キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

まつ毛エクステと厚生労働省

2009年07月25日 | ★美容の話題
ご存知ですか?まつ毛エクステ。
植えまつ毛といったりもしますが。
自分のまつ毛に1本1本人工のまつ毛をのりでくっつけて、ボリュームアップ、させるおしゃれメニューです。
つけまつ毛と違うのは、何日もとれないと言う事。


私自身は1年半ほど前に、数ヶ月間つけてました。
目元の印象変わりましたよ~。
でも、その後は、お金が続かず、断念。


まつ毛パーマよりも、ボリュームアップできるのが魅力です。

  普段のメイク  ビューラー+マスカラ
  まつ毛パーマ後 マスカラのみでOK
  エクステ後   何もナシでOK

美容室やエステでも人気のメニューです。
専門サロンも多いですね。

ところで、この技術、流行ってきたな~と思ったら、
やっぱり事故も増えてきたらしく、そうなると行政指導も始まります。
「儲かるから!」「ブームだから」とかって、未熟な技術のまま営業する人が増えてくると、こういう事態になりますね。
まつ毛パーマもそうでした。
アートメイクも、ケミカルピーリングも脱毛もそうですね。


で、その結果、「まつ毛エクステは美容師免許を持つひとしかやっちゃダメ」
と言う見解が、厚生労働省から発表されました。
(去年の春のことです)

その時点では、まつ毛エクステの施術者のほとんどが、ネイリストだったり、エステティシャンだったりで美容師さんはそれほど多くなかったはずです。
業界的にも「儲かる!これは商売になる」ということで、業界団体ができ始めたり、スクールも増えてきていたところでした。



この状態で、紙切れ一枚で「あなたは営業しちゃダメよ」と言われても、一気には世の中に浸透しないのですね。

実際に立ち入り検査が有るとか、摘発されるとか、そういうことも一切ないですし。
お役所もよっぽど重篤な事故でも起こらない限りは、そうそう動かないでしょう。
新型インフルエンザやら、医療崩壊など、他に重要な課題が山積みですもの。


この状況は、脱毛、ケミカルピーリング、アートメイク・・・ETCでこれまでも何度も目にしてきた状況です。
脱毛問題では、メーカー社長が逮捕され、会社がなくなるような事態にもなりましたが、その1社だけの問題で、あとは何もなかったかのように、街は脱毛サロンの広告であふれてますし。


しかも、今回の「エクステ」=美容業
と言う見解の根拠は、古い美容師法の「首から上の美容施術を行うのは美容師」ということなのです。

じゃぁ、フェイシャルエステは?
メイキャップアーチストは?
これらも全て、美容師免許が必要と言うことになると、いまの美容業界は大混乱ですね。

美容師法が整備されてから、数十年が経過してます。
その間、美容の内容も大きく変わりました。
まつ毛エクステなんていう美容、昔はなかったし。
メイクも美顔もほとんど美容師さんがやってた時代も有るかと思います。
でも今はかなり細分化されてきてますものね。
   髪=美容師
   肌=エステ
   化粧=メイクアップアーチスト
みたいなかんじですか?おおざっぱにって。

でもお役所では、法律を元に交通整理しないといけない。
難しいですね。


まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について(平成20年3月7日)

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