求める裁判が続いている。
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アエル(日立信販・ワールドファイナンス・ナイス、エヌシーキャピタル)
アエル、ワールドファイナンスのロゴ
2008年3月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請。事実上の倒産。「ひタッチくん」という自動契約機があり、CMにはモト冬樹が出演していた。
過払い金は最後の取引から10年経つと時効になって請求できなくなるんだけど、取引してた(取引している)消費者金融が倒産すると、過払い金がいくら発生しても取り返せなくなってしまうんだ!
武富士の時なんか、倒産が決まって急いで請求しても約3%(例:100万円発生していても3万円ぽっち)、期限をすぎると1円も取り戻せなくなってしまったんだ(現在も返金を求める裁判が続いている)。
2007年より前に消費者金融やクレジットカードのキャッシングでお金を借りたことがあるのに、いまだに過払い請求をしていない方は早急に過払い金の有無を確認されることをオススメします。
現在でも回収率はあまりいいとはいえませんが、倒産をされてしまえば、それすらも満足に回収できなくなってしまうのです。
もちろんこれは上記した会社だけに限りません。「もしかしたら過払い金があるかも……」そんな思いが少しでもある方は、すぐに専門家に過払い金があるか診断してもらいましょう。
アイフル・アコム・レイクに過払い請求した口コミ|完済後
28歳男性 OA機器営業 K林さん(仮名)
完済後の過払い金請求体験記
借金をしていたのは私が23歳の時です。
既に借金は完済していますが、レイクから40万円、アコムから70万円、アイフルから80万円借金をしていました。総額190万円となります。
借金のきっかけは浪費とギャンブル
社会人となって初めていただいた給料の額が、学生気分が抜けない当時の私にとって魅力的で、手取りで18万円でしたが半月もしない内に使い切ってしまいました。
お金が無くなり家賃や光熱費等必ず差し引かれるお金が支払えず消費者金融に手を出すようになりました。
幸い入社した所が世間でも良く知られている大手の子会社でしたので借金をするには楽な環境でした。
それに味をしめた私は、高級なブランド時計や服を購入し始め、中でも酷かったのがギャンブルにはまっていった事です。そのためか気づけば総額190万円もの借金をしていました。
完済まで4年と半月。
その借金を完済するのに4年と半月ほどかかりました。
無事に完済したと安堵していましたが、コマーシャルや雑誌で見かける過払い金と言う言葉に目が行くようになっていきました。
借金を払いすぎている可能性があるとの事で、完済し終えて少しでもお金が欲しいと思っている私にとって過払い金が少しでも戻ってくるのであればと思い過払い請求を決断しました。
自分で過払い請求したら、相手にされないと聞いて
過払い金を請求しようと思ったのは良いですが少し不安な部分がありました。
それが過払い請求のデメリットです。まず過払い請求をしますと、司法書士の先生に何割か持って行かれてしまいます。
個人でやれば良いのではと考えられる方も多いようですが、個人では全く相手にされないのが現状です。
また、過払い請求を貸金業者に行うと、その業者から借りれなくなる可能性があると言う事を司法書士の先生から言われました。
ただし、メリットとして過払い金の一部が戻ってきますのでデメリットを今回、眼を瞑り過払い請求をすることに決めました。
ショッピングモールの相談会で司法書士さんに出会いました
司法書士を選択した際、私の場合は意見を聞き取っていただける方にお願いしました。
相談会が近くのショッピングモールの1室で行われていましたので参加してみると、先生によって態度が異なり、お金にならないと思えば雑に扱われたり、中には真摯に対応していただける方もいらっしゃいました。
私はこの相談会で真摯に相談にのっていただける1人の司法書士の方と出会い、この方にお願いしました。
過払い請求について右も左も分からない私に先生は、まず取引履歴を消費者金融にお願いしましょうと言われました。
既に完済していますのですぐに送ってくるものだと思いましたが、全て揃えるのに2週間ほど期間が掛かりました。
取引履歴が来ましたら後は司法書士の先生が計算を行い過払い金はこの額ですと言って算出していただけました。
190万円の借金に60万円の過払い金があった
過払い金は60万円ありました。ただしあくまでも目安ですのでもしかしたら業者が渋って金額を交渉、もしくは断る場合もありますと説明を受けました。
結果、消費者金融側は別段渋ることなく合計金額60万円が戻ってきました。
その内20%の12万円を司法書士の先生に支払い手元にあるのは48万円です。
その後は消費者金融を極力使用せず、もし使用する場合は返済出来る目処があった場合のみ借りるようにしています。
私のように過払い請求について右も左も分からなくとも司法書士の先生と協力すれば思いもよらない金額が返ってくる場合がございます。
もし悩まれている方がいらっしゃいましたら、私のように相談会に参加する、もしくは現在であれば無料で相談できる事務所もございますので活用していきましょう。